幹事クリタのコーカイ日誌2009

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9月1日 ● 次の自民党総裁は誰に?

 一夜明けて選挙絡みの報道はますます溢れかえっています。いろいろと興味深いところはあります。例えば前回の小泉チルドレン並みにボンクラな小沢チルドレンもいそうですが、まだタイゾーや片山、佐藤、猪口、井脇のようなキャラが立った当選者は見つかっていないようです。発掘されるのはこれからかも知れませんが、今から振り返ると小泉チルドレンは本当に良くも悪くも(ほとんど悪くですが)マスコミ受けする人が多かったですね。

 300を超える議席を得てしまった民主党はこれから組閣作業に入るときっと揉めるんだろうな〜と思います。長年の野党暮らしからようやく勝ち取った政権与党。「大臣になりたい病」が発症する人もたくさんいることでしょう。鳩山も小沢や菅や岡田、前原らの意向も無視できないし、社民党や国民新党とも連立する以上は枠を与えなければならないし、かつての自民党のように派閥均衡人事をやらざるを得ないでしょう。

 対する自民党は麻生辞任に伴い新総裁を選ばなければなりませんが、こちらはなり手が見つかるかどうか。なにせ苦しい立場です。結党以来の難局を乗り切る舵取りですから大変なことは火を見るよりも明らか。誰だって火中の栗を拾いたくはないでしょう。しかも参院選のことを考えると、選挙の顔としてイメージが良くなければならないし、そんな都合の良い人材がいるのでしょうか?

 舛添要一はそんな損の役回りを受けないだろうし、野田聖子も出戻りだし、小池百合子は比例復活組で印象悪いし。そうなると石原伸晃くらいしか候補者がいません。まあ清新さという意味ではそこそこだし、本人もやる気はあるだろうから悪くはありませんが、いまひとつインパクトに欠けます。選挙に勝てるかといったら疑問です。

 どうせダメなら思い切って小泉進次郎にでもやらせてみるのも面白いかも。キムタクのドラマ『CHANGE』のリアル版です。裏で操るのがオヤジの純一郎なのか、それともサメ頭森なのか、もしくは安倍か福田かはわかりませんが、思い切って「20代の総理を」というキャッチフレーズで選挙を戦うのもやってみる価値はあるかも。まあドラマと違ってきっと世間から非難を浴びて終わるでしょうけどね。