幹事クリタのコーカイ日誌2004

[ 前日翌日最新今月 ]


 
11月4日 ● また優勝できました。

 7月にミックスダブルス大会で優勝したのに続き、昨日は男子ダブルスでも優勝することができました。今季2勝目ということになります。いくら上級者お断りの大会とは言え、優勝までの5試合を通じて取られたゲーム数はどの試合も2ゲーム以下という完勝で、全く危なげないカタチでフィニッシュできたことは素直に嬉しいです。過去に何度も勝てる相手に自分のテニスができず負けてきたことを思えば、きちんと実力通りのテニスができたからこその勝利ですから。

 今回の勝因は何と言っても自分たちの得点パターンを見極めて、それを忠実に実行できたこと。言い換えればつまらないミスを極力減らして、できることを確実にやったことが勝利につながったと思います。これは簡単そうで試合になると意外にできないのですが、逆にちゃんとできれば一番確率が良い作戦です。練習でできないことが試合になるとできるわけもないのですから、練習でできたことを試合でもできるようにするのが勝利への近道であり王道なのです。

 7月の優勝も今回も、そういう意味では確実なプレーを続けることができただけで、決して絶好調だったわけではありません。恐らく普段の練習の8割くらいの出来でした。同等以下の相手なら、8割の力が発揮できれば試合では十分勝機があるということなのだと思います。

 今回の優勝は「いつもの実力を出す」という課題に応えることができたという意味では十分自信につながりました。次の課題は、8割の実力では勝てないような相手、すなわち格上の相手にいかに勝つかということになります。

 恐らくそのためにはただ単に自分たちのテニスをしているだけではダメで、相手の弱点をいち早く掴んで、それをうまく突ける作戦能力を身に付けることでしょう。今ももちろんそれは意識して実行しているつもりですが、まだまだだ足りないと思っています。そしてもうひとつは、自分自身のテニスを10割発揮するための「ゾーン」に入ってアップセットすることです。

 「ゾーン」に入るにはまず集中力。そしてもちろんそれだけの実力を練習で身に付けておかないといけません。10割の力がいざとなったら発揮できるようになれば、苦しい時にでもガンガン攻めていけます。もっともそれが完璧にできるようになれば、その相手はすでに自分にとって「格上」ではなくなっているんでしょうけどね。そしてまた新たな「格上」が登場してくるのです。少年ジャンプのマンガと同じです。常に新しいより強力な敵が現れるのがテニスです。ま、それだけ奥が深いとも言えるのでしょうが。


とりあえず、読むたびに(1日1回)

を押してください。 日記才人という人気ランキングに投票されます。
初めての方は、初回のみ投票者登録画面に飛びます。
結構更新の励みにしていますので、押していってくださると嬉しいです。