幹事クリタのコーカイ日誌2009

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12月27日 ● ジャズは良いけどクラシックはちょっと。

 サックスを始めて半年が経とうとしています。全く音楽経験なし、楽譜の理解は中学音楽レベル。そんなオジサンが週に2〜3回程度の練習でどこまで上達できるのかという、一種の実験のような感じもしますが、半年経ったところで振り返ってみると「思った通り」としか言いようがありません。

 以前にテニスの上達ぶりと比較したことがありますが、サックスも本当に練習すればするだけ上達していくので、そういう意味では全く意外性がありません。練習している割にちっとも上達しないということもなく、もちろん逆に練習もしないのにどんどんナベサダのごとく吹けるようにもなりません。始めた時は半年で曲がヨタヨタと吹けるようになるくらいかな、と思っていましたが、今は本当にヨタヨタと簡単な曲を吹いています。

 テキストの順番通りに練習してきた「アメージング・グレース」「ダッタン人の踊り」「ムーン・リバー」とここまでは比較的順調。人に聞かせられるレベルでは到底ありませんが、間違えずに最後まで吹ければ自分的にはとりあえず満足。本当はもっと「良い音」で吹きたいのですが、今はそこまで高望みをせずに頑張っています。

 さて、問題は次の課題曲。と言ってもまだしばらくは「ムーン・リバー」が続くので、始めるのは2月くらいだと思いますが、次は「モーツァルトの子守歌」なんです。ヘンリー・マンシーニだって敷居が高いのに、モーツァルトって。クラシックですよ。畏れ多くて吹けません。

 この曲をご存知の方はわかると思いますが、とても綺麗な曲です。しかも音域も狭いし簡単そうに思えます。多分ピアノで弾けばそれほど難しくないのかも知れません。ただ初心者がサックスで吹くといろいろ壁に当たるようにできているんです。意地悪なところがあって、試しに吹いてみてかなり挫折しました。クラシックって、やっぱり一番簡単な曲でも一筋縄ではいかないようです。サックスがジャズだけではなくクラシックでも使う楽器だというのを痛感しています。もっともジャズだってこの先どんどん難しくなるのは一緒ですから、結局「どんとこい」と言いながらコツコツ練習しかないんですけどね。


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