幹事クリタのコーカイ日誌2011

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2月1日 ● 50代最初の試練はバンド演奏。

 今月はいよいよ五十路の大台に乗る誕生月。もうあと1週間で僕の40代も終わりです。そして、誕生日から2週間後には発表会ライブがあり、昨日も書いたようにそれに向けて初めて「Part-Time Lover」のバンド練習をしました。ただサックスクラスの生徒であるのに、先日はサックスの先生不在。吹奏楽の指導もしているというベースの先生が主にまとめ役としていろいろ指導してくれました。

 もちろん、サックスの先生ではないので、技術的な指導はありませんでしたが、全体の構成やら何やら細かいことまで気を配って、バンドとしての仕上がり具合をチェックしていました。まあ僕には実際のところ先生たち同士の細かい打ち合わせの内容はよくわかっていませんが。

 で、その中で一番戸惑ったのはテンポを速くしようということになったこと。サックスの先生の配慮で、原曲の速さでは忙しくてついていけないだろうということと、せっかくだから大人な感じで少し遅くしてジャジーにプレイしようということから、かなりゆっくりの指示が出ていたのですが、演奏している他の先生たちにしてみるとやはりノリが悪いと感じたようです。

 「クリタさん、もっと速く吹けますか?」と言われて「え、いや、やったことはないですが…」「じゃあ、やってみましょう!」とあっさりグーンとスピードアップ。もう吹いていると何がなにやらわからないくらいに忙しい。ひたすら後ろからドラムでせっつかれているようで、もうすっかり息を切らしての全力疾走でした。ただ先生たちはノリノリで、「良いですよ、これでいきましょう!」と盛り上がっています。まあ僕も楽しかったのですが、本当にこれで良いのかな?という疑問は残りました。

 で、昨日レッスン日だったのでサックスの先生と話し合い。実際にそのテンポで吹いてみると「うーん、やっぱり速すぎますねぇ。リズム楽器の人たちはこれくらいが気持ち良いかも知れませんが、メロディを吹くサックスとしては、もう少し落ち着いて一音を大切にしたいですから」ということで、最初のゆっくりよりはかなり速く、でもバンド練習で言われたよりは遅く、その中間くらいの速さでやることになりました。

 正直、ゆっくりでも速くても僕としては難しいことには変わりありません。ゆっくりだと息が苦しくなるし、リズムを正確に刻むのが大変。速ければノリで一気に吹けて楽な代わりに、もちろん指がついていくかどうかは心もとない。まだまだ下手なので、いずれにしてももっと練習しなくてはダメだよね、ということでは同じなのです。

 ライブ当日まで残り3週間を切りました。何より心配なのは前回のホールでの発表会同様、練習ではちゃんと吹けても本番で緊張のあまりガタガタになること。今回はライブハウスだから、少しはリラックスしてできるかも知れませんが、こればっかりは場数なのでもう開き直るしかないです。50才になって最初の試練。楽しんでやれれば良いのですが。

 


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