幹事クリタのコーカイ日誌2007

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5月30日 ● 全仏オープンテニス予想。

 日曜日から始まっているテニスの全仏オープン。男子は先日も書いたように第1シードのロジャー・フェデラーと第2シードのラファエル・ナダルの一騎打ちでほぼ100%間違いないことでしょう。この2人以外の決勝ではファンも納得できません。それまでの2週間はそのための助走にしか過ぎないと思います。

 問題は女子です。戦国時代の様相を呈している昨今の女子テニス界ですが、その中で本命はと聞かれれば、やはり第1シードで全仏3連覇を狙うベルギーの闘将ジュスティーヌ・エナンをおいて他にありません。エナンの全仏にかけるこだわりと相性の良さを考えても、また体調が良い時のエナンの切れ味と凄みを考えても、他より一歩抜きん出ています。

 ただ、男子と違って女子の場合はエナンを追う選手層が厚いので、絶対的とは言えません。第2シードのマリア・シャラポワは残念ながら全仏よりも4週間後のウィンブルドンに調子を合わせてくることでしょうから、それほど強いとは思えませんが、地元のアメリー・モーレスモはそろそろプレッシャーも克服して打倒エナンに燃えていることでしょう。また若手の成長株であるニコル・バイディソバ、エレナ・ヤンコビッチ、アナ・イワノビッチ、ディナラ・サフィーナあたりは体も大きく一発があるので、もしかしたら一気にスターダムに駆け上がる可能性を感じます。

 中堅ベテラン勢では第3シードで昨年準優勝のスベトラーナ・クズネツォバと、今年になって復活してきたヴィーナスとセリーナのウィリアムズ姉妹がやはり怖いところです。特にセリーナ・ウィリアムズは全豪オープンを制し、気力が充実してさえいれば未だに実力はナンバー1であることを証明しました。今大会では第8シードなので、エナンとは準々決勝で当たります。ここが実質的な決勝戦になるかも知れません。これを勝ち上がった方が決勝でモーレスモと対戦し、モーレスモがまたしても地元の重圧に負けてしまうというのが僕の予想です。


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