幹事クリタのコーカイ日誌2010

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5月9日 ● ほぼ毎日更新するだけが取り柄。

 とこりさんに「毎日欠かさず、結構なボリュームでしっかりとした内容の文章を更新し続けている人たちってほんとうにすごいと尊敬しちゃう」と名指しで誉められてしまって、「いやいやいや」と驚いています。言葉半分に受け取っても、そこまで言われるほどのことをしているとは到底思えません。

 確かに1996年9月からこの「コーカイ日誌」を書き始めてから13年半、ほぼ毎日書き続けています。書かない日というのは泊まりで出かけた時か、よほど体調が悪くて高熱を出して寝込んだ時くらいで、年間360日くらいは更新を続けていますが、だからと言ってただそれだけのことで本当に大したことではありません。

 と言うのも、書いてはいるもののクオリティに自分ではそれほど拘っていなくて、特に書きたいことがない日や、気分が乗らない日はかなり手抜きの更新で済ませているからです。僕はサイトを始めた時に「マンガ時評」というコンテンツも作りました。こちらは本当に気合いを入れて書いていて、金を取っても良いと言われるくらいのクオリティを目指していました。構想3日完成2日くらいの時間をかけてじっくりと取り組んでいたし、実際書き続けていた時にはかなり反響もあったのです。

 しかし、そこまで気合いを入れて書くと疲れます。どんどん自分で自分を追い込んでいってしまって、徐々に書けなくなってくるのです。結局当初は隔週での更新を目指していたのに、それが月イチになり、隔月になり、最後は年に1回更新になってしまい、69本書いたところで止まってしまって、今はもう3年も書いていません。一応まだコンテンツとしては残してありますが、もはや訪れる人も少ない閑散とした状況になっています。

 それに比べるとこの「コーカイ日誌」は手抜きも良いところです。時々気合いを入れて書く時もありますが、それはせいぜい月に数回。ほとんどの場合は「さてどうしようかな」と思ってから行き当たりバッタリで15分程度でまとめて書き上げてしまいます。適当にまとめることすらできない日は「今日はダメだから」と数行で終わらせたことも何度もあります。

 これだけ長い間やっていれば、読者の反応が良いネタと食い付きが悪いネタも自ずとわかってきますが、それにもあまり拘ることはしていません。書きたいことを書いています。とにかく「なるべく毎日更新する」という以外の「縛り」を自分でなるべく作らないようにしています。せいぜい「極力誤字脱字文法上の誤りをなくす」くらいですかね。コピーライターという職業上、それは最低限の倫理規定かなと思っているので。だったらクオリティの維持も職業上頑張れよ、と思われるかも知れませんが、それはあくまでも仕事で頑張りますので。

 と言うことで、今後もなるべく毎日更新する代わりに、あまり大したことは書かないと思いますので、時間潰し程度にたまに読みにきていただければと思っています。よろしくお願いします。



twitterでもつぶやいています@kanjikurita

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