２年ぶりに確定申告をしています。昨年株で損失を出したので損益通算して税金を還付してもらう予定です。前回も書いたかも知れませんが、本当に国税庁のホームページはよくできていて、とにかく言われるままに入力していくと書類ができてしまうのだから素晴らしいです。大昔に税務署に行って相談しながら申告書を書いていた時代からしてみたら夢のようです。

　初めて確定申告したのは２６年前。住宅ローンの特別減税の申告をした時です。確定申告なんてどうすれば良いのかわからずに、ネットもない時代ですからとりあえず税務署に行って聞きながらやったのを覚えています。書類を揃えて記入してまた税務署に行って直されて。最終的に提出できた日が大雪で、帰る時にはかなり積もっていてスタックしている車がたくさんある横を恐る恐るすり抜けて帰宅したのを覚えています。

　その後、医療費の還付申告もやりましたし、税務署には何回か行きましたが、ここ数年は医療費控除、株式の損益通算など、毎回ネットで済ませているので本当に楽になりました。雪が降っても税務署まで提出に行く手間さえかかりませんから。ＩＴ化って便利だなぁという典型的な例です。

　ただまだまだだと思うのは添付書類がデジタルデータ化されていないこと。すべて紙に印刷されたものを添付して提出する必要があります。証券会社から送られてくる証明書の類も基本的には数字のデータなんだから、これらを証券会社が印刷して我が家に郵送して、それをまたこちらから税務署に郵送するというアナログなことをしなくても良いようにできないのでしょうか？

　年末調整の時に提出する保険料などの添付書類もそうですが、あんなものも保険会社から税務署が直接参照できるようにしてもらえたら面倒がないのにと思いますが、それだと個人情報の漏洩などまずいことがあるのかな？早くお役所関係の昔ながらの書類がデジタルデータ化されることを願っています。