いよいよトリノ五輪でもっとも注目（日本ではね）の女子フィギュアが始まりました。初日のショートプログラムでは予想通りサーシャ・コーエン、イリーナ・スルツカヤの２強に対して荒川静香が僅差の３位、少し離れて村主章枝が４位、安藤美姫は８位となりました。代表３選手が決まった時に僕が予想した通りの展開です。

　荒川までの上位３人は66点台で並んでいるので、フリー次第では荒川の金メダルさえ望めるという展開にさらに盛り上がることは間違いありません。また８位と完全に出遅れた安藤は、逆にその守るもののない気楽な立場ゆえに４回転に挑むことができるとでしょうから、こちらもこちらで楽しみです。

　ところで女子フィギュアの生放送が午前４時半という普通なら誰も見ていない時間帯だったにも関わらず関東で11%台、名古屋では13%台だったそうです。すごい数字です。恐らくサッカーＷ杯の日本代表の試合くらいしか、これを超えることはないでしょう。名古屋の数字が少し高かったのは、やはり安藤の地元であり、今やフィギュア王国だからということもあったのかも知れません。

　明日早朝のフリーの時にはこれを上回る視聴率が予想されます。荒川金メダルなんてことになったら夢の20%超えもあるかも。ここまでメダルがゼロできてしまっただけに、余計に期待も膨らんでいます。僕も早起きは無理なので夜更しすることになるでしょうが、何とか見たいと思っています。