( UPDATE 97/06/14 )

怪しい作業室




今回は、現在作業中のイラストの途中経過ではありません.
イラストの制作過程を原寸大でもっと詳しく見たいというご要望があり、それにお応えすることにしました.
とりあえず独断で選んだ「怪しい実験室」No.03 の「水辺の生き物1」の解説をしますが、 リクエストがあれば他のイラストの紹介もしますのでメールでご連絡下さい.
但し、制作過程が保存されていないイラスト (特に No.01 のイラストは全滅)についてはお応え出来ませんのでご了承願います.
それから、私自身、Painter に関して超初心者です(今年の2月に購入して使い始めたばっかです). そういう訳で、熟練したPainter使いの方ならもっとスマートな手法を使うところを、 私の場合、やたら手間がかかるやり方や変なやり方をしているにちがいありません(笑). そのへんを充分考慮に入れて見て頂きたく思います. また、「そんなことせんでも、こうやりゃ簡単だゾ」というアドバイス等、 どしどしお寄せ下さい(今回の制作過程の公開はこれがホントの目的かも).

尚、解説は3ページにわたっています.


[ Page.1 ] [ Page.2 ] [ Page.3 ]



(01)
fig01


下絵です.多分、チョークか木炭で描いてると思います.



(02)
fig02 fig03


(左)下絵の上からキャメルブラシでしっかりした輪郭を書き込みました.
(右)輪郭より濃い色で塗り潰しました.



(03)
fig04

fig05


(上)キャメルブラシではっきりした明暗を書き込みます.
(下)水滴を使って明暗それぞれの色を甲羅全体に伸ばして、ぼかし込みます.



(04)
fig06 fig07

fig08 fig09


(左上)甲羅に複雑な色を染み込ませる為に、まず、ラフアウト(たぶん)と水彩で濃い色をのせます.
(右上)水彩の色を固定させる為に乾燥させて、その後、水滴で色を伸ばします.
(左下)甲羅の光沢を出す為に、 白色をのせて(不透明度を落としたキャメルブラシかエアブラシを使用?)水滴で伸ばしました.
(右下)エアブラシで茶色と黄色をペイントして色むらを描いています.



(05)
fig10 fig11

fig12 fig13


(左上)チョークを使ってテクスチャを反映させて色をのせます.
(右上)更に伸ばします.
(左下)ペンで甲羅に落書き.
(右下)更に伸ばします.ついでに甲羅上部のディティールを色をのせて伸ばす同じ手法で描き込みます.

次を見る [ Page.2 ]





ようこそ | メニュー | 怪しい実験室 | 怪しい実験室(旧) | 怪しい作業室 | 怪しい用具室 | 怪しい校長室 | 怪しい放送室 | メール

ご意見、ご感想は dio@he.mirai.ne.jp まで