幹事クリタのコーカイ日誌2009

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5月13日 ● 夏場所も白鵬か。

 大相撲夏場所が始まっています。今場所も両横綱の優勝争いと言われていましたが、朝青龍が3日目で安美錦に一方的に敗れてしまい、すでに全勝は白鵬と日馬富士の2人だけ。もちろんベテラン大関陣もバタバタとこけています。

 朝青龍の衰えはもはや隠しおおせないところまできてしまったようです。稽古不足が力士寿命を縮めたのは間違いありません。7場所連続優勝の新記録を樹立した頃は大鵬の32回の優勝回数も更新するのではないかと思っていましたが、やはり慢心は結果として表れるものなのです。このまま今場所も白鵬が優勝しそうですが、日馬富士の健闘を期待したいところです。

 引退寸前の魁皇、千代大海はもちろん、琴光喜と琴欧州もこのままでは多くを望めませんから、今後も大相撲は白鵬と日馬富士の2人を中心に展開していくのでしょう。後は徐々に力をつけてきた把瑠都、鶴竜、豪栄道、栃煌山、稀勢の里ら上位の若手の中から誰が最終的に抜け出してくるかです。今のところ勢いを感じるのは豪栄道ですね。今場所3日連続で大関を連破。横綱に通用すれば本物ですが。

 場所前にモンゴル力士が部屋の垣根を超えて打ち揃って仲良くゴルフに興じて問題になりました。八百長疑惑が取り沙汰される中でのことですから、やはりそのあたりは自覚を持たないとなりませんが、むしろ協会の外国人力士に対する指導力不足、教育不足の方を強く感じました。まあ今に始まったことじゃありませんけどね。