幹事クリタのコーカイ日誌2007

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10月6日 ● 細かすぎて伝わらないモノマネ。

 とんねるずの「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」は相変わらず爆笑でした。以前にも書いたネタの偏りもかなり是正されて、今回は新人もまた大挙して登場。「リアルゴリラ」や「経堂のコンビニの店員」「優香」など、上位に食い込んだ連中は、新人とは思えない完成度を見せてくれました。個人的にはリアルゴリラが優勝でも良かったかと。

 またほぼレギュラーになっている博多華丸や次長課長河本、落合モノマネの牧田、平泉成の末吉、野球モノマネの360°モンキーズなど、それなりに新ネタを工夫してきていて、そのレベルの高さには驚くばかりです。以前なら十分に面白いと思わせたモノマネ(たとえばいとうあさこのスクールメイツとか)が、平均以下に思えてしまうのは、それだけ全体のレベルが上がってきたからでしょう。

 今回「モノマネ王子」と名付けられた現役高校生小川貴之にしても、「雅楽」は面白かったけれど、今の持ち芸の中で次はどんなネタがあるのか展開が苦しくなってきそうだし、体操選手シリーズの弾丸ジャッキーの松雪オラキオも、初登場時の衝撃は薄れてきてパターンがそろそろ出尽くしたかも知れません。すでに釣り名人シリーズをやり尽くしてバーベキュースター(?)なんて訳のわからないものに手を出したくじらもシュール過ぎて視聴者がついていけない感じになっています。今回シューレスジョーの小倉智昭がなかったのは、もはやネタ切れでしょうか?

 テニスファンとして個人的に惜しいと思ったのはトップバッター西野恭之介のナブラチロワのちょっと気になるトスアップ。わかりにくい上に、テニス好きとしても「もう一歩」だと思うくらいですから、普通の人には面白さが伝わらなかったのではないかと思います。テニス選手のモノマネはあまりテレビで見かけないので、演出次第では「新しい」と感じられていけるんじゃないかと思うのですけどね。釣り名人のモノマネよりはファン層も広いと思うし。