幹事クリタのコーカイ日誌2004

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1月20日 ● ざくろ種子でナイスバディに。

 Mっちゃんが嬉しそうな顔をして近づいてきました。「クリタさん、良い話があるんだよ。僕の知り合い(セフレのことです)のナース(30代半ば)が最近すっごい“不二子ちゃん状態”のナイスバディになってね。オレ、絶対整形したと思って聞いたら、ざくろ種子って言うのを半年くらい飲んでたんだって。その子はサプリおたくでいろいろ試したんだけど、とうとう巡り会えたって喜んでいてさ。本当に垂れていた胸はロケットおっぱいになっているし、尻も丸くてモンローみたいなんだよ。すっげえよ。ざくろってさ、女性ホルモンと同じ成分をもってるんだって。」

 まあそれは良かったと思います。Mっちゃんのセフレがナイスバディになれば、勃動力を使う必要もないでしょうし。「いや、この話を聞いてオレは閃いたんだよ。これをネタに使えば出会い系で絶対ひっかかってくると思ってさ。」なるほど、話はそこへいくのか。

 「本当だって。早速メル友の女の子にざくろ種子の話をしたら、すっごく欲しいって言ってんだよ。その子は少年の胸のような貧乳だから悩んでるんだよ。小林製薬から2500円くらいで出ているらしいから、それくらいなら安いもんだから今度会った時にあげるよ、って言ったらすっごく喜んでてさ。この調子ならどんどん出会い系で引っかかると思うよ。」

 うーん、そんなにうまくいくものかどうかはわかりませんが、折角盛り上がっているMっちゃんに水を差すような僕ではありません。「まだね、ざくろ種子のことはブレイク寸前って感じで広まっていないんだよ。だから今のうちにこれでどんどん女の子を引っかけておこうかと思って。」なるほど、もしそれが本当ならブレイクしたら小林製薬のざくろ種子は品切れになるだろうね。今のうちに買い占めておいたら?「うーん、そうだね。品切れになる前にとにかく頑張らないと。なんだかこういうネタがあると戦場に戻ろうって気がムラムラと起きてくるんだよ。」

 と言うことで、勃動力に続くざくろ種子のお陰でMっちゃんの戦線復帰は本格化しそうです。僕個人としては理由はどうあれ、戦線復帰してくれればまたネタになるようなことをしてくれるでしょうから嬉しい限りですが、ここの読者のために本当にざくろ種子とはMっちゃんの言うようにナイスバディへの特効薬かどうかは確かめておかなければなりません。

 古来よりざくろは更年期の婦人病に効能があるとされてきました。これはMっちゃんはともかく、ある程度の年齢の女性なら結構知っていることだと思います。ざくろの種子中に含まれている植物性ホルモンは、人間の女性ホルモンの一種エストロゲンと同じ化学構造をもっています。更年期障害とは、女性ホルモンの急激な減少が原因なわけで、ざくろ種子には、その更年期のさまざまな症状の改善、さらに骨粗鬆症や動脈硬化などを予防する働きがあるのではないかと期待されているわけです。

 したがって、ざくろ種子エキスを含んだサプリやジュースなどは小林製薬(Mっちゃんは2500円と言っていましたが、サイトで調べたら1500円でした)に限らずいろいろなメーカーから発売されていて、Mっちゃんが思っている以上にメジャーな補助食品なようです。少なくとも誰も知らないということはないみたいです。

 女性ホルモンと同じ構造の植物ホルモンを含んでいるわけですから、それを飲むことによってナイスバディへ変身することもないとは言えません。しかし、元々女性ホルモンたっぷりの若い女性が、たかだか1500円のサプリを飲むだけで必ずボンキュッボーンになるとは言い切れないのです。やはり更年期障害に悩むご婦人にこそ必要なものではないかと思います。

 まあMっちゃんにしてみれば、本当に効果があるかどうかよりも、それをネタに女の子が引っかかってくれればいいわけですからね。もし出会いサイトでざくろ種子ネタを出している人がいたら、それはMっちゃんかも知れませんからご注意を。


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