幹事クリタのコーカイ日誌2018

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3月16日 ● 谷岡学長のパワハラ発言。

 伊調馨に対する栄和人レスリング協会強化本部長・至学館大レスリング部監督のパワハラ問題。いろいろな報道でしか情報を得ることができないので、本当のところはどうなのかわかりませんが、栄監督の方が分が悪そうだとは感じます。少なくとも彼を守ろうとしているレスリング協会の対応がまるで相撲協会のように稚拙で、かえって印象を悪くしているとしか思えません。

 特に15日の至学館大学の谷岡郁子学長の会見はいただけませんでした。谷岡学長はレスリング協会の副会長という立場でもありながら、真っ向から栄監督のパワハラを否定。それも栄監督を「パワーのない人間によるパワハラが一体どういうものであるか、私には分かりません」と、栄監督のことを貶めるような発言をしてメディアや世間を挑発しました。

 挙句に「そもそも伊調馨さんは選手なんですか」と引退宣言をしたわけでもない伊調のこともけなしました。伊調が選手として活動できない原因を作ったのが栄監督であり、それが問題の核心になっているのに一体谷岡学長は何を言っているのかと思います。パワハラをしているのは谷岡学長自身であることも理解していません。

 ダルビッシュ有がこの谷岡発言について「伊調選手、栄監督両氏にリスペクトのかけらもない発言しかない」とツイートしていますが、本当にその通りであって、対立しているとは言えどちらもレスリング協会にとってその実績を考えれば宝のような人物であるはず。その2人をどちらも貶める発言をする副会長ってなんなんだ?と思わざるをえません。この2人より自分は偉いんだぞ、パワーがあるんだぞとマウンティングしているだけなのでしょう。

 まずレスリング協会はこの人を罷免するべきです。そして本人がご自慢のパワーを奪ってやってから、改めて何を言うのか聞いてみたいものです。


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