幹事クリタのコーカイ日誌2010

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7月2日 ● 「山口百恵in夜のヒットスタジオ」で甦る青春。

 6月30日発売の「山口百恵in夜のヒットスタジオ」。発売が発表された瞬間にアマゾンで予約したものですが、29日に届くというアマゾンのナイスプレーで、早速堪能させていただきました。と言っても全6枚組のDVDですから、一気に全部見るというわけにもいかず、ちびちびとお酒を飲むように楽しんでいます。先行して昨年12月に発売された「ザ・ベストテン山口百恵完全保存版DVD BOX」と両方揃って、これでもう老後の楽しみは万全という感じです。

 ベストテンの山口百恵もほぼ全部リアルタイムで見た覚えがありますが、夜ヒットの山口百恵も同じくほぼ全部見覚えがあります。どれだけ歌番組が好きなんだ、と言われそうですが、本当に小学校高学年から大学を卒業するまで、夜のヒットスタジオは欠かさず見ていました。もちろん、それ以前も両親と一緒に見てはいたのですが、遅い時間帯の番組ゆえに幼い頃はさすがに寝てしまっていたことも多く、記憶はおぼろ。はっきりと意識して見ていた記憶があるのは小学校高学年以降。そして山口百恵のデビューした1973年に僕は中学に入学し彼女のファンになったので、ほぼ全部見た覚えがあるのも当然です。

 残念ながらフジテレビのアーカイブにはデビュー直後から2年ほどは映像が残っていなかったようで、1975年の「夏ひらく青春」以降の出演シーンしか収録されていません。デビュー曲「としごろ」を歌う百恵の姿をテレビのお宝映像番組でも見かけないのはそういうことだったのかと思います。それでもまだ16才の姿が残されているだけでも貴重。夜ヒット独特のオープンニングメドレーはもちろん、歌謡ドラマ、恋人選び、さらに特典映像でスター千一夜やラブラブショーまで入っていて、見ていると一気に中学生当時の気持ちに戻れるのが凄いです。やっぱり僕は生涯百恵ファンです。

 ちなみに歌謡曲ファンとしては山口百恵のみならず、チラチラと映り込む他の歌手たちの姿を追うのも楽しみで、青江三奈や殿様キングスは懐かしいし、五木ひろしや細川たかし、和田アキ子らがまだ「若手」扱いされているのも楽しい。本当に見ていて飽きません。

 今回は山口百恵引退30周年記念ということで発売されたようですが、今後百恵以外の歌手で同種の企画が続くかどうかも楽しみです。松田聖子、中森明菜、沢田研二あたりはニーズがあると思いますが、ジャニーズ系はファンはいても事務所が簡単にはOKしない気がしますし、ピンクレディーは活動期間が短すぎるかも。キャンディーズは「8時だよ!全員集合」の素材から出した方が面白いでしょうね。まあ出たからと言って百恵以外は買うかどうか微妙ですけど。



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