幹事クリタのコーカイ日誌2010

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5月5日 ● 何のために、誰のために、書いているのか。

 この「コーカイ日誌」は1996年秋からスタートして、ほぼ毎日更新して13年半。「コーカイ」というタイトルの通り、広く世の中に公開しているわけですが、とは言え有名人でもアルファブロガーでもないので、読んでいる人なんて多く見積もっても500人くらいなものです。世間に対する影響力はミジンコほどもないので、半分以上は自分のために書いていると言っても良いでしょう。

 実際、自分が書いたものながら振り返って読むとこれが結構面白いし、書かないことや、ぼかしていることはあっても嘘は書いていないので、自分の備忘録としてもかなり有用です。例えば過去のGWはどうやって過ごしてきたかなぁ、なんて思って4年前9年前のコーカイ日誌を振り返れば、ちゃんとそこにその時のトピックが書いてあるので個人的には実に役立ちます。

 そんなもの、普通に日記書いてれば良いじゃん、と言われるかも知れませんが、むしろ公開することで日記よりもわかりやすく客観的に記述するから、後で振り返った時に内容が具体的でわかりやすいのです。僕は日記もつけていますが、自分しか読まないとわかっているのでかなり省略が多く、後で読み返してみてもどういうことだったのか事実関係がわかりにくいことも多いのです。もちろん、日記には書けるけれどコーカイ日誌には書けないこともたくさんあるので、両方が必要ではあるんですけどね。

 最近はこれにツイッターが加わったので、ますます自分の行動や考えていることがどんどんデジタルデータとして蓄積されています。これほどまでに自分の行動を残していく必要があるのかと考えれば、恐らく僕が犯罪者になった時にマスコミに利用されるくらいのことで、普通に生きていく分には無意味でしょう。自分以外の人間にとっては僕の行動記録などほぼ無価値です。

 まあそれでも書きたい人間は書く。意味があるからでも目的があるからでもなく、ただ欲求のままに書いています。そういうものですよね。



twitterでもつぶやいています@kanjikurita

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