2007年秋・ひるがの高原テニスフェア

昨年は好天に恵まれた秋のひるがのでしたが、今年は日曜日が雨で試合中止。2年に1回は雨に降られているような印象で残念です。しかも、他にもトラブルもあり、気を揉むことも多かったひるがのでした。
ただテニスできたのは土曜日だけだったとは言え、ATC勢は相変わらず個性的で楽しく賑やか。大いに笑って楽しんで発散してくることができたので、テニスができなかった割には満足の2日間でした。



8/31


23:00 事件発生

実は事件は前日の夜から始まっていた。早起きに備えてそろそろ寝ようかとクリタが思っていた夜11時。黒木ちゃんから突然の電話で「アクシデントで明日の午前中に用件ができてしまった。だから明日のミックスは間に合わないと思う」とのこと。様子を聞いたら、とりあえず体は大丈夫なのでテニス自体はできるとのことで一安心。いろいろ話をしたが、黒木ちゃん一人でひるがのまでたどり着けるかどうか心配だし、クリタも一人で待っていてもどうせペアがいなければ仕方ないので、用件が終わるまで待って、それから一緒に行くことにする。

とりあえず会場での受付手続きを代行してもらわなければならないので、日付が変わる頃にサトヒロのマンションまで行き、事情を説明して残りの代金を渡して受付代行をお願いする。みんなにも迷惑をかけることになるが、とりあえずできることはしたので、後は現地に何時に着けるかということだ。

9/1


8:30頃 名古屋出発

翌朝、各車順調にスタート。佐藤車は8時に出て幸村&ウッチーペアを後部座席にタクシー状態で乗せてから、あややをピックアップ。あややを乗せるまでは「好きにしてて」状態だったとはサトヒロの弁。8時半には名古屋インターから高速に乗れたようだ。昌子車はクレイシ、遠藤、ツッキーをピックアップして、こちらも8時半には東名阪に乗りひるがのを目指す。一番心配だった川上車だが、前夜から勝川のホテルに泊まっていたうみりんと予定より15分ほど遅れて合流。タカは黒木ちゃんに注意された通りガソリンも入れてあったそう。9時前には春日井インターから高速に乗った。

渋滞も事故もなく各車とも順調。10時過ぎに昌子車、続いて佐藤車、最後に川上車が現地に到着。去年と違って宿の「滝村屋」でのんびりと昼食をとることができたようだ。川上くんが巨大な弁当を持参して悠々と食事。それを見たクレイシがなぜか大喜びで写真を撮る。本当にオヤジを被写体にして写真を撮るのが大好きなようだ。

クリタ車は用件を済ませた黒木ちゃんを10時30分に本郷でピックアップ。他のメンバーがもうランチを食べ始めた頃に名古屋インターから高速をぶっ飛ばしてひるがのを目指す。果たして何時に着けるのか。しかしその頃ツッキーは「クリタさんが黒木ちゃんとお揃いのウエアを買い忘れたから、それを買ってくるから遅れるらしい」などと勝手な憶測を喋っていた。そんな理由で遅れるわけないだろうが!


11:30 開会式

宿の滝村屋は本部会場のすぐ近く。開会式にも徒歩1分と余裕である。ブースで早速みんなはショッピング。トアルソンのTシャツが色違いで可愛いからと女性陣がお揃いで購入。ウィルソンベア好きの幸村さんは、なんとウィルソンベアのグリップテープ7色10本を「大人買い」して周囲を驚かす。そして「大人買い」と言えば「ショッピング王」タカ。いきなりサンダル、ソックス×2、Tシャツ、キャップと次々と買い物をしていく。お前は「いたスト」のマハラジャか!


12:00 ミックスダブルス開始

開会式終了後、各会場に分かれてミックスダブルスに入る。今回は6ペアが完全にバラバラになる。第1会場に松浦・佐藤組、第2会場に川上・暮石組、第3会場に海野・月原組、第5会場に昌子・遠藤組、第7会場に内田・幸村組、そして一番遠い第8会場に栗田・黒木組。全ペアがバラバラだと、初戦敗退した時にチーム対抗戦のチームが組みにくい。必然的にコンソレにエントリーすることにとなりそうだ。

1回戦が始まる12時にクリタ車は宿に到着。あらかじめ大会ディレクターの河合さんに電話を入れておいたので、着替えてから第8会場に行っても十分間に合った。10時半に名古屋を出たのに問題なく試合に入れたのはラッキーだ。ただ、アップもなしにいきなり試合に入ったのはやはり立ち上がりに影響した。ヒグマの樋口夫妻相手に最初に3ゲーム連取されてしまう。そこから黒木サービスをキープ、相手男性サービスをブレイクして2-3まで追い上げたものの、結局抵抗はそこまで。2-6で1回戦敗退してしまった。まあ間に合わずに棄権するよりは、ちゃんと試合して負けた方が良いけど。

他のペアも続々と初戦敗退してしまう。昌子・遠藤組はITCの岡部・三浦組に接戦の末、3-6で負ける。海野・月原組はピスタベルデの小栗・岡部組にこちらも3-6で敗退。川上・暮石組はクラブユニット田中・岡田組にタイブレまでもつれこんでの大接戦だったが、最後はタカのボレーミスで負け。クレイシは「わたしは悪くない」と言い張っていた。

ATCで最も期待された松浦・佐藤組は、強豪ポケットの大野・岡本組に5-0とリードして楽勝の予感。立ち上がりが悪いあややにしては最高の滑り出しだと思ったのに、なんとそこからまくられる。結局タイブレも競り負けて5-6で敗退!6ゲーム先取の試合で5-0から負けたなんて聞いたことがないし、あやや自身も「はじめての経験」と落ち込んでいた。

唯一初戦を勝ち進んだのは、内田・幸村組。しかも1回戦勝ち上がりペア相手に6-2と軽く勝つ。さすがウッチーと期待したのだが、なんと次の試合でこちらもまたタイブレ負け。今回タイブレでの負けが多過ぎる。ATCはタイブレの練習もした方がいいかな?

ウッチー&幸村組を除く5組はコンソレにエントリー。と言っても、クレイシはこれ以上川上くんと組みたくないと、チーム対抗戦に一緒に出てくれるペアを探して各会場を車で回る。第8会場の栗田・黒木組のところにも来たが、そのまま車から降りもしないで通り過ぎていってしまった。ペアでの写真を撮ってもらおうと思っていた黒木ちゃんは「なにあれ?」と不思議がっていた。多分タカが黒木ちゃんと一緒にチームを組みたくて、わざわざ遠くから来たんだろう。まだ栗田・黒木組が終わっていないのを見て車も降りずに去っていったに違いない。結局彼らも諦めてコンソレにエントリーした。

各会場で行われるコンソレは、会場によってエントリー数が違う。第8会場の栗田・黒木組はいつまでたってもコンソレに入れないので不思議に思ったところ、負けたペアがみんなチーム戦にいってしまったとのこと。最後まで1組だったらこのまま第8会場の代表になると言われて、それもなんだかなぁと思っていたら、ようやく最後に2組コンソレにエントリーしたので、何とか成立した。

コンソレ初戦はヒートウェーブ大会でもよく対戦するピスタベルデの石井・澄川組。過去に負けたことはないけど、若いだけに急成長しているペアで要注意だ。相手男性のサービスやストロークが好調で、最初に1-3とリードされてしまった。そこからクリタサービスをキープ、相手女性サービスをブレイクして3-3に持ち込みタイブレに。タイブレも先にリードされる展開で苦しかったが、4-6でマッチポイントを握られてからの黒木サービスを2本キープしたのが大きく、そのまま8-6で逃げ切った。黒木ちゃんは緊張する中、よくぞサービスキープしたものだ。

2試合目。これに勝てばコンソレの会場代表だが、女性はやたらと振り回すし、相手の森本レオ似の男性がエドちゃん系で、フォームはぎこちなくて下手そうに見えるんだけど、妙に勝負強くボレーの反応が良い。かなり変則でやりにくいペアだ。試合は一進一退ながら2-3からのクリタサービス、これをキープしてまたタイブレかと思いきや、森本レオのあり得ないようなバックボレーが決まってゲームを落として負けてしまった。残念。長引けば森本レオの変則打法の癖を見抜いて勝てると思ったのに。

他会場でもコンソレは進む。うみりんとツッキーはドロー運が悪く、コンソレにしては強いところにあたったそうで、あっさり0-4のダンゴ負け。つま恋に続きうみりんは相変わらず1勝が遠い。いやいやながらのコンソレ参加のタカ&クレ組は本戦に続いてまたもタイブレ勝負に。しかもまたもマッチポイントでタカがボレーミスをして負け。クレイシはかなりオカンムリである。

昌子・遠藤組はコンソレ1回戦を4-1、2回戦はタイブレ勝負を制して4-3で勝ち進み、第5会場の代表決定戦へ。しかしさすがに2試合勝ち抜いてきた相手はコンソレと言えども強かった。あっさりと0-4のダンゴ負けを食らう。

同じくコンソレを3回戦まで勝ち進んだのが、あやや&サトヒロ組。本戦での悪夢の大逆転負けを振り払うかのように、4-0、4-1と快進撃したが、3回戦で2-4と競り負けた。まあ4試合目ともなると、そろそろあややのエネルギーが切れる頃だけに仕方ないだろう。

ATC勢が全て負けて第1会場に集合。ターゲットテニスやスピードガンコンテストなどに挑むが、めぼしい賞品はなかなかゲットできない。黒木ちゃんが「グリップテープが欲しい」と言うが、こういう時に限って当たらないものだ。と言うか、ブラック黒木なら欲しいものはタカに言って買ってもらうのがベターだと思うよ。4時半になったところで「牧華の湯」に行こうということになり、会場各所に散らばっているメンバーを集める。レッスンを受けていたサトヒロは残ると言うので、残り11人で宿に戻る。


17:00 入浴

滝村屋から3台の車で牧華の湯へ。黒木ちゃんが宿から目ざとく割引券を持ってきていたので、少し安くなる。さすが役に立つ女、ブラック黒木。5時50分にロビー集合ということで、男性陣は例によってタカ以外は30分もかからずあがってきて、昌子さんは帰りの車は遠藤に運転させると早速ビールを飲んでいる。クリタは仕方なくかき氷で我慢。川上くんがようやく風呂から上がってきたら、なぜかATCオリジナルTシャツを着ていない。ウェルカムパーティはATCのTシャツでと言っておいたのに、なぜここでオシャレしてUNTITLEDの妙なアミアミシャツを着るかな?

黒木ちゃんが風呂から出てきてお土産売り場を見ていたら、そこにタカがビデオカメラを持ってダッシュ!そのイソイソぶりもおかしいが、そもそも風呂に行くのにビデオカメラを持ってきているところが怪しい。何を撮るつもりだったのだ?盗撮用か?黒木ちゃんの買い物ぶりをビデオ片手に執拗に追うタカ。後で見たら、黒木ちゃんの胸部アップや、臀部狙いショットもあり。なんに使うつもりだ、タカぁ〜!?

もっとも黒木ちゃんも「ブラック」の名にかけて、ただ撮られているだけではない。「何か買って」攻撃に出る。タカはつい先ほどまで男性陣相手に「そんなに甘やかしたらつけあがるからいけない」などと強気な発言をしていたにも関わらず、面と向かっては黒木ちゃんに何も言えずにクマのキャンディを買っている。ところがそこに遠藤さんとクレイシが乱入。遠藤さんも「わたしにも買って」と言ってレジの前でごねるので、タカはしぶしぶ「キティこんにゃくゼリー」を買う。クレイシは「もっと実用的なものがいい」と言って「肉味噌」を指定。そんなものをタカに買ってもらって嬉しいのか?お母さんに誉められるのか、クレイシ?

牧華の湯にくれば当然恒例の「川上ポイント」で集合写真撮影。タカにまた側溝に落ちてもらいたいものだが、さすがに最近はそういうボケはしない。代わりに止まっていた赤いフェラーリの前で記念撮影。勝手に他人の車に腰掛けようとするので、さすがにそれはとめた。まあ川上財閥ならフェラーリくらい安いものだとは思うけど。

 


18:15 夕食

さて宿に戻ろうかと思ったところでサトヒロから電話。夕食の時間になったのに誰もいないから不安になったらしい。急いで宿に戻り、すぐに夕食。

夕食は2つのテーブルに分かれる。タカは正面に黒木ちゃんが座ったのが嬉しいのかニヤニヤがマックス。黒木ちゃんのお父さんのことを「よくできた人だ」などと誉めている。タカに誉められても、という黒木ちゃんの微妙な顔が面白い。そもそもタカは黒木ちゃんよりも、黒木ちゃんのお父さんの方が年齢が近いということがわかっていない。教えてやったら呆然としていた。しかもタカははしゃぎ過ぎて、そうめんのつゆにオシャレなシャツの紐が漬かっているのにも気がつかない。だからATCのTシャツ着てれば良いのに。そう言えば、タカはバリ島に豪華ツアーで行ったらしい。誰と言ったんだ?

 


20:00  ウェルカムパーティ

恒例のウェルカムパーティ。8時10分前に着いたら体育館の中に入れてくれない。なにやら仕込みをしているようだが、外で待たされているのも辛い。ようやく中に入っていつものように右前のコーチ陣席正面に。さて、今年はどれだけ賞品をゲットできることか。

最初のうちは低調で、せいぜいいつものボールキャッチで古橋コーチの打ったボールを川上くんが取ったくらい。もっとも、これは遠藤さんとツッキーの正面に飛んできたののに、タカが横から手を伸ばして奪い取ったと、2人はぶーぶー文句を言っている。それは確かにタカが悪い。どうせソフトクリーム券なんだから彼女たちにあげればいいのに、がっちり抱え込んでしまった。「これで黒木ちゃんにソフトを奢ってあげるよ」などと言うものだから、黒木ちゃんも他の女性陣も「セコイ」と渋い顔をしている。

恒例の100円ジャンケンはサトヒロとうみりんがちょっと勝ち進んだが、それも中途半端なところで負けてしまう。栗田が最初にジャンケンした女性が最後まで勝ち残った。そんな人と最初に対戦したら勝てるわけないか。

そして山場は突然訪れた。今年から新しい企画のチーム対抗ゲーム大会。男2女1の代表選手をと言われたので、ATCからは当然天然ボケのツートップであるタカとクレイシ、そしてその2人を支える最年少男性メンバーであるウッチーの3人を代表に選んだ。賞品を取らなくてもいいから笑いはがっちり取ってくれ、君たちならできる!

最初のゲームは向き合った2人が同時に2個のテニスボールを投げて、キャッチするという単純なゲーム。ウッチーはともかく、後の2人は大丈夫だろうかと心配したが、意外とクレイシが上手で何とかクリア。約20チームのうち3分の1くらいがここで落ちた。

次は3人手を繋いでのゲーム。クレイシを真ん中に挟んで手を繋ぐ様子はまるで幼稚園児のお遊戯会のようで、すでにその絵で笑える。お題はTシャツ3枚とパンツ(ズボン)1枚を観客からゲットしてから、真ん中に置いてあるボールを拾ったらOKというもの。もちろん3人手を繋いだままだ。Tシャツを脱ぐのは昌子、海野、松浦と決めたが、誰がパンツを脱ぐかはちょっと逡巡があった。栗田と昌子さんが脱ごうかと思って手をかけたら、主催者が「やっぱりパンツはいいです」ということになって、ちょっとガックリ。だったらTシャツは女性が脱げば盛り上がるのにとも思ったが、結局予定通りに3人が脱いだ。タカたちのすぐ近くに我々はいたので、このゲームも何とかクリア。残るは6チームになった。

3回戦はリレー競技。まず1番手がラケットを中心にして下を向いて10回周り、2番手のところまで走る。2番手は腹筋を10回したら、1番手と手押し車で3番手のところへ。3番手は風船を割って、中に入っている紙に書いてある該当者を連れてステージ上まで上がったらゴール。レースは3チームずつに分かれて行われる。なかなかハードなリレーになりそうだ。

まず最初にいきなり真打ちタカ登場。スタートの合図とともに周り始めるが、ラケットの周りを回るというよりも、ラケットと一緒にくるくる回っている。その様子がすでにおかしい。ようやく10回周ったタカは、ウッチー目指して猛然とダッシュ、したつもりだが、なにせ目を回しているだけにそんなわけにはいかない。走りだすとともに右によれてそのまま派手に観客席に転げ込む。その見事なコケっぷりはリアクション芸人並み。ようやく立ち上がったタカ、それでも諦めずにもう一度ダッシュ!、のはずが、再び右に転倒。我々のみならず体育館中の全員が大爆笑。他のチームの人たちはみな転ばないように慎重に動いているのに、なぜタカだけは後先考えずにあんな猛ダッシュを繰り返すのか?

転げながら何とかウッチーのところにタカがたどり着き、ウッチーは無難に腹筋を10回してタカと手押し車でクレイシのところへ。この時点ではどのチームもほぼ互角。クレイシは風船を割ることを全く怖がらずにあっさりと割って中の紙をチェック。「ソックスをはいていない人、5人!」と叫びながら、我々の方に突進してくる。すぐにATCの中から5人がクレイシと一緒に走り出してステージ上へ。3チームの中で悠々のトップを決めた。それにしてもおかしかった。ATCだけではなくコーチたちもまだ爆笑。いやぁ、タカには誰もかないません。

そしていよいよ残った2チームでの決勝。今度は二重とび10回→腕立てふせ10回→手を使わないで飴探しというもので、全てステージ上で対決。当然体力競技に男性が出て、最後の飴探しを女性がするのかと思ってみていたら、二重とびにクレイシ、腕立てにウッチー、ラストの飴がタカという順番。まあ確かにその方が見ているこちらとしても「面白い」けど、クレイシはちゃんと縄跳びを跳べるのか?

競技スタート。なんとクレイシがあの巨体で軽々と二重とび10回をクリア。驚いた。すぐにウッチーが腕立て10回をして、大きくリードしたままタカにバトンタッチ。優勝は目前だ。ところが片栗粉の中に顔を突っ込んで飴を探し始めたタカが、なかなか顔を上げない。カメラを構えているクリタも、ビデオカメラを構えているブラックも「かわかみー!早く探せぇ!」と絶叫応援。相手の女性も必死になって探しているので、どちらが先に飴を見つけるかは予想がつかない。必死になって顔を左右に動かし続けるタカ。大丈夫か、息はしているか、いや、窒息しても飴を見つけろ、タカ!

そしてついに隅っこの方に置かれている飴をタカが発見した。真っ白な「バカ殿」顔を上げて飴を口から取り出し高々と右手を突き上げるタカ。勝利のポーズだ!優勝だ!ATCもみんな大爆笑とともに拍手。さすがタカ、笑いも取って賞品もゲットするなんて、やる時はやるなぁ。


全チームの中から見事優勝を勝ち取ったATCにもらえた賞品は、まず準優勝チームと一緒のウィルソンのディレクターズチェア。そして優勝チームにだけセットボールを30ケース。ええっー!セットボール?いらないよぉ。いくらでもあるし、持って帰るだけでも大変じゃん。ニューボールを1缶の方が良いなぁ。タカ、あんまり役に立たない賞品を取ってくるんじゃないよぉ。

後は抽選で賞品を配るが、ATCでは昌子さんがディアドラのラケットバッグ、ツッキーがディアドラのキャリーバッグをゲット。ツッキーは相変わらずくじ運が強い。最後に全員が抽選番号で賞品を貰い解散。ゲッターサークルの戦果としてはまあまあだが、何より大爆笑をプレゼントしてくれた川上先生にみんな満足だった。


22:30  部屋で宴会

部屋に戻り川上・昌子・海野部屋で宴会。昌子さんが買い出しをしてくれたが、大量の菓子はとても食べ切れそうにない。まずは早速タカのビデオ鑑賞会。春のひるがのではタカのデート実況映像にみな戦慄が走ったが、さすがに今回はちゃんと消去してきていた。見ていないサトヒロは「見たい」と文句を言ったがもうタカは警戒しているので無理な相談である。

春のひるがのでタカが三脚をセットしてまで撮ったサバイバルミックスの川上・黒木組の試合から見る。しかし三脚の位置が悪いせいか、ほとんどプレーしている本人たちが映っていない。むなしくボールが飛び交うのみ。ただポイントが決まるたびに笑顔で黒木に駆け寄ってハイタッチをしにいくタカが、まるで芸をすると餌をもらえるイルカかアシカのようで笑える。黒木ちゃんは「タカ使い」か。しかし、ハイタッチのたびに「5000円」と要求していたブラック黒木。トータルではきっと10万円を超えていたことだろう。

 

その後に先ほどのゲームの様子を見る。残念ながら転倒シーンは撮影していないが、タカの飴探しはバッチリ。黒木ちゃんの「かわかみぃ!」という呼び捨て絶叫応援がまた笑いを誘う。転倒シーンからビデオをまわしておけば本当に貴重な爆笑映像になったのに実に残念だ。

サトヒロが相変わらずヘソを出す。普通にTシャツを着ているだけで腹が出るというのは、Tシャツが短いのか胴が極端に長いのか?ウッチーは幸村さんにゲーム中からいろいろ注意をするという話から「チクチク系」と言われる。イヤな系だなぁ。

遠藤さんはタカに牧華の湯で黒木ちゃんに便乗して買ってもらった時のことを「レジ前ねじ込み方式」と言う。それでつま恋でもタカに時計を買ってもらった、ということで、毎回何も買ってもらえないサトヒロやツッキーは遠藤さんに学ぶべきだ。

このあたりから黒木ちゃんのブラック話が炸裂。今までベンツ以外の大抵の外車の男と付き合ったとか、つい車に乗り込む時は右側に立ってしまうとか、デート前に洗車してくるのが当たり前とか、ガンガン言うので、タカがおたおたしている。何もタカが焦る必要はないと思うけど。

先ほどのゲームの時にオヤジたちがTシャツを脱いだことから、あれを黒木ちゃんに脱いでもらいたかった、という川上妄想話に突入。「お金を出せば脱ぐ」という黒木ちゃんの話を受けて、タカが「50万、赤いセクシー下着なら70万円出す」と言い放ち周りを呆れさせる。さすがの黒木ちゃんもTシャツを脱ぐだけで70万円も出してくれるなら脱ごうかという顔。ただし写真撮影、ビデオ撮影は別料金というと、タカは「それも含んでくださいよ」と真剣に料金交渉をしてくるからおかしい。女性陣が「だったらわたしたちも脱ぐからいくらくれる?」と聞いたら、なんとタカは「5人まとめても一円も払わない、脱いで欲しくもない」と言い切る。失礼な奴。

12時に黒木ちゃんが「じゃあ川上さん、70万円枕元に置いておいてくださいね」と言い残して部屋に戻ってからも、まだタカの妄想ネタは続く。「じゃあ黒木ちゃんと4泊6日ハワイ旅行に行くならいくら出す?」と聞いたら「それは何でもありですか?」だって。何をする気だ、川上?黒木に「にしおかすみこ」みたいな格好をしてヒールで踏んで欲しいのか?と聞いたら「それも良いなぁ」とうっとりした顔で妄想していた。危ない。

みんな朝が早かった割には元気そうだったが、明日も早いからということで1時過ぎにお開きにした。


9/2


7:30 朝食

昨夜から降り出した雨がやまない。完全にコートはぬかるんでいて、とてもじゃないがテニスをできるとは思えない。どんよりした気分で7時半頃に朝食。タカは怪しいバリ島旅行で買った妙なTシャツ姿。うみりんも昨晩はあまり飲んでいないせいか、ちゃんと起きてくる。ポンがあったかどうかは定かではないが、代わりにクレイシが「ハーフポン」をしていたと黒木ちゃんから報告あり。本人によると無意識に脱いだわけではなく、暑くて下を脱いで寝ていたということだが、布団からにょっきりと出ていたクレイシの足を見て黒木ちゃんはビックリしたそうだ。しかも朝になってから今度は「寒い」と言って布団に潜り込んでいたそうだから訳がわからない。そのクレイシはまったく寝起きのまま朝食にやってくる。スッピンなのは驚かないが、寝癖がついたままの髪はどうにかしたらどうかと思うが、結局ずっと寝起きナチュラルヘアのままだった。

サトヒロたちの部屋も大差はなく、みんなが朝食に行く時にノックしたら、ツッキー、遠藤、サトヒロの3人はすっかり寝こけていた。6時過ぎに起きてメイクアップしている黒木ちゃんとの差は歴然。そりゃタカもお金を払ってくれないわけだ。

9:00 体育館でイベント

10時になったら試合をするかどうか発表するということだが、どうせないだろうとみんなテニスウエアに着替えることもなく9時に体育館に集合。田村プロがレッスンをする。1時間フットワークを中心にレッスンがあって、10時に正式に中止が発表された。残念。

以前に中止になった時と同様、男子ダブルスと女子ダブルスの賞品を分配するジャンケン大会。まず男子ダブルス。ATCの代表は海野、内田、松浦。ウッチーとあややはあっさり負けたが、こういう時のうみりんは強い。以前もシングルスでジャンケン準優勝している実績がある。結果、なんと3位まで勝ち残ってベスト4の賞品をゲットしてしまった。おこぼれに預かったタカもホクホクだ。賞品はタッキーニのポロシャツだった。

続いて女子ダブルス。こちらは暮石、遠藤、佐藤がジャンケン。クレイシが強い。どこまでいくかと思ったら、なんと決勝戦まで勝ち残り準優勝をゲット。ATCはテニスは弱いが運は強いことを証明してしまった。準優勝はタッキーニの長袖。早速黒木ちゃんはヤフオクで売ると宣言していた。それにしても川上・海野組と黒木・暮石組という、テニスをしていたら1勝も危ういペアが勝ち残るんだから面白いものだ。

その後はまた田村プロのレッスンがあってから、ボレーボレーコンテスト。テニスに弱いATCはあっさりダメ。ボレーによるターゲットテニスもなかなか難しい。簡単には当たらないが、黒木ちゃんの時に田村プロが賞品のジョグを手に持って当ててくれた。なんと甘い。他にもツッキーたち女性陣やウッチーも賞品をゲットした。


12:00 昼食

12時まで体育館でゲームをして解散。滝村屋に戻っておにぎりを食べる。ちょっとわびしい食事。それから荷物をまとめて宿の玄関で集合写真を撮影。この時に気づいたが、ウッチーとクレイシは昨晩からずっとATCオリジナルTシャツを着ている(大会成績の2枚の写真を参照)。夕食もパーティも宴会も寝る時も朝食も体育館でのゲームもずっと同じ。これから家に帰るまでずっと同じ。2人とも腕立てしたり二重とびしたりして汗も結構かいているはずなのに。ウッチーはまだしも、クレイシは女子としてそれはまずいんじゃないの?頭の寝癖も相変わらずそのままだし。いま流行りの「干物女」か?

昨晩の優勝賞品であるセットボールを持って河合さんが宿まで訪ねてくれたが、丁重にお断りした。なにせ車に積んでおくスペースすらないんだもの。いやはや、申し訳ない。

13:00 ひるがの出発

ひるがのを出発。雨が降っているし、ソフトクリームを分水嶺公園で買う気にもなれず。そう言えばタカはボールを横取りしてゲットしたソフトクリーム券をどうしたんだろう?ひんしゅく買って結局ムダにしたのかな?(うみりんの報告では、この券でうみりんが川上くんにソフトクリームを奢ってもらったとのこと)

テニスは1日しかできなかったけど、やっぱりタカ&クレイシが揃うと化学反応が起きるのか、めちゃくちゃ面白いことがわかりました。次回もぜひよろしく。誰か川上くんのペアになってください。


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