幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 10月18日 ● 気分はストーカー。

 昔は知り合いになると自宅の住所と電話番号、時には会社の電話番号を教え合って連絡を取っていましたが、最近は知り合ったらとりあえずメールと携帯電話番号の交換からです。我々のテニスサークルでもメンバー各人への連絡はまずこのふたつで事足りています。

 確かに時間を選ばないメールと、本人しか出ない携帯の使い勝手の良さ、手軽さはコミュニケーションの著しいコンビニエント化を達成しました。今からするとメールと携帯のなかった頃は、どうして連絡を取っていたのか不思議なくらいです。

 ところがこの簡便な2大コミュニケーションツールに頼りすぎていると、突然音信不通になってしまうことがあります。現在も一人のテニス仲間を捜索中なのですが、彼女と最後に電話で話したのが8月中旬、メールが最後に来たのは8月9日。それ以降はいくらメールを送ってもなしの礫なのです。

 最後に我々のメンバーが会ったのもすでに3週間以上前のことで、それ以降全く連絡が取れていません。携帯は新しく替えたらしく番号が変わっていてわかりませんし、メールは2ヶ月以上音沙汰なし。自宅か会社の電話番号を知っていれば、なんとか捕まえることができると思うのですが、それも知りません。手がかり無し。お手上げ状態です。

 まあ用事がなければ向こうから連絡してこないものは仕方ないや、で済ませることもできるのですが、ちょっとどうしても連絡を取りたい事柄があって必死の捜索をしているところです。今になって自宅と会社の電話番号は聞いておくべきだったなぁと反省しても後の祭り。他のメンバーも、もう一度連絡先の確認しておかなければと思っているところです。

 まあ逆に言えば、しつこいストーカー男から女性が逃げるには良い時代になりましたよね。自宅と会社さえ教えなければいいんですから、って、それじゃあまるで僕がストーカーみたいだなぁ。哀しい。
 

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