幹事クリタのコーカイ日誌2005

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2月12日 ● 私立高校入試終わる。

 高校受験中の息子の私立入試が終わりました。現在愛知県の私立高校の入試は3日間に分かれているので、最大3校まで併願できます。僕たちの頃は全私立高校が同じ試験日で1校しか受験できなかったのですが、それを思うと今の子は恵まれているというか、逆に言えば私立高校はそれだけ経営が厳しいのでしょう。受験者の数を稼ぎたいという思惑が見え見えですから。

 うちのバカ息子は公立高校が第一志望(と言うか経済面から親として第一志望が公立)ですが、なにせ内申点が悪いので公立は不利。そこでとりあえずチャンスは最大限生かそうということで、当日の試験だけで合否が決まる私立も3校受けました。説明会を聞きに行ったA高校が一番で、後はそれより少し楽そうなB高校、さらに風邪引いて熱を出して受けても大丈夫そうな滑り止めのC高校。もしC高校にも落ちるようなことがあったら寺に修行に出すから坊主になれと言い渡してありました。

 入試は今週の月曜日から水曜日に3日間連続で行われ、本人は毎日「まあまあ」と微妙な表情だったのですが、何とか3校とも合格通知が舞い込んでホッと一安心というところです。これでまずは坊主にならずに済んだわけですから。

 しかし、あくまでも目標は公立高校。なにせ授業料が公立5600円/年に対し、私立20万円/年では親からしたら勝負になりません。愛知県の公立高校は今は2校受験できます。これも僕たちの頃は1校だけだったことを思えば受験生にチャンスが多くて優しい制度です。しかし、複数受験できるだけに進路指導は難しく、「チャレンジ」+「本命」の組み合わせか「本命」+「滑り止め」の組み合わせにするかは悩むところ。

 うちの息子の場合は、私立のA高校が合格したことで、「滑り止め」を受けるのはやめて「チャレンジ」+「本命」の組み合わせにしました。公立の「滑り止め」高校よりも私立A高校の方が授業料以外は全て本人にとって条件が良い学校だからです。

 ただ公立の「チャレンジ」高校は、息子の今の内申点ではまず無理な学校。一歩間違うと「記念受験」になってしまいますが、まあ実力だけなら何とかついていけるレベルだと思うのでやってみろということになりました。あくまでも「本命」高校に受かればいいんですから。

 どういう結果が出るかはまだ1ヶ月先のことなのでわかりませんが、所詮自分がやることじゃないのでどうしようもないし、ある意味気楽なものです。人によっては自分ができることじゃないから余計に心配だという人もいるでしょうが、僕は自分ではどうしようもないことは心配したって仕方ないと思うタイプなので。それよりは公立高校の合格発表があったすぐ後に泊まりがけでテニスの試合に出る予定なので、それをどう家族に言い訳しようか、そちらの方を悩んでいます。


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