幹事クリタのコーカイ日誌2005

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7月13日 ● 二度目の愛・地球博。

 昨日午後から愛・地球博に行ってきました。前回に続いて二度目です。昨日の入場者数は9万1千人。前回は14万人弱だった上に、ジャパンデーで皇太子、小泉首相が来ていたので混雑に警備が加わって大変なことになっていましたが、昨日は天気もどんより曇っていてしかも行ったのが午後2時半だったために、前回に比べると随分空いている印象がしました(もっとも昨日も天皇皇后が来ていたらしいのですが)。

 昨日いきなり行くことになったのは、会社の後輩M崎くんがインターネットで事前予約をしていたのに親戚の不幸があって行けなくなったため、予約をムダにするのももったいないということで僕が入場券を交換してあげたのです。

 予約してあったのはトヨタグループ館と長久手日本館。どちらも人気パビリオンですし、前回は見ていなかったので僕としてもラッキーでした。トヨタ館はさすがに日立館と並ぶ人気を誇るだけあって、ショーもなかなか見せてくれました。どこも映像ばかりなのに、人間とロボットによる生のパフォーマンスというところが新鮮ですし、何より「金がかかってるぞ」という気合いの入り方が良いです。

 長久手日本館は360度全天球型の映像が売り物なんですが、これがわずか2分。あっと言う間に終わってしまい、思わず「これだけかいっ!」と突っ込みを入れたくなります。大地の塔の巨大万華鏡と同じくらい拍子抜けしてしまいました。もしこれに1時間以上も並んで待って入ったのなら怒るかも。

 それ以外の人気パビリオンもいつもに比べれば空いていたようで、日立館も150分待ちといつも土日に報道されるような5時間待ちと比べれば半分で、待てない長さではありませんでした。もっとも行列嫌いの僕はとても待てないですけど。

 そこで前回見逃した外国パビリオンをいくつか見てきました。特に興味深かったのは南太平洋共同館とアフリカ共同館。ほとんど聞いたことがないような小さな国が小さな展示スペースで自国のPRをしているのですが、それがかえって新鮮。例えばアフリカ共同館の「サントメ・プリンシペ民主共和国」なんて一体どこにあるんだろう、と思って地図を見たらコンゴの沖合の大西洋上に浮かぶ小さな島国なんですよね。そう言えばゲーム「大航海時代」であのあたりに立ち寄れる島があったなぁと思い出しました。

 前回も感じましたが、中途半端な映像ショーを見せる企業パビリオンに行列するよりも、こうした日頃意識もしていない遠くの国の文化の一端に触れることの方が、はるかに万博らしいし意義があると思います。ミニ世界旅行気分、と言ったら大げさ過ぎるかも知れませんが。まあ僕は行列が嫌いだから余計にそう感じるんですけどね。


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