幹事クリタのコーカイ日誌2009

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5月14日 ● KAT−TUNのチケットを欲しい人を探せ。

 火曜日の夕方、友人のA木から「来週火曜の東京ドームでのKAT−TUNのコンサートのチケットが2枚余ってるんだけど、誰か買ってくれる人知らない?」という内容のメールが届きました。「平日」に「東京」で「KAT−TUN」だって?一体どれだけの障害を乗り越えれば良いんでしょう?行きそうな人、行けそうな人なんて、知る限り当のご本人以外思い当たりません。

 だって東京ドームですからね。関東地方の人じゃなければ行かないでしょう。しかもKAT−TUNですよ。これがユーミンやサザンやドリカムなら、百歩譲ってSMAPなら、もう少し希望者もいるでしょうけど、KAT−TUNではジャニオタ以外にあり得ないでしょう。

 とりあえず関東地方に住んでいる友人知人からピックアップしてメールを流します。会社関係、テニス関係、同窓生関係。本人がジャニオタとは思えなくても、ジャニオタの知り合いがいそうな主婦やマスコミ関係者を中心にメールしました。中には全然期待していないけれど最近ご無沙汰している人にも、こういうきっかけを利用してメールしておきます。

 きっと難しいかもなぁ、と思っていたら、水曜日のお昼前に「ぜひ欲しいと言っている人がいます」というメールが来ました!昔のテニス仲間で今は結婚して東京で子育て中のSちゃんから、友達のIさんが希望していると連絡が入ったのです。さすがママ友仲間はこういう時の連絡網が充実しています。お陰で意外な早さで買い手が見つかり、その日のうちにチケット代金まで振り込まれたそうです。

 それにしてもこういう時にメールの便利さを痛感しますね。時間を考えずにとりあえず一斉に多くの人に情報を流せる便利さ。これを一件ずつ電話して聞いていたらどれだけ時間がかかることか。しかもその後の住所や口座番号などのやり取りもメールなら転送するだけ。A木→僕→Sちゃん→Iさんの連絡が実にスムーズでした。

 KAT−TUNのチケットなんて欲しがる人がそもそもいるのか?なんて最初は思った僕ですが、友達の友達まで探せば意外と見つかるものです。それを短時間に届けたメールの力に改めて感心しました。逆に良からぬ話や噂でも、こうしてあっと言う間に広めることができそうだなぁと思うと、パワーの裏面に怖さも感じますが。