幹事クリタのコーカイ日誌2005

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1月9日 ● 理屈では買えない。

 夏のバーゲンでは大散財をした僕が、この冬のバーゲンではなかなか決断がつかず買うことができません。先日書いたように、娘に「高い!」と一刀両断されてから、気に入った服があっても「うーん、これは高いか安いか?本当に必要か?」などと悩んでしまい、迷っている時は頭を冷やすために見送る、ということを基本方針にしているので、結局見送りの三振ばかりです。

 1日にダイエットを兼ねて実家近くのジャスコ小牧店の初売りを冷やかしに行ったのを皮切りに、2日はイオン熱田ショッピングセンター、3日は娘を連れて松坂屋、4日は家族揃ってユニクロとジャスコ八事店、5日は三越とパルコ、6日は栄NOVA、丸栄スカイル、丸栄、ナディアパークと回り、そして7日はまた三越、松坂屋、パルコに加えて大須商店街を見てきました。何と元日から7連投です。8日はテニスだったのでようやく休みが入っただけです。

 これだけ見て回ったにも関わらず、買ったものはごくわずかでして、セーター3枚、シャツ1枚、長袖Tシャツ1枚、フリースジャケット1枚、革ブルゾン1枚のみ。ユニクロ始め単価の安いものばかりなので、これだけ合わせても何と4万円かかっていません。

 事の発端(?)となったコートはもう一体何着、いや何百着見たことかわからないほどチェックしたのですが、気に入ったものは安くても5万円以上。3万円台のものはどこか気に入らないところがあってパス、辛うじてOKな4万円台は「高い!」と娘に怒られるのかどうか悩んで買えずにいるという状況です。気持ちが守りに入っているので、こういう時は貧乏性が顔を出すんですよね。

 で、そんな状況の中、あっさりと迷わず買ったものが2点。ひとつは大須で見つけたパイソン(ヘビ革)とシルバーのブレスレット。1万円弱だったのですが、なぜか即買い。4万円のコートが買えないのに、どうしてブレスレットなんて役立たずなものはすぐに買う決意ができるのか、我ながら不思議です。

 そしてもうひとつはテニスラケット。こちらは完全閉店セールで通常価格よりもさらに2割引きだったので、これまた衝動買いでした。2万3千円するのに。今のラケットで全然不都合はないのに。もしかしたら買っても今のラケットを使い続けるかも知れないのに。

 どうやら「必要かどうか」なんてことを考え始めると、なかなかモノは買えないみたいです。論理ではなく感情に任せて消費活動は活性化するのです。広告屋として改めて考えさせられました。


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