( UPDATE 97/06/14 )

怪しい作業室





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(11)
fig20

fig21


(上)甲羅の縁をでこぼこにします. 透明度を落としたエアブラシで白を軽くふって水滴で周囲と混ぜてると思います(記憶が...).
(下)甲羅をよーく見て下さい.ツブツブしてるのが判りますか? Painter付属のテクスチャ、Wildtextから「バスケットボール」の倍率を下げたのを使用して 「表面テクスチャの適用」を行ったものです. 甲羅全体に適用するとかえって平板な感じがするような気がしたので、 マスクペンを使用して選択範囲を作り部分的に処理させています.



(12)
fig22


更に倍率を上げた「バスケットボール」のテクスチャで「表面テクスチャの適用」を行います.
ツブツブした感じを強調する為に同じテクスチャのままで白のパステルで軽くこすり、 次にテクスチャを反転させて暗い赤茶色で少しだけこすりました.
最後に目を入れます.
完成です.ふーっ.


(13)
fig23


背景を描きます.ここからは結構、簡単です.
バックを色むらのある青緑に塗ってから、イメージホースを使って海草と岩を適当に配置します. 海草はPainterに付属の、岩は「ペインターワウ!ブック」の付録CDのノズルを使用しました. 「ペインターワウ!ブック」はグラフィック社から出版されているとっても刺激的なPainter本です (ただ、Painter3の頃のものであるのがとっても残念ですが、 付録CDのノズルやブラシはPainter4でもちゃんと使えます).



(14)
fig24


配置した海草と岩を、水滴とクローンブラシを使ってぼかしました.



(15)
fig25


ぼかした背景の上に更に海草(苔?)と小石を配置して、最後にフローターに変換したカニを置き、固定します.
このままの状態だと見た通りカニは白い輪郭で縁取られているので何か不自然です.



(16)
fig26


カニを背景になじませる為に、水滴で輪郭をこすって背景と混ぜ合わせました. 小石と海草も同じように処理しています.
これは結構、労力がかかる仕事です. こんな事をするよりフローターのまま固定せずにマスクペンで輪郭をぼかすのがお利口なやり方でしょう(笑).
完成品はさらにエアブラシで小石に光沢を付け加えています.

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