2003年春・ひるがの高原テニスフェスティバル

今年で4回目になる「春のひるがの」。過去3回は10名で参加していましたが、今回は1組減って男女2組ずつの8名と少し寂しくなりました。特にイベントに欠かせない川上くんが昇進試験の論文を書くという理由で欠席したのが残念。とは言え、残るメンバーで楽しく初夏のひるがのを満喫してきました。



5/23


18:30〜20:00 名古屋出発

今年は順調に名古屋を出発。ツッキーが瀧上ちゃんをピックアップして、今日のために会社を休んで準備万端のエドちゃんの家で合流。19時には春日井インターからひるがのに向かう。栗田車は八事でみっちとキョロちゃんが合流して栗田車に。上社で松浦くんをピックアップして、こちらも20時には名古屋インターからひるがのへ。
昌子さんも20時に仕事を終えて出発。栗田車が途中長良川SAで夕食を終えて、出発した直後に昌子さんがSAに入ってきたそうで、ちょうど入れ違いになってしまったようだ。郡上近辺で雷鳴がとどろき雨が降ってきたが、それも白鳥まで。ひるがのは良い天気だった。


22:00 集合

 

今年の宿は「ロッジわたなべ」。ひるがのでは最も北の外れた場所にある宿だが、新しいので綺麗なのが良い。最初に工藤車が買い出しをして到着、10時前には栗田車、続けて昌子車が着いて早速風呂入って宴会に突入。と言っても、キョロちゃんは寝てしまったので7人。
みっちがいきなり「若いほどエライ」と独自の理論をぶってエドちゃんを呆れさせつつ11時頃に部屋に戻り、残る6人はグダグダと飲んで語り続ける。松浦くんはかなり酒を飲まされて眠たそう。12時過ぎにはダウンしてしまったので、そのまま布団を掛けてほっておく。1時半頃にツッキー&瀧上ちゃんが退散、結局残る男性陣も2時には布団を敷いて就寝。松浦くんは畳の上にそのまま放置。


5/24


7:00 起床・朝食

ひるがのの朝は早い。7時に起こされて朝食。男性陣は早いのだが、女性陣、特に一番早くから寝ていたキョロちゃんが一番遅くまで出てこない。昨晩の酒が残っている昌子さんやエドちゃんはフワフワとしている。まあ予選リーグ戦はなんとかなるでしょう。

9:00 開会式

朝は天気が悪いひるがのだが、今年は快晴。毎年取材に来ているスマッシュのカメラマンさんも健在のようだ。会場で玉ちゃんに会う。春に大阪に転勤になったのだが、お客さんに誘われてこの大会に出てきたらしい。「実は初めて会った人も多くてよくわからないんですよぉ。宿の名前も覚えていないので、はぐれたら帰れません」などと喋っている様子は、相変わらず「話していなければ死んでしまう」玉ちゃんだった。




開会式は淡々と進み、メンバーはそれぞれの会場へ。女性陣は第一会場。月原・瀧上組は7番コート、川上・永井組は山の上の15番コート。残る男子ダブルス2組は第二会場になる。と言っても、工藤・昌子組は奧の奧の13番コート、逆に栗田・松浦組は分水嶺公園近くの18番コートに散らばる。今回はそれぞれ離れているので、応援には行けそうもない。

予選リーグ戦。栗田・松浦組は、かなりラッキードロー。そこそこテニスはできるけれど、負けるほど強くはないというドングリの背比べペアばかりの組に入る。6-2、6-3、6-1、6-0と4試合を軽く全勝して、ATC男性陣初の1位抜けを達成。昌子・工藤組は、昨年準優勝の駿河台LTCのペアと関西の強豪KMLやまぁずと同組になる。この2組にはあっさり0-6で負けるも、残る2組に6-4、7-5と競り勝って3位に入った。女性陣も健闘。川上・永井組は全勝同士の対決を6-4で制して見事に1位抜け。月原・瀧上組も1勝を挙げて4位になる。

春のひるがのの良いところは、それぞれのブロックで1日ずっと同じメンバーでテニスをするため、みんな仲良くなれるところだ。今日は敵でも明日はそれぞれの順位別トーナメントに出るから応援し合えるところも良い。

13:30 昼食


昼食は恒例のカレーライス。ただ松浦くんの昼食券が見つからず、大会本部に連絡を取ってもらってようやく昼食券を貰う。後で聞いたら、女性陣が自分たちの部屋に松浦くんの分も持っていってしまったようだ。ちょっと遅めに昼食会場に行ったのが幸いして、会場の横にあるテーブルを栗田・松浦・月原・瀧上の4人で占拠することができた。天気も良いし成績も良いし、気分良く食事する。可哀想だったのは工藤・昌子組で、時間がなくて昼食を食べ損なったとか。

15:30 入浴そしてビール

3時頃に宿に戻る。「ロッジわたなべ」の風呂は狭くシャワーも1つしかないので、クルマで温泉「牧華の湯」に行こうということになった。キョロちゃんとみっちは行かないと言うので、残る6人で宿から4km離れた牧華の湯へ。宿の割引券を使ったので入場料600円。それで露天風呂もサウナも寝湯もあるお風呂に入れるのだから気持ちが良い。男性陣はみんなで露天風呂に集まって、のんびりと湯に浸かりながら雑談に花を咲かす。我々以外にも参加者が結構ここに来ていて、みんなやはり楽しんでいるんだなぁ、と思う。
風呂から上がったらもちろん「グリーンガーデン」のテラスでビール、のつもりだったが、女性2人を待っている間に我慢できずにビールを飲んでしまう。美味い!焼き鳥も美味い!だからひるがのはやめられない!高原、テニス、風呂上がりのビール!サイコー!

で、ようやくツッキー&タッキーが出てきたので、揃って「グリーンガーデン」へ。最初はテラスにいたのだが、時間がすでに夕方5時になっていたので肌寒い。仕方なく中に入ってビールを飲む。「グリーンガーデン」は少しメニューが変わっていて、軽食が増えていた。小一時間で宿に戻ってウェルカムパーティに備えることにする。



18:30 ウェルカムパーティ

6時に宿を出発。遠いのでクルマで広場へ。今年もステージに近い好位置をキープ。昌子さんのテーブルを広げ、各自持参の折り畳み椅子を広げ、さらにサークル旗も張る。毎年恒例のステーキやら揚げ物やらだが、今年はマスの塩焼きはなかった。去年ほど寒くもないので、ビールもすすむ。エドちゃんがスマッシュのカメラマンさんを連れてきて、無理矢理集合写真を撮らせる。今年も雑誌に掲載されるかどうか楽しみだ。

雑誌「スマッシュ」2003年8月号へ

今年も太鼓が打ちならされて、さらに各ブロック1位ペアは賞品を受け取る。去年の竹本・二村組に続き、今年は2組。ATCも強くなったものだ。賞品の中身は相変わらずポッカ賞品詰め合わせで大したことはないが、やはり1位は名誉である。

今年はゲームの仕切りが良い。さくさくと進み、恒例のビンゴ大会。ただリーチになってもビンゴはなかなか出ない。実力発揮する時は運が悪いというひるがののジンクス通りである。結局昌子さんとツッキーが辛うじてビンゴして賞品をゲット。8人中2人ならまあ平均的なところか。

   

21:30 再び宴会

ウェルカムパーティから戻ってくると、宿の玄関のカギが開かない。今年は暖かいので、しばし宿の外でみんなでぼんやりとしていた。退屈しのぎに川上くんに電話するが、携帯には出ないし家の電話は「お客様の都合により使えません」とのメッセージ。どうやら電話料金を支払っていないので止められているらしい。困ったものだ。そうこうするうちにようやく携帯の方で電話がつながる。結果の報告をした後で、エドちゃんが「川上さん、いい年した大人なんだから電話代くらい払いましょうよ」と説教。で、大会休んで論文は書けたのか、と聞いたところ「今日は遊んじゃったので明日やらなきゃ」と中学生のようなことを言っている。本当にいい大人なんだから、やるべきことはさっさとやってもらいたいものだ。


で、毎年のことながら2日目の夜はお疲れモード。キョロちゃんはまたも寝てしまい、みっちもちらっと顔を出しただけ。ツッキーと瀧上ちゃんも11時頃には部屋に引き上げてしまった。エドちゃんは今年も張り切って持参のパジャマ姿にマイティッシュで恒例ティッシュ蒔き。しかし、疲れていたのか途中で沈没。うつぶせで股間を両手で押さえるという妙な格好で寝てしまった。仕方なく12時には就寝。こんなに早く寝るのも久しぶりだ。
 

5/25


7:00 朝食

昨日よりはよく寝たのでスッキリ。相変わらずキョロちゃんが一番出てくるのが遅い。ひるがのに来てからずっと寝てばかりだな。昌子さんは6時に目が覚めて散歩してきたとのこと。今日はどんより曇っているが、雨が降り出す心配はないみたいなので良かった。

9:00 順位別トーナメント

1位の栗田・松浦組と川上・永井組は本部のある便利な第一会場。3位の昌子・工藤組と4位の月原・瀧上組は第二会場なので、栗田車と昌子車でそれぞれ分乗して会場入りする。試合が早いのは月原・瀧上組だけで、後のペアは結構待たされることに。

月原・瀧上組がまず3-6で敗退の報が入る。善戦及ばず惜しい負けだった。続いて昌子・工藤組も2-6で敗退。ここでサバイバルミックスにエントリーすることにしたようだ。川上・永井組は1位とは思えない相手と戦うラッキードロー。軽く6-0で破って幸先の良いスタートを切った。


残る栗田・松浦組はなかなか対戦が入らない。待つこと2時間。ようやく同じ宿の角田・桜井組とコートに入る。向こうは先に試合をひとつこなして接戦でカラダが温まっているから良いが、こちらは2時間待たされての初戦だけに不利は否めない。予想通りスロースターターの松浦くんのサーブが入らない。ポイントを取ってもゲームを取れず、栗田のサービスをキープしただけの1-6で負けてしまった。延々と待たされての初戦敗退は残念。

早速サバイバルミックスにエントリーしようと思ったら、なんととっくに定員一杯で締め切ったとか。昌子・工藤・月原・瀧上の4人すらエントリーが間に合わなかったという。早めに負けないと出られないところが辛い。
となって、残る期待は1位トーナメントの川上・永井組だけ。しかし、2回戦はなかなか癖のある強豪ペア。ストロークの打ち合いになるが、安定感と展開力では向こうの方が一枚上手のようだ。内容的には競り合っていたように見えたが、ミスがどうしても先に出てしまい、結局2-6。今年の春のひるがのもお昼頃には終わってしまった。

12:00 昼食

ツッキーと瀧上ちゃんはプロテニスクリニックに申し込んで先着20名の中にギリギリ滑り込む。13時からクリニックが始まるということなので、急いで昼食。例年の通り2日目の昼食はうどんかと思いきや、なんと今年は中華丼。これは嬉しい。







13:00 イベントいろいろ

プロテニスクリニックはわずか20名のためにコーチが2名ついて2面を使ってたっぷり練習をしていた。なかなか中身が濃い充実した練習だけに、申し込んだ人たちはラッキーだ。キョロちゃんとみっちはサービスコンテストに参加。残念ながら当たらなかったようだが、みっちは昨年川上くんと組んでサバイバルミックスを制した「マシーンよしこ」さんに話しかけて、いろいろあることないこと喋ってきたそうだ。さすがみっち。やるな。

男性陣は特にやることもなく、ブースで買い物をしたりして、後は準決勝、決勝を観戦。男子2位トーナメントでは、玉ちゃんが決勝進出。パートナーの男性が実にテニス巧者で、玉ちゃんはネットに張り付いてボレーを決めているだけで良い。あっさりと決勝も制して優勝していた。ただ今年はレベルが低い。2位トーナメントにしてはあまり上手なペアがいない。玉ちゃんのところが抜群に強く見えるようではねぇ。

1位トーナメントはさすがにベスト4ともなるとレベルが違う。その中でも昨年も優勝している峯尾さんのところが順調に勝ち上がって、決勝もパワフルなサービスを打つ相手ペアの隙をついて今年も優勝していた。目立ったのはベスト4に進んだ4ペアのうち3ペアにサウスポーがいたこと。やはり左だというだけで有利なんだろうか。

17:30 ひるがの高原出発


決勝が終わったところで宿に戻り、男性陣は順番にシャワーを浴びる。買い出ししてきたが余っていたお菓子をみんなで食べてしまい、宿の前で記念写真を撮って出発。
分水嶺公園で昌子さんが女性全員にソフトクリームを奢る。妙なことが恒例になったものだ。ソフトを食べ終わったところで、ひるがのを出発。途中5kmほど渋滞していたが、なんとか18時半くらいに関SAに到着。休憩してから解散。今年は比較的静かに平和に過ぎたひるがのだった。秋も頑張ろう。

 




新着紹介メンバー予定データ講座リンク幹事伝言板

ひるがのページに戻る

大会参加成績に戻る