2001年秋・ひるがの高原テニスフェスティバル

3回目の参加ということで、そろそろATCの恒例行事となってきた「ひるがの高原テニスフェスティバル」。今年は大会が20周年ということで、参加者も600名近くに膨れあがり、ATCからも22名という大量参加となりました。人数だけではなく結果も上々、天気も良くて良い大会になりました。



9/1


9:00頃 名古屋出発

朝イチのハプニングは、例によって川上くん。なんと待ち合わせ前に現れた昌子車(川上・工藤・石井)にビデオ屋から戻ってくるところを発見される。返却期限がきたエッチビデオを返しにいったんだ、と工藤ちゃんに指摘されて真っ赤になって否定する川上くん。ビデオではなくDVDで、タイトルも「聖(性?)なる嘘つき」という洋モノだとか。やってくれる。

同時刻、やはりハプニングを起こしていたのが岩井ちゃん。「ひるがの」と「ひるがみ」を間違えていて、運転手のつるちゃんに一宮インターで「右!右!(中央道方面)」と叫んで指示し、鶴澤車(青木・岩井)を逆方向の小牧インターに無理矢理向かわせたとか。さすがに途中で間違いに気づいて、小牧インターで降りて戻ることに。この区間の料金は岩井ちゃんが自ら払うと申告したそうだが、では「小牧→一宮」間は誰が払うのかと、シビアなはなちゃんは突っ込んだらしい。

他の栗田車(横井・武井)、滝車(嶺澤・今井・坂納)、海野車(田村・月原・星野)、木下車(木下友・竹本・渡辺)も順調に名古屋を出発し、東海北陸自動車道に入る。しかし、前途にはなんと事故渋滞11kmという情報が。インターで降りて156号を走るか、それとも渋滞に突っ込むか悩む。インター出口もすでに渋滞しているので、結局全車渋滞に突入。しかしクルマはピタリと止まって動かない。ATC全員棄権か?どうなる!


12:20頃 ひるがの高原到着

事故渋滞は徐々に回復し、結局予定より1時間以上遅れてひるがの高原に到着。大会は1時間遅れで始まるとかで、受付をしている間に開会式が始まり、着替えている間に終わってしまったので、宿の「ナカヤ」から直接みんな会場に向かうことになる。この時に結果としてペアを置き去りにしたカタチになった昌子さんたちは、なべぞうに分水嶺公園のソフトクリームをおごらされる羽目になってしまった。


13:00 試合開始

1時間遅れで試合開始。メインの第1会場には、ミックスダブルスの嶺澤・竹本組、星野・横井組、木下・木下組。第2会場には栗田・武井組が1組だけ。第3会場に石井・渡辺組、昌子・坂納組。第5会場に工藤・青木組、川上・鶴澤組。第6会場に海野・岩井組と田村・月原組。さらにシングルスの今井くんは第7会場、滝くんは第8会場にそれぞれ1人きり。すぐにみんな試合になったようだ。


14:30 チーム対抗戦開始

1回戦で負けてしまった川上・鶴澤組、海野・岩井組はチーム戦にエントリーする。同じくシングルス1回戦負けしたボンバーも加えてチャレンジするが、あっさりこれまた1回戦負け。1勝が遠い人たちだ。

    

残るペアは順調に勝ち進む。デビュー戦のばんちゃんが昌子さんと組んで見事に1回戦突破。田村・月原組、工藤・青木組とともに2回戦まで進む。さらに石井・渡辺組は3回戦、星野・横井組と栗田・武井組は4回戦進出と、これまでにない好成績を残す。さらに、この時点でまだ嶺澤・竹本組と木下夫妻は勝ち残っている。


17:00 夕暮れの決戦

そして日も傾きかけた夕方5時。ATCメンバーが見守る中で、嶺澤・竹本組と木下夫妻が準々決勝で直接対決。ひるがので初めてのATC直接対決が実現した。試合は最初木下夫妻のペースで進むが、途中からみねさんのスマッシュが炸裂、3-3に追いつく。4ゲーム先取なので、勝負のかかった第7ゲーム、友紀乃ちゃんがサービスをキープして、熱い戦いは幕を閉じた。木下夫妻の準決勝は明日朝に持ち越されるとのこと。やれやれ、ようやく宿に戻って風呂に入れる、ビールが飲める。

ん?あれ、滝くんはどうした?全然見ていないけど、もう先に宿に帰ってビールを飲んでんじゃないだろうな?まあいいや、宿に戻ろう。と、宿に戻ってきたところで一報が。「まだ滝は勝ち残っていて、今から準決勝です」だって。なに?もう日が暮れるぞ、夕食は並んでいるぞ。うーん、しょうがない、みんなで応援に行くか。

と言うことで、みんなでかなり離れた第8会場に到着。滝くんが決勝進出をかけて戦っていた。当初は互角に見えた戦いも、あたりが暗くなるにつれて形勢不利に。ナイター設備のない中、暗闇に目を凝らしながらボールを打つ滝くんだが、相手に比べて全く見えていないことが明らかになる。時刻はすでに午後6時45分。すっかり日は落ちて東の空には真ん丸いお月様。月明かりの下で「心眼」テニスを続ける滝くんだが、それも限界。突っ立ったままボールを見送ることが増えていく。と言うか、相手はあれで良く見えるな、という感じだった。1-6。仕方ない。よくやった。帰ってみんなでビールを飲もう。


19:20 夕食

   

8時からパーティの予定。食事の時間は30分そこそこしかない。みんな風呂にも入らず着替えただけでビールで乾杯。まあ結果を残したのだから、いいか、って感じ。宿の食事は意外とボリュームがあって美味しい、が、ゆっくり味わっている暇もなく終了。移動だ移動。なのにどうして石井くんは風呂に入るかなぁ。


20:00 パーティ

いつものように小学校の体育館に移動、600人近く集まっての大パーティ。我々20人(たむりんとみねさんはダウンして宿で寝ている)は、去年と同じく最前列のコーチ達の前に陣取る。さあ、なにが当たるか楽しみ楽しみ。

滝くん、木下夫妻、みねさんとたけちゃんが、BEST8に残ったということで名前を読み上げられる。なんと3組。今回の参加全サークルで最高というすごい好成績だ。いつの間にかATCも実力派サークルになったんだろうか?

その後は、いよいよお楽しみの抽選にジャンケン大会だったのだが、これがまた全然当たらない。「ゲッター川上」も不発だし(そもそも登録したケータイに電話がかかってくる抽選でケータイを忘れてくるあたりがなんとも)、今井くんがディアドラのシューズをかけたジャンケンで最後の2人まで残ったが、期待を裏切らず(?)最後で負ける。結局のところ、つるちゃんと工藤ちゃんが商品券5000円分、岩井ちゃんがアイスクリーム券をゲットしただけにとどまってしまった。実力派サークルになると運はなくなってしまうのだろうか?

    



23:00 部屋で宴会開始

10時半に宿に戻ってから入浴。11時頃からまず男ばかりで宴会開始。やがて横井さん、まりちゃんを始めに女性陣が揃って狭い8畳部屋に20人近くがすし詰め状態。さすがにちょっと息苦しいかも。

なにせ人数が多いので、結構バラバラにみんな話している。その中で話題の中心はやはり川上くんか。朝イチ川上事件をメインに、ミックスでつるちゃんに叱り飛ばされて相手ペアにまで同情された話など、相変わらずおいしいところを持っていく。さらに友紀乃ちゃんがキノタカくんにわざとサービスをぶつけた話やら、つるちゃんが岩井ちゃんのサービスを頭にくらって、髪留めが壊れた話やら。結果が上々だっただけに、試合の話も盛り上がる。

宴会を切り上げたのは深夜1時半。明日も早いのだから、これでもしっかり寝不足である。もっとも、滝、今井、海野、嶺澤、木下貴、青木、鶴澤は部屋を移してそのまま飲み続ける。早朝に試合の木下くんは3時に部屋に戻ってきたが、残るメンバーは5時まで飲んで騒いでいた。隣の部屋で昌子さんが「うるさくて寝られやしない」と文句を言いながら高いびきをかいていた。


9/2


6:50 ミックスダブルス準決勝



第1会場で木下夫妻が準決勝に挑む。ダンナは寝不足ながら、友紀乃ちゃんは宴会にも加わらず睡眠十分で臨んでいるので動きが良い。早朝にも関わらず応援団も9人くらい加わって後押しをした効果か、軽く6-2で楽勝し、決勝戦進出。快挙だ。夕方からの決勝が大いに楽しみになる。










7:20 朝食

試合途中の木下夫妻をおいて応援団も戻ってきて朝食。みんなも8時から試合開始だから気ぜわしい。いつものことながら、うみりんはまだ酔っ払っている。今井は朝食にも起きずに寝ている。木下夫妻は試合を終えて、それぞれ会場に向かったとのこと。我々も出発だ。











8:00 男子・女子ダブルス開始

女子ダブルスは月原・坂納組が第1会場、竹本・岩井組が第2会場、青木・鶴澤組、渡辺・木下組が第3会場、横井・武井組が第4会場。男子ダブルスは田村・昌子組が第5会場、工藤・川上組と嶺澤・滝組が第7会場、栗田・木下組と星野・今井組が第8会場、石井・海野組はもっとも奥地の地図にも載っていない第9会場、とみんなバラバラに散ることになる。

さすがに今日は二日酔いが多かったせいか、土曜日ほど快進撃を続けるペアはない。男子ダブルスでは田村・昌子組と工藤・川上組が1回戦負けしてコンソレに、期待された嶺澤・滝組は朝まで飲んでいたのが響いて2回戦で敗退。星野・今井組と栗田・木下組は、それぞれあと1つ勝てばATC直接対決だったが、残念ながらともに3回戦で敗退。それにしても栗田・木下組のタイブレ負けは惜しかった。破れた相手のダブルフォルト赤堀・縣組が結局ベスト4まで勝ち進んだだけに、余計に惜しいことをしたと思う。で、最後に残ったのは、なんと完全酔っぱらいモードだったうみりんと石井くん。4回戦進出は実によく頑張った。うみりんには試合開始が遅れたことが幸いしたようだ。

女子ダブルスは、月原・坂納組が1回戦で負けてしまったが、青木・鶴澤組と竹本・岩井組は見事に初戦を突破して2回戦、横井・武井組は横井さんがガットを切りながら気づかないというボケをまじえつつ3回戦、そして木下友・渡辺組は4回戦まで進んだ。





14:00 入浴・ビールタイム





コンソレで頑張っていた田村・昌子組も3回戦で負けて、残すは木下夫妻のミックス決勝のみとなったので、みんなで宿に戻って汗を流してから恒例のお楽しみ「グリーンガーデン」でビールタイム。3テーブルに分かれて気持ちの良い高原の風に吹かれてビールを飲むのは至福の時である。






15:30 ミックスダブルス決勝戦




お待ちかねのミックスダブルス決勝戦。相手は中京大のサークルOB。さすがに強い。特に女性が上手で、木下くんの巧みなロブも通じない。少しずつ押されていく。応援団の黄色い声、野太いみねさんのオヤジ声の声援も虚しく1-4で敗退。残念。しかし、サークル一体となって戦ったこの高揚感は素晴らしい経験だったと思う。感動しているメンバーがたくさんいた。










15:30 閉会式

閉会式に出たのは3回目で実は初めてだ。なにせ今までは全然関係なかったから。今回は木下夫妻と滝くんと2組も表彰されたのだから、やっぱりすごいことだと思った。
    


17:30 ひるがの高原出発

今までになく帰りが遅くなったが、各車ごとに出発、と思いきや。宿のおばさんがシューズとサンダルを持って「誰かの忘れ物じゃないの」と出てくる。ん?これはどうやらみねさんのか?すでに出発してしまった滝車のみねさんにケータイで連絡をすると、確かにみねさんの忘れ物。滝車には途中で待っているように伝えて、昌子車が持って追い掛ける。待っていたみねさんの前に放り出されるシューズ&サンダル。全く、これだから「ウジ虫みねお」なんて呼ばれるんだよなぁ。



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