幹事クリタのコーカイ日誌2004

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4月7日 ● カラダ改造計画。

 僕は典型的な文系人間ですが、その上かなりの体育会系人間でもあります。理系と芸術系ではありません。えっと、イメージ的には横軸の右に文系、左に理系、縦軸の上に体育会系、下に芸術系として考えた場合、右上の方に位置するということです。

 あ、でも会社のテニス仲間であり先輩でもあるMさんはバリバリの体育会系のくせに美大を卒業している芸術系だから、このマトリックスの設定は無理があるかも。まあいいや。

 で、体育会系人間、しかもかつて柔道をしていた格闘技系の常として、カラダというか、筋肉についてはそれなりに意識が高い方で、現在ダイエットのために毎日筋トレをしていると、カラダを改造する喜びがふつふつと沸いてきます。

 この喜びが高じるとボディビルダーへの道を歩むわけですが、僕にはそこまでの筋肉偏愛ぶりはありません。しかし、鍛え始めると高校時代の肉体美を少しでも甦らせたいという思いがたぎってきて、ついつい腹筋や腕立て伏せにも熱が入ってしまうのです。

 もっともそのせいか、この二、三日腰がちょっと痛くて、昨年夏のヘルニアの恐怖を思い出してしまったので、昨晩は久しぶりに筋肉を休めました。まあ筋肉は痛めつけると次に超回復をして前よりも太くなるという構造になっていますから、休めることも大事なんですけどね。

 で、にわか筋肉オタクになった僕は、昨晩TBSで放送していた「SASUKE」を見ていました。鍛えられた筋肉マンたちが飛んだり跳ねたりするこの人気番組は、レギュラーの挑戦者たちを「SASUKEオールスターズ」なるものにまで設定して、ますますヒートアップしていました。

 で、しばらく一緒に見ていたカミサンがふと「みんな良い顔しているね」と言いました。確かに最後の方まで残ってきたオールスターズの面々は、みなモデルのような精悍な顔立ちです。逞しい男性が好きな女性と、一部の特殊性癖の男性にはとてもモテモテな感じです。

 これは番組制作側の演出がかなり入っているなという印象でした。あくまでもルックスもそれなりに良いメンバーだけをセレクトして、さらに良く見ると彼らにちゃんとメイクを施しているのがわかります。ヘアや眉毛の整えられ方が、どう見てもプロの手が入っている感じだからです。でなければ、田舎の漁船の船長や消防士が、渋谷の若者のような眉を描いているとはとても思えません。

 ただ、もしかしたら眉や髪に手を入れることも、一種の「カラダ改造」に含まれるのかも知れません。自らの肉体を理想のカタチにするために鍛え上げられる人間なら、茶髪にして逆立てたり眉のカタチを整えることは、大胸筋や上腕二頭筋をムキムキさせることと同じなのかも。

 そう言えば僕も茶髪にしたり髭を生やしたり、いろいろと一時期やってみました。手っ取り早いカラダ改造の手法です。今のダイエットの成果がもっと現れたら、なにかまたやってみようかな。とりあえずヘソにボディピアスなんてやったら驚かれて面白いかもね。


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