幹事クリタのコーカイ日誌2007

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11月4日 ● 異常がないので治療もない。

 6月に書いたように、右股関節が相変わらず痛いままです。最初の痛みが出てからすでに半年以上が過ぎました。全く治る気配がないので、仕方なく先月行きつけの近所の整形外科に行きました。しかし、案の定レントゲンを撮影してみたところ「異常なし」。医者によると「多分、足の五十肩みたいなものだから1〜2年で治る」とのこと。五十肩?うーん、そんな感じではないし、2年もこのままではイヤです。しかも渡された薬が湿布。股間に毎日湿布貼れってか?

 納得のいかない僕はセカンドオピニオンを求めて友人の医者に薦められた接骨院へ。こちらの先生はカイロプラクターで、かなり評判が良いらしいです。診察してもらったところ「足の五十肩は聞いたことがないので、別の整形外科でMRIを撮ってみた方が良い」と言われ、専門の整形外科を紹介されました。

 で、紹介されたちょっと家から遠い大きな整形外科に行って、今度はMRIを撮ってきました。人生で初MRI。あの狭い機械の中に体を潜り込まされていく時は、さすがにちょっと緊張しましたが、撮影するのが下半身なので頭は中を突き抜けて天井が見えるところまでいって止まったので、覚悟していた閉塞感・圧迫感はありません。

 有線なのか、80年代のマニアックな歌謡曲が流れる中、目を閉じてうとうとと30分。呆気なくMRIは終わってしまいました。技師の人に「辛かったですか?」と聞かれたけど、むしろ気持ちよかったくらいです。

 MRIの結果を見ながら院長先生自らが診察してくれたのですが、やっぱり「異常なし」。MRIで細かに見ても、全く正常でどこが悪いのかわからないんだそうです。院長曰く「異常がないから治療もできない」とのことで、結局何しに来たのかわかりません。それにしても痛い、足が動かないと言っているのに「治療できない」って、医者ってそんなものですか?それとも西洋医学の限界ってやつか?

 まあ実生活で困るのは和室で胡坐がかけないことくらい。足を組めないのも特に困るというほどのことではないですし、このままで不自由というほどのことではないのですが、やはりこれだけ股関節の可動域が狭いのはちょっとなぁって感じです。

 しばらくは接骨院に通って筋肉をほぐしてもらいながら様子を見るかというところです。まあ保険での治療ですから、マッサージを毎回900円でやってもらっていると考えれば安いものですから。