ようやく公示日を迎え、いよいよ総選挙です。麻生首相の７月の「解散するぞ」宣言からここまで長かったこと。この間、ずっと国政が停滞していると考えると、もっとさっさとやれなかったのかと思いますが、とにかく今年の夏は選挙の夏です。

　もう今年に入ってから選挙をすれば民主党の勝ち、という空気は全く変わらないままここまできました。残す１０日余りで自民党に逆転の神風は吹くのか、それともこのまま民主党が押し切るのか。普通に考えればさすがに自民党に勝てる手立てはないでしょう。「麻生降ろし」を一か八かやっていればわかりませんでしたが、こうなっては素直に下野するしかないだろうと思います。

　ただ政権交代を期待していても、民主党のマニフェストには不安を覚えている人が僕の周りにも本当にたくさんいます。実際に民主党に政権を担えるのか不安に思っている人もたくさんいます。そう考えると、鳩山内閣の命は短くなる可能性が大。今回自民党は下野しても、世間は「これで少しは懲りただろう」と次回は自民党圧勝となりそうな気がします。

　僕の会社の後輩でテニス仲間のＴ西も自民党から新人として立候補していますが、恐らく今回の選挙は完敗でしょう。比例で復活することもないかも知れません。ただ、今回は負けても、次回へのステップとして捉えておけば大丈夫だと思います。きっと本人も内心ではそう思っていることでしょう。まあ同じ負けるにしても、一矢報いたカタチで「次」につながる負け方をして欲しいとは思っていますけどね。