幹事クリタのコーカイ日誌2009

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9月26日 ● 息子がハタチになりました。

 長男が昨日で20才になりました。子どもの成長は早いものですが、高校生くらいからの数年は本当にあっと言う間の出来事だったような気がします。成人した子どもを持つ親、という存在に自分がなったことがまた驚きで、自分の成人式だってハッキリ覚えているのに、一体全体どうしてこうなってしまったのかとすら思えてしまいます。息子が生まれてからのこの20年はまさに一炊の夢のごとし。息子よりも自分がそんな年齢の大人になってしまったことにしみじみしちゃいます。

 河島英五の名曲「野風増」の出だしの歌詞「お前が 二十歳になったら 酒場で二人で 飲みたいものだ ぶっかき氷に 焼酎入れて つまみはスルメか エイのひれ」。ちょうど自分が結婚する直前の歌で、この歌詞を聴いて「良いな〜それ」なんて思っていたのですが、実際に息子がハタチになってみたら、別に2人で居酒屋にいかなくても良いかって感じでした。何より息子はまだビールは苦い、お茶で良いなんて言っているくらいで、最近の「酒を飲まない若者」の典型ですから、酒を飲みに連れていっても喜びません。昨晩は息子のリクエストでステーキだったのですが、酎ハイを少しなめただけで、後はご飯をガツガツと食べていました。

 まあそんな息子でも成人は成人。これで少しだけ親の責任も軽くなったというものです。本当に親の責任から解放されるのは子どもが自立した時かも知れませんが、まあ一歩ずつ親離れしていってくれれば良いですから。