幹事クリタのコーカイ日誌2010

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3月3日 ● 女性のチャレンジ適齢期は30才?

 先週に引き続き昨晩もまたラジオ出演。先週は自分自身がゲストとして喋ってきたのですが、昨晩はテニス仲間の女性のアテンドとして一緒に出たので(しかも他のゲストの話で時間が押してしまったので)、あまり自分のことは喋りはしませんでしたが、ラジオ放送後にみんなで軽く飲みに行っていろいろと話をして、かなり興味深い話をたくさん聞くことができました。

 僕が連れていったKさんはJICAから派遣されて中米2ヶ国に合計4年7ヶ月滞在。発展途上国での医療や生活の驚くような現状を話してくれました。彼女によれば「日本は平和過ぎてボケてしまう」らしく、また夏に今度はエルサルバドルに派遣されて行くそうです。

 他のゲストは1人はNさん。名古屋のテレビ局に勤務していたのですが、今は学生時代に留学していたアメリカで知り合ったスペイン人の男性と結婚してスペイン在住。日本とスペインを結ぶ仕事をするために両国を頻繁に往復しているそうです。もう1人のSさんはかつて「お天気お姉さん」だったのですが、一念発起して大学院に通い博士号を取って、今では名大准教授。つい先日までドイツに環境問題の研究に行っていて、ドイツの話をいろいろ教えてくれました。

 一番年上のSさんはアラフォー、Kさんは30代半ば、Nさんが30代前半。みな30才頃に人生を変えるようなターニングポイントがあって、そこで果敢にチャレンジして現在に至っています。何かを始めるのに遅いということはありませんが、やはり体力や集中力、持続力、頭の柔らかさなどを考えると、30才くらいからチャレンジするのが一番良いタイミングなのかと思います。

 これが若過ぎても難しいのは、社会経験のなさと、女性はやはり若い女性特有の「甘え」があるからだと思います。女性は20代までは何だかんだと周りの男性が甘やかしてくれます。それに安住していると何も身に付かないし生み出せないのですが、30才過ぎてふと気がつくと「若い女の子」扱いされていない自分を見つけます。そして「これはもう自分の足できちんと立たなければ」と理解すると、途端に素晴らしい力を発揮するようになります(もちろん20代から頑張っている女性もいますけど)。

 そして女性が甘えを捨てて自分のキャリアを積み上げるようになると、見る目のある男からはその姿が魅力的に映るようになります。逆にそれまでチヤホヤすることだけが上手かった中身のない男が安っぽく見えてくるようになるものです。自分がある程度上に登っていかないと、男の本当の価値はわかりませんからね。

 女性が若さを除いたら何も取り柄がないと思ったら、チャレンジした方が良いと思います。Sさんも「お天気おばさんの需要はないと思ったんですよ」と言っていました。その気づきが大事です。男?男のことは知りません。もともと男には自分の力で道を切り開いていくしかないのですから。



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