幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 10月21日 ● 痴漢が政治家をやっていた。

 昨日に続いて西村政務次官(辞任したのですから「元」をつけるべきかな)の話ですが、結局核武装とセクハラの両面から非難を浴びているようですね。僕が昨日指摘したように、強姦魔発言についても世間がちゃんと批判しているので、それは一安心といった感じです。

 で、僕はあまり知らなかったのですが、彼は以前から今回と似たようなタカ派&セクハラ発言を繰り返してきていたそうです。政務次官人事も一部ではかなり危ぶまれていたとか。今回は週刊プレイボーイというメディアのせいで、乗せられて(相手が大川豊だしね)ついつい本音を喋ってしまったというところでしょうが、だとしても、やはりそういう人物だとわかっていながら人事を断行してしまった小渕首相の責任を問われるのも致し方ないところでしょう。

 当然野党は小渕首相の責任を問おうと意気込んでいるわけですが、ちょっと不思議なのは、誰がこんな痴漢を政治家にしてしまったのか、という点。つまり政治家なのに痴漢だったのではなく、彼の場合は痴漢が政治家になってしまっていたと考えられるわけで、だとすると痴漢を推薦した自由党、そしてその痴漢を選挙で選んでしまった有権者にこそ責任があるとも言えるわけです。

 西村の選挙区は大阪。確かにあのアクの強さと本音トークはいかにも大阪人。結構ずばずばとあけすけにモノを言うので、地元では人気があるのかも知れません。痴漢でも面白ければ政治家にしてしまおうということでしょうか。で、大阪と言えば横山ノック知事。こちらも西村と同じく痴漢です。やってないと言いながら裁判で争わず金を払って済まそうとするこの知事を2期も選んだのも大阪人。

 まあ知事に痴漢を選んでも、それは選挙民にそのまま結果がかえってくるので自業自得と言えますが、国会議員は国を代表するわけですから、痴漢ではちょっと困ります。教師をやっている痴漢、警察官になりすましている痴漢なども最近目立ちます。例え政務次官は辞任したとしても、国会議員という立場は変わりません。大阪の皆さん、もう少し痴漢には厳しく対処してくださいませんか?
 

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