2001年春・ひるがの高原テニスフェスティバル

昨年は雨にたたられてあまり良い思い出がなかった春のひるがのですが、今回は天気も良く思いっきりテニスができました。結果も大満足で「来て良かった」と納得できる大会となりました。



5/25


19:00〜21:30 名古屋出発

今回も金曜日の夜から前泊。栗田車(竹本・横井)は、順調に7時過ぎに名古屋を出て、東海北陸自動車道の「ウォーターフロントオアシス」に。暗い水族館レストランで食事しながら「こんなところに男ばかりで来たくない」なんてことを言っていたが、その1時間後に工藤車(川上・海野)が、まさかオヤジ3人連れで立ち寄るとは思わなかった。





23:30 全員集合

宿は去年と同じ「ロッジワカミヤ」。10時前に栗田車着。続いて岐阜から清野車(武井)が到着。工藤車も来て、残るは仕事が遅くなった鶴澤車(青木)だけ。9時半頃に名古屋を出たらしいということで、何時になるか心配したが、11時半に鶴澤車も到着して、無事全員が揃っていよいよ宴会が盛り上がる。

今回飛ばしているのは工藤ちゃん。うみりんに酒を勧めながら自分もどんどんハイペースで飲んでいる。独身寮時代の下ネタで飛ばしまくり、「日本一ティッシュの似合う男」とか、最後には「ギラギラ目のギラオ」とあだ名をつけられてしまった。つるちゃんも今回の「ひとり横綱」らしく、川上くんに「この、すっとこどっこい!」と叫ぶ。川上くん、ショック。タミーには出身大学から「長官」の敬称(?)が付けられる。今度は清野長官と呼ぶように。


2時にようやく女性陣が部屋に戻ったが、その後も工藤ちゃんは絶好調で、うみりんを相手に「ATCの人たちはみんな人生の将来設計がない!」などと暴言を吐きまくるが、すでにヨレヨレなうみりんには話が通じず、結局3時過ぎに宴会も幕となった。





5/26


7:30 起床・朝食


3時まで飲んでいた工藤ちゃんとうみりんは、予想通りぼんやりとしている。特にうみりんは相変わらずの二日酔い状態で、魂が抜け落ちている表情。なんとか朝食を食べているが、午前中はダメかな、という感じ。もっともこれはある意味予定通り。目標はあくまでも日曜日なので、今日がダメでもなにも問題はない。




9:00 開会式

去年は開会式から雨が降り出したが、今年も天気予報に反して少々パラパラきている。もっともこれ以上にはなりそうもないので、あまり心配もしていない。予選会場は、川上・工藤組と清野・武井組が第1会場、栗田・海野組、横井・竹本組、青木・鶴澤組が第2会場となった。


予選ブロック戦。栗田・海野組は下位トーナメント狙いなので、無理しない方針で臨む。第1試合、うみりんは後で「なにしてたか覚えていない」と供述するほど頭も体も起きていなかったので、ここはさっさと1-6で負けておく。その後は少しずつうみりんの目が覚めてくるにつれて調子も上がっていき、結局2勝2敗で3位に。初戦の相手が2位になったが、彼らに「あの後の調子だったら勝てませんでした」と言われたくらいだから、まさに狙い通りの3位となった。

12:30 昼食

昼食はいったん第1会場まで戻らなければならない。うどんを食べながら他のメンバーの様子を聞く。横井・竹本組、清野・武井組は好調、青木・鶴澤組も1勝をあげ、女性陣は良い滑り出しのようだ。川上・工藤組は初戦を辛勝したがその後の調子は上がっていない。
結局、予選の最終結果は栗田・海野組が3位、川上・工藤組が4位、横井・竹本組と清野・武井組が2位、青木・鶴澤組が4位となった。女性陣が2ペアも2位に入るとは大健闘である。横井・竹本組と清野・武井組は明日ともに初戦を勝てばATC対決が実現する。頑張って欲しいものだ。

14:30 入浴そしてビール

2時過ぎに宿に戻り入浴。風呂から上がったら歩いて「グリーンガーデン」のテラスへ行き、ビールを飲む。これがひるがのの定番である。最初に栗田・海野が行き乾杯。2杯目を頼んだ頃に工藤ちゃん、川上くんがやってきて乾杯。さらに横井、たけちゃん、タミー、まりちゃんの女性陣が来て乾杯。気持ちの良い高原の風に吹かれながら飲むビールは最高で、うみりんが4杯飲んだのをはじめ、みんなガンガンとグラスを重ねてしまった。アルコールと疲れと寝不足で瞼が重くなってきたので、5時に宿に戻りメンバー大半が爆睡。でも、まりちゃんは宿題のレポートを書いていたらしい。エライ。

18:30 ウェルカムパーティ

去年は雨で体育館で行われたウェルカムパーティだったが、今年は予定どおり多目的広場で。パイプ椅子とレジャーシートを会場の隅に敷き詰めてATCの陣地を作る。ただ配給制の夕食は変わらず、みんなで並んでごったまぜの夕食を貰ってくる。車座になって乾杯をし、焼きそばやらステーキやら揚げ物やら魚の塩焼きやらと、とりとめのないメニューを頬張っていると、花火が上がる。50mと離れていないところから次々と打ち上げられた花火は、小さくとも近いので迫力満点。特に最後の大きな一発は火の粉がすぐ近くまで降ってきて、女性陣は大興奮。

  花火が終わると太鼓が始まる。横井さんとはなちゃんは太鼓を叩いている男性チェック。品定めをするような見る目が怖い。その後、なんとも仕切りの悪いゲームが続いて、ちょっと会場が白けたところでビンゴ大会が始まる。なんと栗田がいきなり会場で2番目にビンゴ。ステージで名前まで言わされてしまう。ただ2番目でも大した賞品は用意されておらず、結局ニューバランスの「徘徊老人」Tシャツを選ぶ。さらにまりちゃんが全体の4番目にビンゴ。ゴーセンの黄色いTシャツを選んできた。続いて川上くんもまりちゃんと色違いの青いゴーセンTシャツ、たけちゃんがソックス、つるちゃんがコーヒーのペットボトルを貰う。10人中5人がビンゴするあたり、「賞品ゲッター」サークルATCらしい結果となった。

21:30 お疲れモードの宴会

昨晩に続いて宴会に突入するが、さすがに寝不足とテニス疲れがたたっていて(工藤ちゃんは昨晩の暴言の反省もあるようだ)みんな大人しい。たけちゃんが10時にダウン、他のメンバーも辛そうで、元気なのは栗田とはなちゃんくらい。結局12時頃には解散して就寝してしまった。これで明日のうみりんは朝からしゃんとテニスができるはずだ。よしよし。

 

5/29


7:30 朝食

今日も雨がぱらついているが、気になるほどではない。みんな早寝したので、朝から元気に動いている。たけちゃんなど6時に起きてマンガをずっと読み耽っている。

9:00 順位別トーナメント

朝食後、ペアごとに各会場へ。栗田・海野組だけ1試合多いので集合が早い。第2会場の一番奥のコートで9時から1回戦。同じ宿のオジサンペアをあっさり6-1で退ける。予想通り睡眠十分のうみりんの動きが良い。他のペアも9時半頃から試合に入る。川上・工藤組は1試合目4-1から追いつかれて苦戦するが、なんとか7-5で勝ち上がる。清野・武井組は6-2で楽勝。しかし、朝に弱い横井・竹本組はボーっとしている間に成すすべなくオバサンペアに0-6で負けてしまい、2回戦でのATC対決は実現しなかった。青木・鶴澤組も善戦したが惜しくも4-6で負けてしまった。

栗田・海野組の2回戦は激しい戦いになる。2-4の劣勢から3ゲーム連取して5-4。しかも相手がここでダブルフォルト連発し0-40とトリプルマッチポイントを握る。流れは完全に来ている。しかし、ここで攻め込みながら決められず、結局5回のマッチポイントをしのがれてこのゲームを落とす。さらにその後6-5からもマッチポイントを握りながら決められずタイブレークに突入。これも激しい競り合いになったが、なんとか7-5で競り勝つ。まるで昨年の全仏オープンのクエルテンとノーマンみたいだ(そんな良いものではない)。3回戦は向こうのリズムがこちらに合ったのか、意外と簡単に6-3で勝利。賞品が貰えるベスト4を決めた。川上・工藤組も6-2で勝ち、こちらもベスト4。清野・武井組は横井・竹本組のリベンジならず、1-6で負けてしまい準決勝には進めなかった。

12:00 昼食

準決勝からは第1会場なので、栗田・海野組も川上・工藤組も戻ってきて昼食。予想通りカレーだ。準決勝は13時にコールということなので、それまでのんびりと待つ。横井とたけちゃんは初戦敗退者だけ参加できるサバイバルミックスに。大会本部で適当にオジサンと組み合わされる。二人ともペアがオジサンだと知ってスコートをパンツに履き替えてしまう。なんて奴らだ。女性陣が2人を応援に行くも、両方とも初戦敗退。ミックスはやはり組む相手次第なので、3位や4位トーナメントの人とのペアでは辛い。

13:30 準決勝、そして決勝へ

13時30分からいよいよ準決勝。3位トーナメントの栗田・海野組は山の上の15番コート、4位の川上・工藤組は下の方の3番コートと大きく離れてしまい、応援も困る。栗田・海野組は準決勝も絶好調。軽く6-2で相手をひねる。1回戦と同じくらい楽な試合だった。簡単に終わったので、急いで川上・工藤組の応援に駆けつける。こちらは大接戦。しかし、応援団が駆けつけた4-4から工藤ちゃんのストレートロブと川上くんのボレーが炸裂、2ゲームを連取して6-4で見事に決勝進出を決める。ATC2組がともに決勝戦を戦うという快挙に大いに盛り上がる。

決勝戦はまたしてもコートが離れてしまう。栗田・海野組は先に相手サービスをブレークして2-1でリードしたが、そこから2つブレークを許し一気に2-5のピンチ。うみりんのサーブをキープして望みをつないだが、結局3-6で負けてしまった。ワンダウンだけに惜しい負けだった。川上・工藤組も残念ながら0-6で負けてしまい「アベック準優勝」となったが、もちろんこれは予想以上、出来過ぎの結果なので、十分満足である。




16:00 表彰式

表彰式を待つ間に、素晴らしい女子1位トーナメント決勝を見て、特に女性陣は刺激を受けたようだ。表彰式では優勝・準優勝だけが表彰されて写真撮影もされる。準決勝で終わらないで本当に良かった。準優勝なら雑誌「スマッシュ」にも名前が出るはずだし。

スマッシュ2001年8月号記事に

4位トーナメント準優勝の川上・工藤組はTシャツとポッカの「キレートレモンウォーター」ペットボトル2箱、「ファーストドリップ」ペットボトル1箱、3位トーナメント準優勝の栗田・海野組はゴーセンの白いショートパンツと同じくペットボトル3箱、さらに銀メダルを貰う。これからは2人を「メダリスト」と呼んで貰いたい。2組が獲得した賞品を積み上げるとかなりの迫力。まるでひるがの参加チームの中でも有数の強豪サークルのようだ。本当は単なる「ゲッター」なんだけど。

   


17:30 ひるがの高原出発

宿に戻って汗を流した後、宿の前でペットボトルをみんなで分ける。女性陣には「キレートレモンウォーター」6本、「ファーストドリップ」3本を各自持って帰ってもらう。それでも男性陣には22〜23本残ってしまった。今回は帰りの荷物が重い。嬉しい悲鳴だ。

帰りに東海北陸自動車道の関サービスエリアでタミーとまりちゃんと別れ、残りのメンバーは一宮インターで降りて国道22号沿いのロイホで食事をして解散した。今回は本当に楽しい大会になったので、秋もみんなで頑張りましょう。




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