幹事クリタのコーカイ日誌2007

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7月15日 ● フェド杯ドイツ戦。

 7月2週目をもって日記才人が閉鎖になるとのことで、恐らくこれが最後の更新報告になりそうです。10年もの間、ずっとお世話になりありがとうございました。日記才人についてはこちらで思いを書かせていただきましたから、これ以上付け加えることはありません。僕はこれからもここで日記を更新し続けていくので、日記才人経由で読んでくださっている方たちは、よろしければ今後も読んでいただけると幸いです。

 さて、台風の影響でスポーツの試合も中止になったりしているようですが、愛知県豊田市では台風を物ともせずに女子テニスの国別対抗戦フェド杯が行われています。相手はドイツ。テニスファンならドイツとのフェド杯と言うと、1996年の東京でのドイツ戦を思い出すことでしょう。あの女王グラフに伊達公子が逆転勝ちをおさめ、さらにダブルスで長塚・杉山組がグラフ・フーバー組に勝って歴史的な勝利を挙げたドイツ戦です。

 今のドイツにはグラフのようなトップクラスの選手はいませんから、日本がベストメンバーで当たれば勝てない相手ではありません。ところが日本のトップ3である杉山、森上、中村が揃ってこの試合を欠場。仕方なく日本は高雄恵利加、森田あゆみ、米村知子、藤原理華という苦しい布陣で臨むことになりました。ランキング的にはドイツ以下、しかも藤原を除くとフェド杯経験も豊富とは言えないメンバーです。

 初日はシングルス2試合。高雄は善戦するも4-6、3-6のストレート負け。フェド杯シングルス初起用の森田にプレッシャーがかかりましたが、さすがに森田は日本の次代のエースです。ランキングでは73位(森田は156位)と上位のアンジェリケ・ケーベル相手に、4-6、6-4、7-5の見事な逆転勝ち。ドイツに流れが行きかけたのを断ち切り、2日目に望みを繋ぎました。

 この試合は日本がワールドグループ残留をかける試合。勝てば世界の8強に残れます。上位3選手を欠きながら10代の高雄と森田で勝つことができれば、彼女たちにとっても大きな財産になります。2日目の健闘を期待しています。


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