幹事クリタのコーカイ日誌2006

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4月8日 ● 立浪が神様に並んだ日。

 今年最初の中日vs巨人戦。僕のみるところ、今年の優勝争いの本命と対抗です。それに相応しく、川上と上原の両エースが見事な投手戦を演じましたが、最後は立浪の劇的なサヨナラ満塁ホームランで決着。ナゴヤドームに詰めかけた中日ファンを狂喜させました。

 これで立浪は歴代10位タイの2351安打。「打撃の神様」とうたわれた川上哲治に並びました。実は昨年、すでに僕はこちらで立浪は昨シーズンのうちに川上を抜くと予想していましたが、立浪は昨年絶不調に陥ってしまったので、「川上越え」は今年に持ち越していました。今年開幕早々にこうした劇的ホームランで決めるあたりが立浪らしいと思います。

 これで立浪はあと20本で現中日監督落合博満に並び歴代9位になります。8位の土井正博まではあと101本ですから、これも今年を無事に乗り切れば自然と抜ける数字です。さらにそこから19本であのミスター長嶋茂雄に届きます。今年中に「長嶋越え」まで果たせるかどうかが立浪の課題であり、その課題を立浪がクリアしている時には、きっと中日も優勝争いをずっと続けていることでしょう。立浪が頑張れば自然と中日の成績も上がるはずだからです。

 それにしてもシーズンが開幕してからの好不調を見ていると、やはりWBCの影響は大きかったようです。特にロッテのスランプは8人もの選手をWBCに出したツケが回ってきているんじゃないかと思います。個々の選手に関しては、WBCでうまく調整できた選手とできなかった選手がいて一概には言えないでしょうが、ロッテのように大量に選手を供出してしまうとチームとしての調整ができなくなります。

 もっとも開幕ダッシュに失敗しても、パ・リーグの場合は夏までに調子をあげて最終的にプレーオフ圏内に入っておけばまだまだ十分可能性はあります。WBCで調整不足になった代わりに、選手たちは自信と経験をつけて帰ってきたはずなので、プレーオフになればそれが生きてくることでしょう。ソフトバンクと西武の2強に割って入るのは、今年もやっぱりロッテかなという気がします。


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