幹事クリタのコーカイ日誌2004

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9月5日 ● 気恥ずかしい優勝トロフィー。

 この土日は恒例のひるがの高原テニスフェアに参加してきました。今年でもう6回目の参加になるのですが、去年は初日が雨でテニスができず、その鬱憤をバネにして2日目では自己最高のベスト4まで勝ち上がることができた気分の良い大会です。

 今年は去年を上回る過去最高の約650人の参加者がいるということで、なかなか好成績を収めるのは難しいかなとは思いつつも、だんだん参加者の間にも顔が売れてきてしまったので、あまりみっともないテニスもできないと気を引き締めていました。

 ところが土曜日の午前中こそ天気が良かったものの、午後から黒い雲が高原を覆いはじめ、1回戦が始まる頃にはポツポツと雨が降り出してしまいました。そんな中でも無理矢理試合を開始したのですが、結局ゲームカウント5-5というところで中止。土曜日はそのまま1試合で終わってしまいました。

 で、日曜日。今日こそは、という参加者の熱い期待にも関わらずずっと降り続く雨。それもパラパラではなく時には豪雨となって降っていては、さすがにどんなテニスバカでも諦めざるを得ません。主催者側もどうしようもないので用意されていた上位入賞者の賞品だけは抽選で参加者に配布することになりました。

 と言っても、実際に抽選する会場へ集まったのは4分の3くらい。残りの参加者は見切りをつけてさっさと帰ってしまったようです。ベスト4,準優勝の賞品の抽選が終わった後で、いよいよ男子ダブルスの優勝者を決めます。まさか200組近い参加ペアの中で当たるわけがないと思っていたら、やはり他のサークルの人が呼ばれました。ところが、この人たちが会場にいなかったのでやり直し。盛り上がる参加者。続いて選ばれた人たちも、これまた不在で失格。ついに3回目。「33番、ATCのクリタさん、K藤さん!」なんと僕たちが呼ばれてしまいました。

 思わず爆笑です。去年はベスト4でしたから今年は準優勝が目標、なんて軽口を叩いていたものの、実際には実力からして4回戦くらいで負けるだろうと思ったいたのに、なんと準優勝を飛び越して優勝トロフィーをゲットしてしまったのですから。

 会場には他のサークルの友人知人もたくさんいますし、またスペシャルコーチとして呼ばれているデ杯監督の神和住純を始め、平井健一、右近憲三、山本育史らの日本テニス界の有名人もいます。そんな前で抽選、しかも3番目で得た優勝トロフィーと賞品を貰う気恥ずかしさ。もう笑うしかない気分でした。

 せっかく一泊二日で出掛けたのにわずか1試合で帰ってくることになった我々に、せめてもの神様からのプレゼントなんでしょうか?でも実力ではないだけに知り合いから「おめでとう」と言われても複雑な気分です。家に持って帰ったら娘が「テレビの上にトロフィーを飾ろう」と言うので「恥ずかしいからやめよう」と言って、さっさと箱の中に閉まってしまいました。

 来年はディフェンディングチャンピオンとしての参加になります。今年だってシードされていたのに、来年はトップシードになっていたらどうしよう?弱りました。


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