幹事クリタのコーカイ日誌2009

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5月15日 ● 日記に書けない「恋バナ」。

 先日、女性から恋愛相談を良く受けるという話を書きましたが、またちょっと面白い恋愛話を聞きました。妻子ある男性との恋愛、いわゆる不倫の相談です。しかし、まだ生まれたてホヤホヤの話(GWかららしい)なので、ここではちょっと書けません。残念です。

 もうひとつやはり進行中の恋愛話の相談も受けていて、こちらは別れ話が進行中なんですが、女性は「書いても良い」と言っていますが、それはその男性への当てつけなのが見え見えなので、あえて書きません。あまり干渉し過ぎると、どう話が変わってくるかわからないので、あくまでも相談を受けた時は2人の中だけでとどめておいた方が無難だからです。

 書けない話は恋愛話に限りません。当然のことながら仕事関係の話は基本的にNGとしています。特に現在進行形のことなど書けるはずがありません。よほど「こぼれ話」なら良いですが、それにしたって関係各位に迷惑をかけないように配慮する必要があります。

 ただ、仕事絡みではそれほど面白い話が転がっているわけではないですが、恋愛話は面白いことが多いんですよね。特殊で個性的なことと、一般的で普遍的なことが混在していて、例えば不倫話ひとつにしても、不倫する男性の心理や、口説かれて迷う女性の心理などは普遍的で誰にでも共通する「あるある」な内容が多いのですが、いざ具体的なこととなると、そのパターンは意外とバラエティに富んでいます。

 不倫というと遊びで付き合う悪い男性と、泣かされる女性、というステレオタイプが浮かびがちですが、現実には純情な恋愛感情を利用されて手玉に取られている男性と、おいしいところだけちゃっかりいただく女性というパターンも結構あります。男の方が離婚して結婚したがっているのに、女性が望んでいないということも珍しくありません。一概に損をしているのは女性というわけでもないのです。

 ありがちなオヤジと若い女性だけではなく、オヤジとオバサン、若い独身男性と年上の人妻OLというのもありました。若い既婚男性と年上の独身女性というパターンでは、どちらかというと若い男性の方が「食べられちゃった」感もあり、肉食系女子の増加を感じさせます。

 不倫に限らず恋愛話をいろいろ聞いていると、草食系男子の増加に伴い、女性は近年ますます恋愛市場の枯渇を痛感しているみたいです。狩り場が減少し、獲物も激減し、残っているのは既婚男性のみでは、刺激的な恋愛をしたければ不倫するしかないし、そうじゃなければ恋愛なんてやめて女性も仕事や趣味に走りオヤジ化するしかありません。だからこそ恋愛話はますます先鋭化して面白いのですが、ここで書けないことも多く残念でなりません。

 ちなみに僕自身の恋愛話を期待している女性が一部にいらっしゃるみたいで、時折そういうメールもいただきますが、もちろん「ありません」。書かないのは「ない」からです。48才のオヤジにそんな話があるわけないじゃないですか。これを公式見解とさせていただきます。