１ヶ月前のパーティでお土産にもらった７インチタブレット「HP Slate 7」。性能は凡庸な代わりに価格をぐっと引き下げたと言われるモデルです。とは言え、タブレット自体にあまり興味がなかったので、凡庸でも激安でも関係なく、もらってもしばらくは箱の中に入ったままだったのですが、いつまでもそれでは折角の最新機種がもったいないなと思い直して取り出してみました。

　このタブレットはWi-fi接続だけなので、基本的には家で使うことになります。となると、スマホやＰＣがあるのであまりタブレットは活躍の場がないような気がします。ただ実際に電源を入れてみたら、やはりスマホよりも画面は格段に広いし、ＰＣよりも気軽に使えるというところはメリットでした。機種のレビューでは液晶の画質も悪いしカメラも解像度が低いなどと批判されていましたが、この程度なら僕には十分だと思えました。

　逆に音質の良さはどのレビューでも誉めていましたが、こういったもので音楽を聴く習慣がない僕には音質の良さはあまり意味がありません。そもそもこんな大きなものを持ち歩いて音楽を外で聴くことなんてあり得ません。かといって家で音楽を聴くことも滅多にないので、結局のところ、やっぱり使い道がよくわからないということです。

　あとまだよくわからないのが日本語入力。最初はとまどったもののとりあえず入力はできるようになったのですが、キーボードではないので時間がやたらとかかります。これがスマホやガラケーならそういうものだと割り切っているのでストレスもそれほど感じないのですが、なまじ図体がでかいだけにもう少し簡単に入力ができないのかとイライラします。他に入力の方法を切り替えられるのか、それとも慣れるまでの辛抱なのかわかりませんが、入力効率が悪いとSNSでも入力しにくいので読むだけ専用になりそうです。

　なんでもそこそこできるけど、これと言った使い道が思い浮かばないタブレット。僕の周りにはタブレット使いがたくさんいます。ほとんどの人はiPadですが、タブレット自体のできることに大差はないでしょう。みんなタブレットを何に使っているのか聞きたいものです。