これを書いている１６日未明、台風２６号がかなり日本に近づいてきています。どうやら関東地方を明け方には直撃しそうなコースで、報道によれば気象庁では「関東に接近する台風としては１０年ぶりの強さ」としているそうです。

　この１０年前の台風とは、２００４年１０月（正確には９年前です）に伊豆から関東を直撃した台風２２号。この台風には僕も深い思い出があります。当時のことはこのコーカイ日誌でも書きました（「台風とプチオフ」）が、東京に２泊３日で遊びに出かけた時にモロにこの台風２２号にぶち当たったのです。

　２００４年１０月１０日金曜日にテニスサークルの仲間と一緒に東京に行き、有明でジャパンオープンを観戦。その日は有明で観戦だけではなく、事前に抽選で当たったのでシャラポワのサービスを受けるイベントにも参加することになっていました。その後にお台場でネットで知り合った人とプチオフを開き、翌１１日土曜日も有明で観戦。僕の家族は僕がテニス観戦をしている間に東京ディズニーランドに遊びに行き、夜に幕張で合流して宿泊、１２日日曜日に名古屋に帰ってくるという計画でした。

　台風は金曜日から激しい雨を降らせ、夜にはかなり強い風も伴って吹き荒れました。試合は有明コロシアムだけで行われたため、シャラポワとのイベントはスケジュールが詰まって中止になりガッカリ。プチオフは嵐の中、お台場で強行されました。土曜日に台風は上陸、コロシアムは屋根を閉めていたにも関わらず雨漏りがして試合が中断する始末。コロシアムから外を見ていたら笑ってしまうくらいの暴風雨でした。当然夜まで新幹線など交通機関は動かず、サークルの仲間は名古屋に戻れませんでした。僕の家族は嵐の中、ディズニーランドに入場して全てのアトラクションが待ち時間なしの乗り放題とうい貴重な体験をしました。

　あの台風から早くも９年が過ぎ、当時一緒に観戦に行ったサークルの仲間も１人を除いてもう在籍していません。ついこの前のことのように覚えているのに、時の流れは本当に早いものです。