幹事クリタのコーカイ日誌2009

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9月20日 ● レベル上げの楽しさ。

 趣味に没頭するのはもちろんその行為自体を楽しいと思っているからなんですが、技術的な熟練が必要になる趣味になると「上達する」楽しみというのも加わります。もちろん「下手の横好き」という言葉のように、下手でもずっと楽しめるのも幸せですが、「好きこそものの上手なれ」の方がやはり嬉しいことには違いありません。

 僕がいま楽しんでいる2つの趣味であるテニスとサックス。サックスはまだはじめて2ヶ月ということもあり、レベルアップをしっかり実感できます。ドラクエで言えばレベル1からスタートしてまだレベル3くらいのところですから、もうレベルアップが早い早い。もっともスライムにはようやく負けなくなってきたけど、キメラがでてきたら即死かもというところなので、レベルが上がったところでまだ大したものでは全然ないんですけどね。

 逆にテニスは30年も続けている趣味ですから、さすがにレベルもかなり上がってきてしまいました。ちょっとやそっと経験値を積み上げてもなかなか簡単にレベルは上がりません。その代わりボストロールや動く石像にも勝てるくらいにはなっています。

 昨日ミックスで対戦した相手は、男性はまあそれなりの人ですが、女性は愛知県代表として全国レディースに出るくらいのベテランプレーヤー。僕たちが対戦するレベルの相手としては最強の部類で、ドラクエならドラゴン級の敵です。僕のペアも練習熱心で最近かなり上達してきたとは言えまだまだ「普通」なので、これは「つうこんのいちげき」でコロリとやられてしまうのではないかと心配しながら対戦しました。

 ところが実際に戦ってみると、これが意外と互角。負けはしたものの、本当に試合展開は五分で、もう一度やったら勝てるかもというくらいの手応えがありました。もちろん相手の女性のレベルにペアの男性が釣り合っていなかったということもダブルスなので大きいのですが、それにしても自分がここまでレベル上げができていたんだということに自分で驚きました。

 ドラクエのようにちゃんとレベルがいまいくつなのか数値で明示されれば良いのですが、陸上や水泳のようなタイムもないテニスでは、基本的に強い相手と試合をして、その手応えでレベルアップを実感するしかありません。幸い昨日の試合ではそれが実感できたので随分と楽しい気分でした。もっとも結局は負けているので、本当は勝ってから言えよ、というところなんですが、まあ手応えだけでとりあえずは十分です。