日本の真ん中2008年ポッカカップテニストーナメントin郡上

毎年恒例の「春のひるがの」。今年から大会名が変わり「ひるがの」の名前が消えて「郡上」になりました。 それが悪かったのか、大会参加人数が激減。ATCからもわずか2組4名の参加にとどまり、さらに雨にも降られて大変でしたが、その割には楽しむことができたので良かったです。



5/23


20:30 名古屋出発

まず栗田が藤が丘の斉藤くんの家まで行き、駐車場に車を止めて斉藤くんの車で本郷に向かう。待ち合わせは駅前の「コメダ」。早くも夜7時半過ぎには黒木ちゃんがコメダ到着。すぐに栗田・斉藤も到着して、暮石が来るのを待つことに。暇なので、川上くんに電話。相変わらず黒木ちゃんとはデレデレと喋っている。15万円はたいて一眼レフカメラを買ったそうだ。写真が趣味だとは聞いたことがないが、いったい何を撮るつもりやら。相変わらず金余り人生のようだ。8時半に暮石が本郷に到着。すぐに出発する。


22:30 「グリーンガーデン」着

名古屋インターから東名→東海北陸自動車道と走る。道は空いていて順調。いつものように長良川SAに立ち寄って夕食。去年と同じようにレストランに行こうとするが、ない。あれ、と思って聞いたら改装中とのことで、仕方なく食券を買って夕食。栗田&斉藤は縁起を担いで(?)「ロースかつ定食」。これで勝てれば安いもの!食事は20分ほどで終わってしまったので、すぐにひるがのに向けて出発。

10時過ぎにはひるがの高原SAのETC専用インターから出てひるがの高原へ。高鷲インターから行くよりもずっと近くて楽。素晴らしい。ますますひるがのが近くなった。コンビニで軽く買出しをして、グリーンガーデンに到着。久しぶりのグリーンガーデンは改装してトイレや浴室もキレイになっていた。

まずは入浴してさっぱりしたところで11時過ぎから4人で宴会。川上くんもエドちゃんもいないとボケも突っ込みもいないので淡々としたもの。ドローを見ると、驚くほど参加者が少ない。女ダブは9ブロック45組、男ダブにいたっては6ブロック26組。いつも出ている常勝峯尾くんもいなければ、駿河台LTCもいない。ARPさんもいない。相変わらずエントリーしているのはITCさんとKMLやまぁ〜ず。マシーン・よしこさんは今年もはじけてくれるんだろう。川上くんが来ていないのが残念だ。

暮石の自転車転倒事故の話を聞く。1ヶ月半経ってもまだ手が痛いというのはヤバイ。とにかく問題は明日の天気。予報ではしっかり土日とも雨だが、まだ降り出していないので午前中に少しでもできたら良いのだが。全然テニスしないで帰るのだけは避けたい。もっとも用心して栗田は暇つぶし用にニンテンドーDSを持ってきているんだけど。

12時に黒木ちゃんダウン。1時には暮石も寝るということで、あっさりと解散。しかし、それから消灯して布団に入ってから斉藤くんが栗田にいろいろテニスの話やATCの話を聞いてくるので、結局2時半近くまで話をしていた。まだ雨は降ってこない。明日はどうなるんだろうか。


5/24


7:00 起床・朝食

朝、やたらと声がうるさい。目が覚める。どうやらオバチャンのグループが泊まっているようだが、朝6時から洗面所で騒ぐのはやめて欲しい。黒木の話だと、オバちゃんたちは一様に顔を洗った後に手で鼻をかむんだそうで、そんなスタイルがいま流行っているのか?と疑問に思う。ともあれまずは窓の外をチェック。意外と薄曇で天気が良い。これならできると気分も盛り上がる。朝食は洋食。オバチャンの団体は朝から喋りまくり。ともあれしっかり食べて試合に備える。

9:00 開会式

 

グリーンガーデンを8時50分に出て車で本部へ。ドロー表でわかってはいたが、やはり人が少ない。140人ではこんなものか。よしこさんたちは庄屋に泊まっているそうで、早速ダブルスをやっていた。今年は他に練習をしている人たちがいないので結構目立っている。

斉藤くんが早速ポッカ製品を購入してダーツに挑戦するが賞品ゲットはならず。黒木ちゃんはブースを一瞥して「買いたいものがない」と白けている。開会式の頃には薄日まで射してきて、天気予報が外れる期待が高まる。ただ相変わらずダラダラとした進行で挨拶が続いていて、天気が良いうちに早くテニスをしたいのにと参加者がじれているのがわかった。

ようやく開会式が終わって各会場に分散。と言っても、今年は人数が少ないので、本部のある庄屋の横の第1会場で女ダブ、グリーンガーデンの第2会場とからまつ荘の第3会場で男ダブが行われるだけ。例年使う通称「段々畑」も今年は使わない。


予選リーグ戦。栗田・斉藤組は4ペアのブロックなので8ゲームマッチを3試合。初戦の病気クラブ加藤・木村組はまだ20代の元気なペア。実は加藤くんは斉藤くんと以前同じサークルにいて夫婦ともに良く知っている間柄。昨晩から「加藤くんには負けられない」と気合が入っていた。試合は立ち上がりからこちらのペースで進む。相手は若くて元気だが、戦略が感じられずただ打ってくるだけなので怖さはない。斉藤くんも日頃のATCでの負けっぷり(現在12連敗中)が信じられないほど丁寧にきちんとテニスをしていて、あっと言う間に8-2で完勝してしまった。栗田にしてみれば「こんなもんだろう」と思ったのだが、斉藤くんは圧倒できたことに驚いている様子。しかもそれは相手の加藤くんも同じだったようで、試合後に「どこがいけなかったんでしょうか?」とアドバイスを求めてきたので、勝ったばかりで調子に乗っている栗田が偉そうにウンチクを語ってしまった。オジサンの話を素直に聞いてくれた病気クラブの人たちはとても良い若者たちだ。

テニス談義をしているところに、黒木・暮石組から「7-5で勝った」というメールが入る。実は彼女たちの初戦の相手が病気クラブ加藤くんの奥さんのペア。夫婦揃ってATCに初戦敗退したわけでお気の毒だ。我々のブロックの残る2ペアが試合をしていたが、どちらも似たタイプのオジサンペア。動きが悪い、反応が遅い、上に弱いというオジサン独特の弱点がいくつも見受けられたので、加藤くんたちに「きっちりミスをしないでつないでいけば勝てるよ」とアドバイスしたら、次の試合で8-1で完勝していた。


11:30 昼食、また試合

空が少し雲が厚くなってきた。もういつ降り出すかという感じ。栗田・斉藤は2試合空くので、次の対戦相手の人たちと一緒に先に昼食会場へ。今年の昼食会場は去年とまた変わって小学校横の多目的広場。11時半から昼食となっていたが、少し早めに行っても食べられるだろうと11時20分に行ったら後10分待つように言われる。メインディッシュのカレーはできているが、まだサラダが用意できていないそう。仕方なく待ってようやく「奥美濃カレー」にありつく。4種類のカレーが用意されていて、その中からビーフカレーと、激辛チキンカレーの2種類をチョイスしてみた。チキンカレーは確かに辛い。ビーフカレーが普通に美味しかった。よしこさんに会う。うちのブロックのオジサンペアがよしこさんたちの知り合いだとか。

ランチ後に続けて2試合。フレームショット井上・木下組。とりたてて特徴のないペアだが、片方の人が目立ってスマッシュが苦手そうなので敢えてそこにロブを上げると、本当に面白いようにミスをしてくれる。どんどん自信を失っているのが手に取るようにわかって申し訳ないくらい。7-1までリードして油断から2ゲーム落としたものの8-3で快勝。問題は勝負よりも天気で、この試合の途中から天気がどんどん悪くなってきて雨も降り出した。まだコートが乾いているので大丈夫だが、この先少し心配だ。

続けてFUN TIME水野・拝郷組。ここがよしこさんの知り合いペア。その場で打つショットはなかなか威力があるが、動きが悪いので少し離れたところにボールを送るとミスショットになる。この試合にはかなり雨が降ってきて、やりにくい。コートも柔らかくなってきた。試合も最初は重い展開で4-3まで競り合ったが、そこから一気に突き放し8-3で勝つ。3戦全勝でブロック1位。斉藤くんは快挙に嬉しそうだ。しかも周りを見渡してもあまり強そうなペアがいないので、うまくすれば明日の1位トーナメントでも勝ち抜けるチャンスはある。敵は相手よりも天気だな。

女ダブの黒木・暮石組も奮闘を続けていた。初戦の病気クラブ伊藤・加藤組には0-3からまくって7-5で見事な逆転勝ちを見せたものの、その試合で暮石の痛めている右手がまた状態が悪くなったらしく、以降はオバサンペア相手に苦戦が続く。2試合目ロング小牧井村・大井川組には0-6のダンゴ負け。3戦目と4戦目は同じグリーンガーデンに泊まっている人たちで、フレンズ金森・舟橋組には2-6で負け、最終戦石川の玉谷・横山組にも0-6で負けてしまった。最後の試合は栗田・斉藤もコート脇で応援していて、足をぬかるみにとられながらも頑張っていたので惜しかったという感想。暮石の右手の具合が良ければ、もっと対抗できただろう。2人のレベルも去年に比べたら上がったと思う。




15:00 入浴

黒木・暮石組の試合が終わった頃には大雨で、すっかりコートに水も浮いてきてしまった。スコアの確認でオバチャンが全く滅茶苦茶にスコアをつけていることが判明。確認をせずに帰ってしまったオバチャンペアもいるし、結局関係ない栗田が仕切ってスコアを全部確認訂正させる。

最後はちょっと厳しい環境だったがぎりぎりなんとか試合を消化できて良かったというところ。早速宿に戻り、雨で濡れた体を温めるために牧歌の里へ。すでにすっかりお馴染みになった感のある牧歌の里だが、斉藤くんは初めてだったので「キレイなところですね」と感心していた。のんびり露天風呂に入っていると、今日対戦した人たちや、ITCの人たちも来ていて、みんなでのんびりテニス談義。いつものように風呂から上がればレストランでビールとおつまみで一服する。

18:00 夕食

霧に煙る牧歌の里から「グリーンガーデン」に戻り夕食。同じ宿の元気なオバチャン軍団も大賑わいの中、謎の男性おひとり様がいる。果たして今回のテニス関係者なのかどうかもわからない。毎回食堂でひとりポツンと食事して、そそくさと部屋に引き上げていく姿は「川上?」と我々の間で囁かれていた。ちなみに彼の名前は「川○」らしかった。

19:30 ウェルカムパーティ



パーティ会場は今年も秋と同じく高鷲北小学校体育館。雨が降っていなければ本当は多目的広場でやる予定だったが、すでに豪雨となっていただめに変更になる。参加者わずか140人余りのため体育館はガラガラ。数百人入って熱気で頭痛がする秋に比べて寂しいものだ。



我々が早めに来て座っていると、よしこさんたち4人組が登場。なんと今回はナースのコスプレだ。昨年は特にコスプレをせずにつまらなかったので、今回はまた気合を入れてきた模様。また顔に貼る妙な変身シールもたくさん持ってきていて、栗田と斉藤くんがどんどんヘン顔にされてしまう。黒木ちゃんと暮石も怪しいマスクをつけて、みんなでおかしな集団になっていたらいきなり太鼓が始まった。凛々しいお兄さんたちが真剣に素晴らしい太鼓パフォーマンスを演じている真ん前でふざけたコスプレ軍団。なんだか申し訳ないって感じ。




太鼓が終わるといつものように各組1位が名前が呼ばれて賞品を貰う。ふざけた格好をしているが、栗田・斉藤組も、ナース姿のよしこさんたちも1位。ふざけているだけでなくテニスも強かったということで、少しはカッコがついたかも。バカ丸出しだけど。

さらにこれも恒例の牛乳早飲み&パン早食い競走。相変わらずマシーンよしこさんがいの一番に手を挙げるが、なんと黒木&暮石も挑戦することに。壇上でパンをかぶりつくが、ここでもよしこさんの独壇場。黒木ちゃんの牛乳も勝手に飲むやらなんやら、好き勝手盛り上げて見事に優勝していた。これで3連覇(?)とか。いつもダレダレの進行で盛り下がる春だけに、よしこさんの盛り上げようとするサービス精神は大したものだ。
 

さらに地元クイズ大会があり、栗田が頑張ってタオルをゲット。とは言え、秋のように賞品が飛び交うわけではないので、相変わらず基本的には地味な感じでウェルカムパーティは終了した。

21:30 部屋にて

 

変な顔のまま昨晩に引き続きコンビニで買出しをして部屋に戻って今夜も宴会。とは言え、例年のことながらテニスの疲れもあって、それほどお酒も進まない。変な顔なのに、あまり盛り上がらないで静かにテレビでエンタの神様を見ていた。川上がいないからビデオ鑑賞会もなく、11時には暮石がダウンしたのであっさり解散してしまった。昨晩2時半まで喋っていた斉藤くんも酒が入ると眠くなるらしく11時半前にダウン。栗田だけポツンと取り残されたので、宿に張り出された明日のトーナメント表を確認し、スポーツニュースを見て天気予報をチェックして、DSでゲームをやって1時に就寝。




5/25


7:20 朝食

朝6時には雨が降っていなかったので、もしかしたら今日もテニスができるかも、と期待に胸を躍らせたが、6時半頃からまた雨が降り出し7時には明らかにダメとわかる天気になってしまった。今日の朝食は和食。のんびり食べていると、10時まで宿で待機した後に体育館に集合とのこと。あっさり中止が決まったようだ。残念。

10:00 体育館でジャンケン大会

体育館では順位別トーナメントのドロー順にジャンケン大会をすることになる。最初はペアのどちらかが代表でジャンケンをすることになっていたが、途中から2人がそれぞれジャンケンをして1勝1敗になったら代表が3本目をするという形式に変更になった。

女子4位トーナメントの黒木・暮石組は、黒木ちゃんが「ジャンケンは弱いから自信がない」と嘆いていたが、1回戦で黒木ちゃんが見事に2勝して勝ち抜ける。本番に強いタイプか?さらに準決勝は2人とも勝って決勝へ進出した。ここまできたら優勝だ、と思って気合いを入れて臨むが、残念ながらあっさり2敗。惜しくも準優勝に終わった。もっともこの2人は昨年秋のひるがのも雨でジャンケンになった時に準優勝を決めている。テニスでは勝てなくてもジャンケンに持ち込めば強い2人なのだ。賞品はタオルとTシャツ。

男子1位トーナメントは最後なので、栗田と斉藤くんはその間ずっとジャンケンの研究を続けていた。「最初はグー」でジャンケンを始めると、チョキを出す確率が高いのではないか、という栗田の仮説を元にステージ上のジャンケンを検証していたところ、やはり最初はグーを出すと勝てるという結論に達した。しかし、ジャンケン慣れしている人は最初にグーを出すので、相手が強いと思ったらパーを出す方が良い、というところまで研究は深まった。これで1位トーナメント優勝は貰った、と思ったのだが、実際には1回戦のオジサン相手に1勝2敗であっさり負けてしまった。栗田は最初の予定通りグーを出して勝ったのだが、斉藤くんが負けてしまい、3本目では強い人だからと思ってパーを出したら、素直にチョキを出されてしまった。テニスよりもジャンケンは奥が深くて簡単には勝たせてもらえるものではない。ちなみに1回戦で当たったそのオジサンペアが結局優勝してしまったので、まあ優勝ペアに負けたら諦めがつくのはテニスもジャンケンも同じだ。


12:30 ひるがの高原出発

ジャンケン大会も終わると特に用事もない。斉藤くんがまたダーツをやったり、各種イベントの案内はあったが、もう雨はうんざりだから早く帰ろうということになる。昼食はまたも多目的広場で奥美濃カレー。まさか2日続けてカレーとは思わなかった。美味しいけど、やっぱり2日目のランチはメニューを変えて欲しかった。

昼食後にグリーンガーデンに戻ると、マシーン・よしこさんたちと会う。体育館のジャンケン大会にも参加せずにずっと雨の中をグリーンガーデンのオムニコートでテニスをしていたとのこと。本当にテニスが好きな人たちだ。最初から最後までずっとテニスをしていたのは間違いなくよしこさんたちだけだ。

12時半にひるがのを出発して、途中ちょっと休憩しただけで一気に名古屋まで帰ってきた。藤が丘の斉藤くんの家の駐車場でかなちゃんが待っていてくれて挨拶して解散。とりたてて事件もないまま今回のひるがのは終了した。事件は会議室で起きているんじゃなくて、川上くんの周りで起きていることが良くわかった。


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