幹事クリタのコーカイ日誌2009

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9月14日 ● 結婚式のドレスコード。

 昨日、6年振りに結婚式に出たら新郎友人のファッションが普通のスーツ姿ばかりで信じられない、ということを書きましたが、その後でサークルに行き30代のメンバーに聞いたところ、最近の結婚式ではそれが普通だ、ということを聞いてさらにビックリしました。

 まず30代と言っても後半、アラフォー世代のS井くんの証言。「僕がちょっと前に久しぶりに結婚式に出たら、黒の礼服に白のネクタイをしてきたのは僕だけで、後はみんな普通のスーツ姿だったんですよ。オレ、浮いてる?って思ってショックでしたよ。今度から結婚式に呼ばれたら事前にどんな服を着てくるのか、みんなに聞いておかないとヤバイです」ということ。

 次に30代前半のアラサーのI藤くんの証言。「あ、結婚式ですか、はぁ、普通にスーツ姿で出ますね。ちょっと良いスーツに派手目のネクタイにしますけど、基本的には会社に着ていくスーツと変わらないですよ、はぁ」ということ。

 これに加えて、昨日の結婚式で僕とK藤ちゃん以外はみんな普通のスーツ姿だったという事実を組み合わせると、どうやら今の30代以下の認識では、結婚式と言えども特別なファッションは必要ない、むしろ黒の礼服やボウタイなんか着ていくと悪目立ちするという認識のようです。いやぁ、しばらく結婚式界隈から離れていたら、世の中はそんなことになっていたんですね。オジサン、本当にビックリするやら情けないやらです。ちなみにネットで調べてみても、だいたい傾向は同じようですね(参照)。

 こうなってくると、ドレスコードについて改めて若者たちに説教したいくらいですが、もうそれは時代が違うということでしょうか?結婚式のドレスコードというのは断りがない限りは「準礼装」もしくは「略礼装」です。準礼装ならディレクターズスーツ、タキシード。略礼装なら黒の礼服(日本独自の略礼装で海外なら単なる黒いビジネススーツとしかみなされませんが)、ダークスーツ(ボウタイ)です。普通のビジネススーツにネクタイでは「平服」ですから、せめてダークスーツならボウタイにポケットチーフくらいはしてきて欲しいと思います。まあ20代は許しますが、30代になったら常識として恥ずかしくない程度のドレスコードはわきまえていても良いんじゃないかと。

 これから結婚式に呼んでもらえる機会がそれほど多くあるとは思えませんが、もし次に呼ばれたらドレスコードを事前に新郎新婦に聞いておかないと心配でなりません。できたら「準礼装以上」とか招待状に書いておいてくれないかなぁ。やっぱりタキシード着ていきたいし。なにより、たまにはピシッとしたファッションをするのって楽しいじゃん、と思うのですが。