ゆずの追加コンサートが昨晩名古屋でありました。今やファンクラブに入るほどのゆずの熱狂的ファンである娘は、そのチケットが入手できず残念がっていたのですが、僕のテニスサークルの友人がその話を読んでチケットを２枚譲ってくれたので、無事に昨晩娘は友達と行ってきました。

　コンサートは６時半から始まって終わったのが実に９時２０分頃。３時間近い熱演だったそうです。会場近くのコンビニの駐車場で娘を待っていた妻は１時間以上待たされてしまったようですが、初コンサート体験に娘は大興奮で帰ってきました。「ほとんどの歌は知っていた」「ずっと立ちっぱだった」「めちゃくちゃテンション上がった」などといろいろ話をしながら戦利品を広げて見せてくれました。

　会場で買ってきたのは定番のグッズ。タオル（1500円）、Ｔシャツ（3500円）、パンフレット（3000円）、スノードーム（2500円）。合計１万円を超えています。そこまで価値があるのかと言われれば、もちろんファンには十分の価値があるわけで、本当にファン相手の商売ははたから見ているとボロいです。

　これではますます娘のゆず熱は燃え上がるばかりで、勉強もやらずにＰＶのＤＶＤを繰り返し見ながら一緒にギターを弾いています。ギター歴２ヶ月とは思えない上達ぶりはゆずのお陰。本当に集中力だけは人一倍だなぁと感心してしまいます。最近はサックスが前奏（だけじゃないけど）に入る「陽はまたのぼる」という曲の譜面を持ってきて、これを吹けとまで命じられています。幸い簡単なメロディだったので、サックス歴７ヶ月の僕でも何とか吹けました。

　残念なことにアコースティックギターとアルトサックスの音の高さをどう合わせて良いのかよくわからずに、まだ合奏は完成していませんが、ゆずのお陰で高校生の娘と一緒に楽器を演奏するなんて、海外ドラマに登場するパパのようなことまでさせてもらいました。楽器なんてものには無縁の「三丁目の夕日」的我が幼少期を思うと、本当にこれは同じ人間かと思うくらいのライフスタイルの変化です。書いていても面映ゆい。

　ま、それはともかく、ゆずのコンサート絡みでチケット代も含めて２万円近く使ってしまった娘は財政的には危機的状況に陥っています。どんなことであれ、のめり込むと金がかかる、という人生の真理も学ばせてもらっているので、これまたゆずに感謝です。まあそれだけゆずには月謝を払っているということですけどね。

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