幹事クリタのコーカイ日誌2007

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2月9日 ● Mっちゃん版「愛ルケ」。

 最近すっかり枯れていると思われたMっちゃんですが、去年の後半あたりから少しずつ復活傾向にあります。頼まれた合コンを繰り返しているうちに火がついてきたのか、古くさびついていた引き出しをまた開けてしまったようです。

 年末からMっちゃんは人妻と付き合い始めました。友人の紹介(W不倫しているカップルがいて、その女性が同じように不倫したがっている女友達を男を通じてMっちゃんに紹介したということ。いわゆる類友)で会ったその30代の人妻は、Mっちゃんによれば「赤子の手をひねるように」簡単だったということです。そりゃまあそうでしょう。きっと彼女はMっちゃんでなくても誰でも良かったんだと思います。

 しかし、Mっちゃんにとってはまさにこれは天から降ってきたギフトのような幸運な出会い。なにせ彼女は若くして結婚して子どもももう中学生で、商社マンのダンナとはセックスレスで暇をもてあましている身の上ですから、Mっちゃんが都合の良い時に呼び出せば、いつでも相手してくれるし、お金もかからない。しかも2〜3週間に一度会うだけで済むので鬱陶しくもないんだそうです。Mっちゃんは「金のかからない風俗みたいなもの」だと大喜びしています。かなり最低な感想です。

 相手の女性はこれまでも浮気経験ゼロで、そもそも二十歳そこそこで結婚してしまったので男性経験も少なく、とにかく純粋で純情なんだそうです。これまで出会いサイトなどで知り合った遊び慣れてスレきった人妻ばかり相手してきたMっちゃんにとって、その純粋さ、純情さ加減がドキドキしてたまらないと言っています。Mっちゃんの言うことなら何でも素直に聞いてくれるそうで、「きっと俺が言えば他の男とだって寝ると思う」などとほざいています。いわばMっちゃん版『愛の流刑地』状態。気分はナベジュンです。

 しかし、まだ付き合い始めて2ヶ月弱。今は彼女も何も見えずにただひたすら舞い上がっているかも知れませんが、この先はそれこそ「愛ルケ」的危険な展開が待ち受けているかも知れません。

 まず危惧されるのはダンナへの隠蔽工作の稚拙さ。遊び慣れた人妻ならともかく、初めての火遊びではどこかしらでボロが出そうです。しかもダンナと喧嘩でもしたら、切れて何を口走るかも知れません。これまでなら我慢したことでも、今後は家を飛び出してきてMっちゃんに頼ろうとすることだってあり得ます。30代になってからの火遊びは男も女もハマりますから結構危険です。

 もうひとつリスキーなのは、Mっちゃんがなまじナベジュン的純愛ごっこを楽しんでいるせいで、彼女がMっちゃんに対して本気モードになる可能性があること。真剣な振りしても実は遊びだと割り切っているMっちゃんと彼女との温度差はかなりあると思いますから、一度そのズレに彼女が気づいた時の暴発が怖いと思います。

 これまでのMっちゃんなら、そんなリスキーな女性には手を出さなかったし、仮に何かあってもすぐに「リリース」していたのに、今回は結構「都合が良い女ギフト」に喜んでいます。爆弾を抱え込んだかも知れないのに、そのノー天気ぶり。半年後に後悔することになりはしないかな〜と、僕はかなり「期待」しています。


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