幹事クリタのコーカイ日誌2014

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3月10日 ● プロとも5年目。

 昨日また山本麻友美プロと練習会をしました。彼女との最初の練習会は2010年3月7日。今から4年前でした。ですから昨日の練習会で5年目に入ったということになります。つい先日始まったと思っていたらもう丸4年。時の経つのは本当に早いものです。そして、よくぞ我々のような下手を長年相手してくれているものだと深く感謝しています。なにせジュニアと違ってオヤジが少々テニスが上達しても、本人以外は先に何の楽しみもないですからね。

 最初の頃はあまりに山本プロが上手過ぎて、逆に彼女からしたら僕たちのような本当のお楽しみレベルのアマチュアプレーヤーとテニスするのが初めてに近かったはずなので、お互いにどうしていいかわからない手探り状態でした。当初は技術レッスンがメインで、サービスやらストロークやらボレーやらを教えてもらったりしていましたが、それならプロでなくてもスクールのコーチでも一緒じゃないかということで、徐々にゲームが主体になりました。

 ダブルスゲームをしながら、配球やポジショニングをアドバイスしてもらい、またその辺のコーチでは打てないような質の高いショットをゲームの中で打ってもらうことで、少しずつレベルの高いダブルスができるようになってきました。2年目からの目標は「プロに少しでも本気のショットを打たせる」ということになりましたが、それもなかなか叶わず、適当に手を抜いたショットでも簡単に捻られていました。

 3年目あたりからはちょっとだけ彼女のショットに追いつけるようになってきたので、「プロからゲームを取る」「プロに勝つ」と目標をレベルアップしてきましたが、実際にたまにそういうことがあっても、結局それはプロの本気ではありませんでした。手抜きとは言わないまでも全力でもないというあたりで相手をしてもらっているのが実際のところです。

 それは昨日のゲームでもわかりました。山本プロのペアがミスを連発して、彼女のサービスゲームで0-2の0-40というピンチの場面になりました。しかしそこからギアが一段と上がりました。なんと一人で一気に打ち抜いて瞬く間に逆転してしまったのです。それは見事なテニスで、男子ダブルス相手に一人でポイントを取りきれるなんて見ていてほれぼれするほどです。あれは一応プロに本気のショットを打たせたことにはなるんでしょうが、そうなるとまだ僕たちレベルでは手がつけられないようです。

 4年かかってようやくある程度のレベルには僕たちも上がってきたとは思いますが、まだまだ相手ははるか上をいっています。目標としては十分に高いところにいるので、これからもずっと楽しませてもらえることでしょう。それになにより僕にとっては長年テニスをしてきて、テニス自体がかなりマンネリ化していたので、山本プロとのテニスは大きな刺激でありモチベーションとなっています。体力の続く限りチャレンジしていくつもりです。もちろんプロが相手してくれればですけど。


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