今月末にオーストラリアから来る高校生の短期ホームステイの受け入れ先を捜しているという話があったのは1週間ほど前でした。妻は通訳をしていたので、もちろん英語も大丈夫だし、子どもたちにとっても良い刺激になることだろう、とは思いました。
しかし我が家は10数年前のオンボロマンション。とにかく狭い。カタチばかりは4LDKですが、80平米にも満たない家の中には、モノが溢れかえり足の踏み場もありません。来春学校にあがる娘の机の置き場すらないのに、いったいどこに寝かせるんだ、というのが最大の問題点です。
ただ災い転じて福となすというわけではありませんが、片づけ下手な妻が、留学生受け入れのために、とうとう本気でスペースを空けることを決意しました。今までは面倒がっていたのですが、今回はもう時間もあまりありません。現状のままではさすがにマズイと思ったらしく、全力投球の構えです。
とりあえず着ない服を全部処分(多分半分以下に減るでしょうね)し、子どもの遊ばなくなったオモチャも人にあげるか捨てる。それでも1人が寝るスペースは空かないので、雛人形や五月人形、扇風機やホットカーペットなど季節商品は全てスペースに余裕がある田舎の妻の実家に一時避難させることにしました。
留学してくるのは、アデレードからまたクルマで何時間もかかる本当に田舎の女子高校生らしいので(『クロコダイル・ダンディ』の世界ですね)、多分この狭苦しいマンションにはきっとビックリしてしまうことでしょう。なにせ向こうは土地だけは余っている国ですからね。ま、それもこれも日本ということで勘弁してもらうしかないでしょうな。
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