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先月末から我が家に短期ホームステイに来ているオーストラリアの女子高校生ルイーズが今朝我が家を発っていきました。わずかに4泊5日の滞在。ずっと付きっきりで世話をしていた妻はまだしも、会社に行ったりテニスしたりしていた僕などは、土曜の夜と日曜日くらいしか付き合っていませんから、まさに一瞬の台風のような出来事でした。
水曜日に関空から広島へ。一泊して木曜日の夕方名古屋に着いて、金曜日は小学校で朝礼から給食まで一通り体験、その足で市役所へ行って助役たちに会っています。土曜日はショッピングがしたいというので、名古屋栄の地下街や大須に連れていき、日曜日は観光がしたいというので、名古屋城と東山動物園へ。今日、名古屋を発って日帰りで京都観光、そのまま東京へ行き、火曜日東京ディズニーランドで遊んで水曜日オーストラリアへ帰る予定になっているのですから、かなりの強行軍です。こんなのはホームステイと言うよりも、単なる観光旅行ではないかとも思いますが、まあオーストラリアの田舎（アデレードから400km離れた人口2万人の小さな町）の高校生には、貴重な体験であることには変わりありません。
とにかく狭い我が家ですから、住環境的には恵まれていませんが、その分、妻が英語を話せる（通訳なので当たり前ですが）ことで勘弁してもらうとしても、ルイーズが大人しいのには参りました。妻の話によると、ルイーズは一緒に来ている他の子たちと比べても、年下（高校1年生）のせいもあってまだ子ども子どもしているとか。最初は遠慮して話をしないのかと思ったけれど、他の子たちと一緒にいるところを見ていても、やはり随分控え目な子のようでした。
さすがに最後の夜は、かなり打ち解けてきてくれて、うちの子どもたちとも一緒に笑いながらゲームをしたりしていましたが、最初のうちは、あまりに彼女が借りてきた猫のように大人しいので、英語が苦手な僕ですら、気を遣っていろいろ話しかけたりしてしまいました。まるで拙い初心者の英会話レッスンのようでしたけどね。
ほんの短い交流でしたが、うちの子どもたちには本当に印象的な5日間になったようです。お陰で家の中も片づいたし、ちょっと疲れましたが（妻は相当疲れたようです）これはこれで実に良い経験になりました。もっとも、今度彼女が大学生になって日本に留学してきても、このマンションでは5日間くらいが限度ですね。長期はとても無理だなぁ。あと2部屋くらい足りないもの、やっぱり。
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