幹事クリタのコーカイ日誌2011

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1月31日 ● 素人を楽しませてこそプロ。

 週末はサッカーアジア杯決勝と全豪オープンテニスで盛り上がりました。どちらもプロが死力を尽くして戦っている姿を堪能させてもらいましたが、プレーを見せるだけで金を取れる選手というのはやはり素晴らしいことだと思います。

 サッカーは、強豪オーストラリア相手に日本が持てる力の全てを尽くして戦い、勝利をもぎ取ったという印象。昔の日本サッカーと比べたら本当に成長したなと思うことがいくつもあって、それだけでも感動しました。トラップひとつ、パスの精度ひとつ取っても20年前はおろか5年くらい前と比べても巧くなっていますし、戦術もメンタルも采配も含めて格段のレベルアップがあったからこそ、堂々のアジアチャンピオンになれたのだと思います。

 これで2013年のブラジルでのコンフェデレーションズカップにアジア代表として参加できます。ワールドカップ前年に真剣勝負ができるというメリットだけではなく、各大陸代表の強豪国と互角に渡り合う姿をサッカーファンに見せてくれることがまた楽しみです。

 ところでこの週末は「魅せる」プロだけではなく、一緒に「プレイする」プロにも楽しませてもらいました。ひとつはいつものテニスの山本麻友美プロとの練習会。もともとは「魅せる」プロが一緒にプレイしてくれるのですから、それだけでも楽しいのですが、昨日の山本プロはいつにもましてフォアハンドの精度が高く、自由自在に打ちわけていて我々の仲間が見事に手玉に取られていました。ゲーム途中で思わず「赤子の手を捻ってますね」とプロに言ってしまったほどです。

 隣のコートにいた顔見知りのオジサン(というかオジイサン?)たちが自分たちのプレイもそこそこにこちらのゲームを見ていましたが、本当にそのあたりでは見かけることができない質の高いプレーをされると感動してしまいます。一緒にテニスをしていてこれほど楽しませてもらえるのはやはり凄いことだと思いました。

 もうひとつは昨夜サックスのスクール生によるライブを控えて、スタジオでリハーサルをしたのですが、初めてのバンド体験を大いに楽しませてもらいました。サックスの僕以外はギター、ベース、ドラムス、キーボード全てスクールの先生たち。初めてバンドでサックスを吹くためにガチガチに緊張している僕をいろいろと盛り上げてリラックスさせてくれました。

 最初から最後までメロメロだったにも関わらず、ずっとみんなで「良いですよ」と誉めて乗せてくれるのです。こちらとしては「良いわけないよな」と思っていますが、それでもダメ出しなんかされたら余計に緊張でダメダメになることもわかっていますから、誉めてもらえてかなり助かりました。本番まで残り3週間。プレイするのは1曲だけとは言え、そのステージを楽しむためにもっと練習しなければ。

 そして、バンドは楽しいと改めて実感。30分間で4〜5回演奏しましたが、慣れるほどに演奏する楽しさが増しました。プロは素人を気持ちよくさせてくれるからこそプロ。自分も広告のプロとして改めて自分の仕事のやり方を見直そうと思いました。

 


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