幹事クリタのコーカイ日誌2011

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10月9日 ● 中日が急ブレーキ。

 快調に白星を積み上げて首位に立った中日が急におかしくなってしまいました。一昨日の巨人戦、9回まで4-0でリード。エース吉見が完封寸前というところから打たれて、急遽リリーフのマウンドに上がった浅尾までが同点タイムリーを浴びて引き分け。吉見と浅尾という今季優勝したらMVP候補の2人が打たれたのだから仕方ないとは言え、そこにまずい守備も加わってのことでしたし、不甲斐ない引き分けだと言われても仕方ありません。

 そして昨日は巨人のルーキー沢村に何とあわやノーヒットノーランという1安打に抑え込まれてしまいました。いくら貧打の中日打線とは言え、ルーキーにこんな体たらくというのは情けなさ過ぎます。連夜の不甲斐ない試合に、ナゴヤドームに詰めかけたファンもさぞかしガッカリしたことでしょう。

 中日にとって幸いなことに、昨日はヤクルトも負けたお陰で首位だけはキープできました。次のヤクルト4連戦を前にどちらが調子を上げて臨めるかという感じです。巨人に負けても直接対決で3勝1敗ならかなり優勝は近くなります。ここまできて大魚を逃すということだけはして欲しくないので、ぜがひとも立て直して欲しいと思います。

 ところでパ・リーグでは田中マーくんが素晴らしいピッチングを続けていて、ついに勝ち星でも防御率でもダルビッシュを抜いてリーグトップに躍り出ました。ダルビッシュも素晴らしい内容なのですが、打線の援護がなくここのところ勝ち星が伸びません。マーくんは20勝の大台の可能性も出てきました。防御率も奪三振も勝率も本当にレベルの高い内容です。残り2試合くらい登板機会があるかと思いますが、マーくんとダルの頂上争いはなかなかの見物です。

 セ・リーグでは吉見が勝ち星、勝率、防御率ともにトップですが、マーくんの18勝、勝率.783、防御率1.33、13完投、5完封、230奪三振、ダルの17勝、勝率.739、防御率1.49、9完投、5完封、261奪三振に比べると、吉見の16勝、勝率.854、防御率1.75、4完投、2完封、114奪三振は決して悪くはないのですがかなり見劣りします。優勝すればMVPは獲れても沢村賞はマーくんとダルの2人に絞られたと言っても良いでしょう。まあ優勝ができれば個人のタイトルなんて二の次でしょうけどね。




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