今日10月10日は体育の日。かつて東京五輪の開会式の日だったのにちなんで体育の日に制定されたのに、ハッピーマンデーで10月の第２月曜日に変更になってしまいましたが、久しぶりに体育の日が本来の日になりました。そして、僕がテニスサークルのサイトを開設したのがこの10月10日。1996年のことですから15年前の話です。当時はテニスサークルのサイトなんて日本中に数えるほどしかなく、僕が見た限りでは名古屋では初めてだったんじゃないかと思います。1996年なんてインターネット自体がまだ日本では黎明期で、個人がサイトを持つことすら珍しかった頃でしたから。

　そして同じくこの「コーカイ日誌」も16年目に突入しました。サークルのサイトのひとつのコンテンツではありましたが、実際にはサークルのサイトよりも半月早く、9月25日からコーカイ日誌はスタートしています。最初の話題が伊達公子の引退だったのですから、15年という時の流れを痛感します。いつもテニスの相手をしてもらっている山本麻友美プロの誕生日が1982年10月10日ですから、サイト開設当時はまだ14才になったばかり。まさかその頃中学生のお嬢さんだった人に後々テニスを教えてもらうことになるとは、もちろん夢にも思いませんでした。

　ところで10月10日は僕の結婚記念日でもあります。1986年当時珍しい手作り結婚式の走りで、チャペルで挙式をして、親族とは近くのレストランで食事会、その後に友人を50人近く集めてホームパーティをしました。結婚と同時にマンションを購入したので、新居のお披露目を兼ねてのパーティでしたが、僕の高校時代の友人数人が朝方まで残って飲んでいたので、後片づけが大変でした。なにせ翌11日の午後には名古屋空港からヨーロッパへ新婚旅行に出発しなければなりませんでしたから、徹夜で家を片付けてそのまま飛行機に飛び乗りました。しかも、当時は「アンカレジ経由」だったので、家を出発してからバルセロナのホテルに着くまでに実に27時間もかかりましたから、もう本当に最後は倒れそうでした。若くて体力があったからこそできたことです。

　と言うことで、今年はなんと結婚から丸25年。銀婚式です。銀婚式なんて初老の夫婦のやることだと思っていたので、自分がいつの間にかそんな年齢になるなんて驚き以外の何ものでもありません。と言うか、よく25年も結婚生活が保ったものです。そっちの方が驚きかな。

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