幹事クリタのコーカイ日誌2005

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2月11日 ● 結果を出す人。

 北朝鮮戦の時間、僕はテニスをしていました。テニスコートにカシオの小さな液晶テレビを持ち込んで、ゲームの合間に見ていたのですが、残念ながらロスタイムの大黒のゴールはリアルタイムでは見られず、後になってニュースで知りました。視聴率も全国で40%前後だったようで、最終予選から盛り上がってドイツW杯もまたお祭り騒ぎになりそうです。

 それにしてもジーコはつくづく強運な人だと思います。欧州組投入後の日本の見違えるような攻撃を考えると、なぜ最初から中村を投入しなかったのかと疑問を感じざるを得ません。もし引き分けで終わっていたら、必ず采配批判をされていることでしょうが、勝ってしまったのでそれもこれもチャラ。もう心は次のイラン戦です。

 もちろん、それで良いのです。W杯予選はとにかく内容云々ではなく勝つことが全て。特に今回はホーム&アウェイですから、ホームの試合で引き分けとか負けは致命的です。勝ったのだからそれ以上ゴチャゴチャ言うよりも、この流れを大事にして次に向かうべきなのです。結果を出している以上、雰囲気を悪くするような批判は無意味だと思います。

 こういうことって、僕たちの仕事でも同じです。やる気とか姿勢とか頑張っているとか、そういう部分も結果がついてきて初めて評価されるべきで、結果が伴わないのなら、いくら徹夜で仕事をしていたって無意味です。逆に結果さえ出せばどんなにやる気なさげでも文句を言われる筋合いはありません。

 熱く頑張ってさえいれば負けても「ドンマイ」というのは、日本独自の体育会気質かと思いますが、それは全体での責任逃れにしかなりません。クールにだらだらと肩の力を抜いて、それできちんと結果を出す人がカッコイイと思います。なにせ才能がないとできないことですから。もっとも凡人救済のためには「みんなで頑張ったで賞」も用意しておかないといけないのもわかりますけどね。そうじゃないと圧倒的多数の凡人のモチベーションが下がりまくりになりますから。


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