2008年秋・ひるがの高原テニスフェア

ここのところ雨に悩まされることが多いひるがのですが、今年も天気予報は前日まで雨模様。しかし、行ってみたら土曜日は快晴、日曜日も朝は晴れていました。誰か心がけの良い人が参加していたのかな、と思っていたら、日曜日はいきなり昼前から豪雨で中止になってしまいました。残念。でも今回は初参加の人が多くてフレッシュなメンバー。雨が降っても、ひるがのは相変わらず楽しめました。



9/4


16:00 直前に事件発生

ATCと関わりの深い栗田の会社の先輩前さんが9月3日に突然急逝。通夜と葬儀がひるがのと同じ土日に行われることになった。本来ならもちろん両方とも出席し、受付の手伝いくらいしなければならない栗田だが、直前になってひるがのもドタキャンできない。4日木曜日に事態が判明して悩んだ末に、土曜日の通夜だけひるがのからトンボ帰りすることにして、配車も変更。栗田はひとりでひるがの2往復することになった。

それとは別に、配車でもうひとつトラブル。今回、大阪から「マシーン・よしこ」さんこと山口佳子さんが特別参加。これは春のひるがのでよしこさんのことを知った斉藤くんが、彼女と因縁浅からぬ川上くんとのミックスを実現させたいと言うので、栗田がよしこさんを誘ったのだ。わざわざ大阪から川上ごときのために参加してくれるのだから、丁重にもてなさなければと、ちゃんと川上くんに迎えに行かせようと配車も考えた。ところが、直前になってようやくよしこさんと連絡を取った川上は、なんと自分の最寄駅の春日井駅を待ち合わせ場所に指定。大阪から春日井まで重い荷物を持ってよしこさんにやってこさせようなんて、なにを考えているんだ川上!栗田が名古屋駅まで迎えに行くようにメールで指示したところ「春日井駅の方が拾いやすい」と川上が主張。それはあり得ないからと、何とか翻意させて名古屋駅で待ち合わせにする。出発前からやらかす男、タカ。この先どうなることやら…。

9/6


8:30頃 名古屋出発

早く出発したのは大城車(大城千)と斉藤車(斉藤佳・高田)。ともにETCの割引がある時間にということで、9時前に高速に乗ってしまったので、10時前に宿の「吉田屋」に着いてしまう。若い夫婦は金はないが元気はあるということか。

栗田は8時40分に家を出てひとり快調にひるがのを目指す。途中休憩もしないで、ひるがの高原SAのETC専用出口から出て吉田屋に10時10分に到着。わずか1時間半で着くのだから、ひるがのも近くなったものだ。

松浦車(槙原・佐藤・平瀬)も特にトラブルもなくのんびり走って吉田屋に10時20分に着く。ATCのことをあまり知らない平瀬さんに、道中いろいろとみんなで事前勉強をさせてきた模様。特に川上くんのことは予習しておかないと、ひるがのが楽しめないからね。

その川上車(山口)だが、9時に名古屋駅で待ち合わせなのに、いきなり川上が「5分遅れます」と電話して、結局6分遅れたそうだ。名古屋に不案内なよしこさんのために、早めに着いて待っているということができないんだから困ったものだ。しかも、川上くんのクルマだけETCが付いていないため、ひるがの高原SAから降りることができず、高鷲インター経由。しかもそのことを川上は前夜の栗田のメールで初めて知ったので、もし言わなかったらSAで立ち往生した挙げ句に荘川インターまで行く羽目になっていたところだった。危ない危ない。バーバーリーの服やシャネルの時計を買う金があったら、ETCくらいさっさとつけろ、川上。

川上車が10時50分になんとかひるがの着。コンビニに寄ったらさつきちゃんに会ったそうだ。今回宿でドローを見てみると、ほとんどがリピーター。しかしその数は最盛期に比べて半分くらいしかいない。OB会を兼ねて参加しているダブルフォルトばかりが目立つ。春も随分と減ってしまったし、大丈夫か、ひるがの?

みんなで部屋でランチを食べながら雑談して、着替えてないメンバーは着替える。と言っても、半分以上はテニスウエアで最初から来ているのだが、川上は例によってバーバリー。今回、部屋は10畳2部屋と6畳2部屋なので、着替えるために6畳の部屋に行った川上は、わざわざ鍵をかけて着替えていた。あややが荷物を取りに部屋に入ろうとして締め出しを食ってしまった。女の子じゃないんだから、いちいち鍵をかけるな、川上。


11:30 開会式

吉田屋から本部会場までは歩いていけなくはないが、その後のことを考えて車で移動。かつてのコートが潰されていて、ブースが立ち並んでいる。コートを維持できなくなってきていることがわかる。うーん、ひるがのに明日はあるのか?

ブースの品揃えもいまいち。過去にはもっといろいろ豊富な商品があったのに、これではもらった1500円分の商品券を使うところがない。どうするかと思っているところへ、突然昌子さんが登場。暇だったのでひるがのまで応援に来たという。名古屋グリーンまで応援に来るのとはわけが違う。過去には小川くんがフラリとやってきたことがあるが、あれ以来のひるがの応援だ。カメラを持って昌子さんが登場したので、これ幸いとカメラマンを頼むことにした。助かる。

開会式も手抜きが多い。以前ならきちんと高鷲町長が挨拶して、コーチたちの紹介やら試合方式の説明やらあったのに、「リピーターが多いから省略します」なんて河合さんが言っておしまい。いやいや、リピーターが多くても初めての人もいるんだから、ちゃんと説明した方が良いと思うけど。ATCも今回ごんちゃん、大城夫妻、斉藤夫妻、平瀬さんと半数が初参加なんだから。ちゃんとやらないとリピーターにもなってくれないだろうに。


12:00 ミックスダブルス開始

開会式終了後、各会場に分かれてミックスダブルスに入る。今回も6ペアが完全にバラバラになる。第1会場に松浦・佐藤組、第2会場に栗田・高田組、第3会場に大城夫妻組、第4会場に槙原・平瀬組、第7会場に斉藤夫妻組、そして第8会場に川上・山口組。昨年もそうだったが、全ペアがバラバラだと、初戦敗退した時にチーム対抗戦のチームが組みにくい。まあ勝ち進めば問題ないんだけど。

早めに受付を済ませた第2会場の栗田・高田組だが、相手のダブルフォルトのペアが現れない。第2会場には4組ダブルフォルトが入っているが、全然来ないのでみんな試合に入れずに困っている。人数が多くてまとまらないのはわかるが、毎年参加しているんだから、少しは大会運営に協力的になって欲しいものだ。


ようやく現われたダブルフォルトの北村・中根組。まだ現役かと思うくらい若く、お揃いで「東海学生」のウエアを着ている。相当に強そう。サービス練習を始めたら、女性のサービスがやたらと速い。ATCの男性陣に入っても上の方だろう。ごんちゃんのサービスの倍のスピードでリターンが返ってくる。これは強いと、ごんちゃんとコンソレに出ることも考える。

ところが試合が始まったら意外とミスが多い。まあ向こうが初戦で体が動かず気も抜けているのを良いことに、こちらがどんどん攻めていった作戦勝ちの部分もあったのだが、あっと言う間に4-0までリード。ごんちゃんのサービスゲームも栗田が前で動いて撹乱したらリターンミスを連発するところがまだ若い。途中でノーアドが2回あったが、それも何とか相手のミスで取れたのが大きかった。「こんなはずはない」と相手が焦ってきているのがよくわかるので、さらにこちらは緩いボールやロブを織り交ぜてミスを誘う。なまじ速いボールを打つと倍になって返ってくるが、湿ったひるがのの土のコートでは、飛ばない弾まないボールが一番有効。ようやく相手も体が動き出したが、こちらの緩急つけた展開に最後までミスが多く、結局6-2で完勝。会心の勝利にごんちゃんとニンマリした。恐らくちゃんとアップした上で対戦したら、こんなわけにはいかなかったろう。

 

他のペアも続々と初戦を突破。今年のATCは強い。昨年ポケットのペアに初戦5-0からまくられて涙を呑んだあややとサトヒロは、今年は見事にFLTC岡野・柴山組を相手に6-2で完勝。2回戦に駒を進めた。しかし、ここでSKYEのベテラン谷木・谷木組にうまくあしらわれて3-6で敗退。もう少しいけるかと思ったのに惜しかった。サトヒロ曰く「変な帽子をかぶったオバチャンにやられた」。確かにサトヒロのテニスはオバテニに弱いことだろう。

槙原・平瀬組は1回戦はBYEで2回戦からなので、かなり待たされる。勝ち上がってきたダブルフォルト長坂・家根組をそれでも6-3で片付けて3回戦へ。ここでベテランのホッタマ軍団鈴木・鵜飼組に3-6で負けてしまった。「勝てない相手ではなかったんだけど」とマッキーも悔しそうだった。この試合で平瀬さんはスマッシュをぶつけられてしまったとか。今回「当たりまくり」の平瀬さんは、このスマッシュから始まったのかも知れない。

注目の川上くんとよしこさんは初戦のFLTC竹内・亀井組と接戦の末に6-4で勝利。かつて春のサバイバルミックスで優勝したペアだけのことはある。ただ弱気な川上はノーアドで男性サービスなのによしこさんにリターンをさせたそう。さすがのよしこさんはリターンを返したそうだが、結局ポイントを取られてしまったとか。本来ならミックスは同性リターンだと思うが、リターン側のチョイスだからと言って、男性サービスに普通は女性をリターンさせない。挙げ句に女性サービスの時に今度は自分がリターンをすると言い出したとか。どこまでも自分のことしか考えてないタカ。それでも勝ったのだから、よほどよしこさんとの相性が良いのか。

2回戦は去年昌子・遠藤組が競り負けたITCの岡部・三浦組。何回もATCとは対戦している因縁の相手だ。最初は川上くんがノリノリで一気に3-0までリードを広げるが、そこから相手の三浦さんがイライラしてきて雰囲気が悪くなりだした。サービスを打っても「ノットレディだった」とやり直しを要求されたり、いろいろと揉め始めたそう。そうなると普通はリードしているこちらに有利なはずだが、逆にびびった川上とよしこさんのプレーが縮んでしまい、タイブレに追いつかれて逆転負け。試合後には春のひるがのでのよしこさんのしたナースコスプレにまで文句を言われたそうで、よしこさんもビックリしていた。もっともよしこさんをかばうこともせずにビビったまま何も言えずに引き下がってきた川上の情けなさもちょっと哀しい。

栗田・高田組は2回戦でクラブユニットの佐藤・西村組と対戦。佐藤さんは先日の団体戦で会っているので顔見知り。試合は1回戦と比べれば穏やかなもので、あっさり6-0で勝つ。ごんちゃんも好調でミスが少なく楽な試合だった。これで目標の3回戦進出。ここらあたりで負けないと、前さんのお通夜に戻れなくなる。昌子さんはすでに2時半頃に帰っていった。5時に星ヶ丘で工藤ちゃんと木下くんと待ち合わせてお通夜に行くそうだ。栗田も3時半にはひるがのを出ないと間に合わない。

3回戦の相手は去年松浦・佐藤組が大逆転負けをくらったポケット大野・岡本組。多分互角の相手だ。しかし、今回は1回戦と違ってノーアドが取れない。「早く名古屋に帰らなければ」と思っている栗田のハートが勝負弱くなっているのかも。結局ポイントは競り合うものの、スコア的には2-6で完敗。もう少しできたかなと思いつつ、まあ予定通りに3回戦まで勝ち進めたので満足もしている。

栗田が名古屋に帰るために吉田屋に戻ると、さつきちゃんに会う。もちろんまだ勝ち残っているそうだ。しばらく前さんのことで話をする。あんな元気そうな人が突然亡くなるなんて、と誰しも同じ感想だ。見ると、まだここでは大城夫妻組が頑張っていた。1回戦ラフの中野・中野組にタイブレの末に競り勝った大城夫妻は、2回戦もまたタイブレになり、これも競り勝つ。そして3回戦はITCの松村・横山組。大城くんさえちゃんとやれば勝てる相手だが、5-3とリードしてからの大城くんのサービスゲームからいきなり乱れ始める。それまで入っていたサービスが全然入らなくなりダブルフォルトを重ねて自滅。さらにその後もチャンスボレーを放り出したりして、すっかりリズムが狂ってしまっている。結局3試合連続のタイブレに入って、これを落して惜しい3回戦負け。もったいない負けだった。もっとも大城夫妻は2人で組んだミックスで初めて勝ったそうなので、3回戦進出でも満足というところか。

さて、これでいったん名古屋に戻ろうかと思ったところで、斉藤くんからメールが入る。「斉藤です3回戦目も喰いました!」メールの文字が躍っている。なんとATCで一番弱いと思われた斉藤夫妻組が4回戦進出と一番の好成績を残している。1回戦FLTCの寺野・篠田組に6-2と好発進した斉藤夫妻は、かなちゃんの話によると、とにかく斉藤くんがやたらと動きに切れがあり「かわかみがかっていた」らしい。2回戦でクラブユニット奥村・児玉組にも6-4で競り勝ち、3回戦でもエンジェルステップの春田・河合組になんと6-1で圧勝。ドローに恵まれた感はあるが、3回戦まで完勝したのはまさに夫婦でノリまくっていたとしか思えない。残念ながら4回戦でダブルフォルト坂本・長谷川組に1-6で敗れたものの、「ひるがので強い」斉藤くんの本領発揮だ。これで思い出すのは工藤ちゃん。秋のひるがのに滅法弱くてミックスも男ダブも「2回戦の壁」を突破できなかった。トーナメント戦はドロー運も含めて実力のうちか。



16:00 テニスもしくは入浴

栗田が名古屋へと去った後、メンバーはテニス組とお風呂組に分かれる。去年は2回戦1組で残る5組が初戦敗退でコンソレに回ったのに比べ、今年は全ペアが1回戦を突破するという快挙だったので、逆に試合数ができずに物足りないメンバーが多かったようだ。あややとごんちゃんと平瀬さんの3人が恒例の「牧華の湯」に向かい、残る8人は吉田屋でテニスをしていた。ここでも川上くんが絶好調で、みんなが「こんな川上さんは見たことがない」と驚く。本人は「実力ですよ」と言うが、そんなわけはない。やはりよしこさんと組むと調子が良いのかも知れない。

18:00 夕食

  

お風呂組とテニス組が合流して揃って夕食。斉藤くんが張り切って、分れて座っていた川上とよしこさんをセンターに2人並べて座らせる。うーん、本人たちにとってみれば余計なお世話かもという気がしないではないが。すでにビールが入って絶好調になってきた斉藤くんの張り切りっぷりだけが浮かび上がる。相変わらずやれやれ顔のかなちゃん。無理もない。


20:00  ウェルカムパーティ

 

ウェルカムパーティ。栗田がいなくても、いつものようにコーチ陣の前にちゃんとATC勢は座る。「リーダー」に指名された川上はぼんやりしていただけだが、他のメンバーがちゃんとしていた。例年よりも参加人数が少ないせいか、体育館も少し空間がある。まずは今年も最後まで終わらなかったミックスダブルスのジャンケン。相変わらずベスト4まで勝ち残ったさつきちゃん、毎年ジャンケンで負けていたが、今回はなんと連勝して見事に優勝をゲット。実力では毎年優勝していても不思議はないだけに、ようやくツキが回ってきたようだ。

そして抽選券でいきなり千晶ちゃんがラケットをゲット!素晴らしい。ATCはゲッターサークルとして名高いが、貰うのはいつも川上くんだったりうみりんだったり。しかし今年初参加の千晶ちゃんが貰ったというのは良いことだ。

エレッセのワンピースを着て行われる「ミスひるがの」コンテスト。ATCからサトヒロ、ごんちゃん、かなちゃん、よしこさんの4人がエントリーしたが、定員8人のところに9人応募があったので、なぜかサトヒロが主催者側から外されていたとか。どんなチョイス?サトヒロは最初に申し込んだのに外されたと憤慨している。サトヒロが一番似合わないと主催者側から判断されたのか?

全員がウエアを着て壇上に上がり、いろいろ田村コーチから質問などをされる。最後にサービスのポーズをやってくれと言われて、ごんちゃんが構えたら、田村コーチに「サービスというよりも砲丸投げみたいだ」と言われてしまう。しかし、それが決め手となって、なんとごんちゃんが「ミスひるがの」をゲット!なんでも良いからゲットするのは素晴らしい。もっとも、ごんちゃんはミスじゃないけどね。

ちなみに、このときに斉藤くんは写真を撮ろうとかなりローアングルから狙って女性陣の顰蹙をかっていた(←斉藤くん撮影のその写真の掲載は自粛)。また川上は千晶ちゃんに「なんで千晶ちゃんは出ないの?」としつこく言ったらしいが、千晶ちゃんは「ダンナがNGだから」とやんわり断ったとか。「千晶ちゃんはいつもパンツだからスコートが見たいな」と川上は未練がましかった。黒木がいなけりゃ千晶ちゃんか、川上!

続いてストリンガーマシン(ガット張り機)の入札がある。新品で20万円以上する品をなんと15000円で、ということで、あややが手を挙げる。ジャンケンの結果、あややが見事にこれもゲット。あんな邪魔くさいものを家に持ち帰ったら、怖い奥さんに怒られるんじゃないかと心配になるが、あややはいたって無邪気に嬉しそうにしていた。「10回もガット張り替えれば元が取れるから」って、まあ計算上はそうだけど、自分で張るんだから手間賃をカウントしていないぞ。これからATCの「張人」になれば、という話もあったが、なにせ3ヶ月に1回しか参加しないんじゃ商売にならないのが残念。あややはそのままステージ上で司会もやり、堂々とこなして感心されていた。

コーチによるボール投げでは古橋コーチがいつものようにATCの方にも投げてくれて、平瀬さんがシューズケースをゲットした。女性陣は好調に賞品を手に入れている。

ゲーム大会は斉藤夫妻と川上くんとよしこさんの4人がサークル代表として参加。この途中、夜9時30分に栗田がようやく名古屋からひるがのに戻ってきた。「あ」のつくものを集めるというゲームでは、「iPod」とか「赤いスリッパ」とかサトヒロの携帯の待ちうけ画面の世界のなべあつの「アホ」とか、挙げ句に「足」「頭」なんてものまで入れて、最後によしこさんが川上の額を見て「汗!」と言ったのはファインプレーだった。さらに斉藤くんが頑張って30秒間の腹筋で1位になったりしたのだが、最後は1点差の総合3位で惜しくも賞品ゲットならず。

その後にまた抽選券でラケットバッグを大量にばらまかれたが、残念ながらここは不調でサトヒロ1人だけしか当たらなかった。うーん、冴えないなぁと思っていたら、最後の最後でATCが実力を発揮。市川コーチとの2万円の旅行券をかけた全員ジャンケンで最後の3人の中に平瀬さんと千晶ちゃんが勝ち残り、さらに平瀬さんが最後まで勝って見事に旅行券をゲット。今回の参加費の元を十分に取ってお釣りがきてしまった。 女性陣は全員なにか貰ったが、男性陣はあややがストリンガーマシンを購入しただけ。今回は男女で明暗がくっきりわかれた。

 


22:30  部屋で宴会

部屋に戻り男性10畳部屋で宴会。テレビもつけずにひたすらビールを飲みまくる。話題の中心は相変わらず川上とよしこさんにお節介をやく斉藤くん。酔うほどに「結婚するなら性格の良い人が一番ですよ、よしこさんは理想的じゃないですか、川上さん!」と繰り返し言いまくる。何の根拠があるのかわからないが、斉藤くんが「川上さんはぽっちゃりが好きなんですよね」と言い出す。過去の経歴からすると、むしろスレンダーなタイプが好きなはずだがと思っていると「フカキョンをどう思いますか?」と斉藤くんが聞く。川上は「ギリギリだな」などと神をも恐れぬ不遜な答。フカキョンを「ギリギリ」と言い放つ川上隆42才独身。大丈夫か?年間1千万円服を買う金があったら、ETCをつけろ、川上!

斉藤夫妻は直前に北海道旅行に行ってきたが、向こうでもテニスばかりやりたがり、かなちゃんをうんざりさせたとか。確かにテニスするなら名古屋にいてやれば良い。まりもっこりを買ってきたのだが、よしこさんに「斉藤さんに似てる」と言われてしまう。確かにあのにやけた目つきとか額の狭さとか、まりもっこりにそっくりだ。もちろん下半身の一部を称えて言っているわけではないので、「まりもっこり似」は決して誉め言葉ではない。

テニスバカならよしこさんも負けてはいない。金曜日の夜は毎週深夜1時15分までテニスをしているとか。しかもコートは自転車で45分かかる場所にあるので、帰りは2時になるとか。真夜中に自転車で45分かけて往復してまでテニスがしたいとは恐るべし「マシーン・よしこ」。

浮気話になり、ごんちゃんのダンナは今頃ごんちゃんがいないので羽目を外しているんじゃないかと言われる。もっともごんちゃんは「わかんなきゃ良い」と懐の大きな答。サトヒロのダーリンも浮気しているんじゃないかと言われたら、サトヒロは「面倒くさがりだからそういうことはしないと思う」と余裕綽綽。しかし、面倒くさくないからサトヒロと付き合っているっていうのもどうよ、とちょっと思うけど。

酔うほどにますます乱れて、いつものようにかなちゃんにキスを迫る斉藤くんを尻目に、あやや、平瀬さんと次々と部屋にひっこみ寝てしまう。酒好きのごんちゃんは相変わらずへらへらと笑っているが、1時頃には女性陣がみな引き上げることに。かなちゃんも斉藤くんの面倒を見るために残っていたが、男性陣もお開きにすると聞いて引き上げた。女性がいなくなったところで、全員で川上に「なにやってるんですか、川上さん!」と詰問。せっかくよしこさんがいろいろと気を遣ってくれているのに、相変わらず気が利かず、その上、千晶ちゃんにデレデレしているなんて話にならない、と斉藤くんはお怒り。確かに大城くんが一緒にいると千晶ちゃんに遠慮しているくせに、いなくなると急にデレデレと近づくのは変だ。なんとかよしこさんとの仲を取り持とうと頑張る斉藤くんに「そんなこと言われても」とウジウジしている川上との対比がおかしい。明日2人で男ダブ組むのに大丈夫か、この2人?


9/7


7:30 朝食

朝6時に起き出して早朝練習をする女性陣全員プラス川上くんと斉藤くん。元気だ。さらにかなちゃんは田村コーチのレッスンにも7時から出かけ、斉藤くんは早朝マラソンにもチャレンジ。結果は3位で惜しくも賞品はもらえなかったらしい。夜に早寝して朝テニスするとはなんて元気な人たちだろう。

男4人はぎりぎりまで寝ていて早朝練習組に合流して7時半頃から朝食。マラソンから戻ってきた斉藤くんは、そそくさと食べてまたかなちゃんを迎えに行く。残るメンバーはのんびり食事をして8時過ぎに各会場に出発した。

8:30 男子・女子ダブルス

女子ダブルスは第1会場に斉藤佳・大城千組、第2会場に佐藤・平瀬組、第4会場に高田・山口組。かなちあき組は初戦にクラブユニット西村・伊藤組。今年はクラブユニットとやたらと対戦している。早朝レッスンの成果があったのか、この試合を6-3で勝って2回戦へ。次はダブルフォルトの石川・三田組。ここは強かったようで2-6であっさりとやられてしまった。

サトヒロと平瀬さんは初戦のエンジェルステップ林・河合組に2-6で負けてしまう。今回唯一の1回戦負け。しかしコンソレに回って4-1、4-2と勝ち進み、コンソレ準々決勝でFLTC柴山・辻組に1-4で負けてしまう。サトヒロは昨日ミックスで勝った柴山さんにリベンジを果たされてしまった。

ごんちゃんとよしこさんは快進撃。初戦のロブスターズ船橋・岩崎組を6-0、さらに2回戦も6-0で下して破竹の勢いで3回戦へ。ここで強豪ポケットの岡本・後藤組と対戦。ごんちゃんが昨日ミックスで負けた岡本さんと再戦。リベンジのチャンスだ。この試合は一進一退の攻防が続いたが、最後によしこさん曰く「びびりが入った」らしく、惜しくも4-6で競り負ける。「気が小さいからあかんねん」とよしこさんは言っていたが、本当に惜しい3回戦敗退だった。これに勝っていればベスト4をかけてさつきちゃんと対戦だったのに。

男子ダブルスはもっと調子が良かった。第5会場の川上・斉藤組は1回戦FLTCの住原・寺野組に6-3で快勝。斉藤くんもこの寺野さんに昨日のミックスでも当たって勝っている。今回2日続けて同じ相手と対戦というケースが多い。2回戦はeete吉沢・本多組。ここにもなんと6-3で勝利。さすがひるがのに強い2人だ。見事に3回戦進出でベスト16。次はホッタマ軍団高木・丸山組。相手はベテランペアでさすがに勝負強さが違う。0-3とあっさりリードされて敗色濃厚となったところで、いきなりの雨。朝はあんなに晴れていたのに一気に曇りだしたと思ったら雷がなって豪雨。ひるがのというよりは南国のような天気だ。0-3にも関わらず川上くんは「あのままやっていればまくれた」と豪語していたが、斉藤くんは「あんなに劣勢でどうまくれるというのか」と不思議そうな目で川上を見ていた。そういう人なんです、川上さんは。言うだけは言うから。

第6会場の槙原・松浦組は1回戦クラブユニットの横川・佐藤組。先日の団体戦で大井・内田組と対戦したペアだが、あっさり6-0で楽勝。2回戦はFLTC高羽・阿部組にこれも6-1と軽く勝って3回戦へ。ダブルフォルト浅井・長澤組にも5-2とリードして勝利目前のところで雨で中断。これに勝てば次はポケットの後藤・磯組とのベスト4をかけた戦いだったのに惜しい。こちらは川上と違って本当に調子が良かっただけに2人とも残念そうだ。

第8会場の栗田・大城組は1回戦チームsaitoの戸松・西尾組。まあまあうまいオジサンペアだったが負ける相手ではない。ただ大城くんのサービスが昨日から引き続いて入らず、サービスゲームを2つ落してしまい6-3。次の試合に不安を残す。2回戦の相手がなかなか決まらずにかなり待たされた。対戦相手を決める試合を見ていたら、どちらもサービスが入らずブレイク合戦になって挙げ句にタイブレで決着がついていたので、これは楽勝だなと思って2回戦。エンジェルステップの青山・中田組。ところが試合になると全然違ってファーストサービスがガンガン入るし、先ほどはミスっていたスマッシュも全部決まる。あまりの違いにとまどっている間に2-5とリードされてしまい大ピンチ。とにかく相手の流れでなかなかゲームが取れない。しかし、次の大城くんのサービスゲームで相手が勝ちを意識したのがわかる。急にミスが出始めた。大城くんがなんとかサービスを入れたので、ようやくテニスがかみ合いキープ、続く相手サービスもブレイクして4-5で次は栗田サービスとタイに追いつく。このまま逆転できそうな流れだっただが、ここで雨で中断。川上と違って勝てる試合だったのにこちらも本当に残念。

12:00 昼食

11時頃から降り始めた雨にとりあえず全員吉田屋に戻る。とりあえず用意されたおにぎりを食堂で食べながら待機。連絡がないのでどうするのかわからず待っていたが、しびれを切らしたよしこさんが河合さんに電話して確認したところ、このまま中止で体育館でイベントもなしとのこと。12時過ぎているので試合成立しているから優勝・準優勝の賞品は配らないとか。いやいや終わってないから成立していないし、そもそも雨が降ってきて中止したのは11時頃だし。勝ち残っているペアがジャンケンでもやって賞品はちゃんと配るべきではないかと思うんだけど。

13:30 入浴

全日程終了ということなので、全員で「牧華の湯」に行く。露天風呂に入っている間に先ほどまでの豪雨が嘘のようにどんどん雨は上がってきて、晴れ間が覗く。こりゃできるんじゃないかとも思うが、クレーコートがあれだけ水を吸ったら無理かな。それにしても雨が降っていたのは2時間くらいなんだから、中止にせずに待機で続けたかった。釈然としない。

風呂から上がって男性陣はソフトクリームを食べて女性陣を待つ。お土産を買い、「川上ポイント」で写真撮影。全員で「ミスひるがの」お得意の砲丸投げ、もとい、サービスのポーズで写す。どう見ても砲丸投げだけど。川上くんは15万円で買ったデジタル一眼レフを最後まで登場させなかったが、三脚だけは提供する。カメラは被写体になるべき女性がいないと撮らないということか?

 


15:00 ひるがの出発

いったん会場に戻り、あややがストリンガーマシンを引き取る。説明を受けるが本当に重くてかさばって邪魔。あややの車に積もうとするが入らないので、サトヒロと平瀬さんを栗田車に引き取り、後部座席にマシンを乗せて帰ることにする。

残っている1500円の商品券を使う。と言ってもキャップかソックスかグリップテープなど、そんなものくらいしか買うものがない。河合さんと話をしたら、あまりに雨が多いから来年から時期を6月の梅雨前に変えるかも知れないとのこと。春と続くので困るなと言うと、春も秋も出ているのはATCくらいだから、栗田さんさえ了承してもらえれば問題ないとのこと。了承するとかしないとかの問題じゃないけど、そうなったらどちらか参加希望者が多い方に参加するしかない。うーん、困った。

 

分水嶺公園で恒例のソフトクリームを男性が女性ペアに奢って、名古屋目指して帰る。関SAで集合して解散。お疲れ様でした。川上くんはよしこさんを単に名古屋駅まで送っていくだけではなく、ちゃんと得意のミッドランドの高級中華料理店でご馳走してあげてくれ。たぶんしないんだろうけど。


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